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愛読書!『楽園/鈴木光司』

Rakuen

『リング』、『らせん』等、ホラー小説で有名になった鈴木光司のデビュー作。

日本ファンタジー大賞の優秀賞受賞作品。

この度、角川文庫に収録されるというので、読んでみることにしました。

太古のゴビ砂漠。部族の若者ボグドは、美しき少女ファヤウを自らの力で迎え入れ、夫婦となるが、他民族の襲撃により引き裂かれてしまう。ボグドは、遥かかなたに連れ去られた妻の姿を求め、一人旅立つ。
そして、舞台を18世紀の南太平洋、現代のアメリカの地底湖へと移しながら、時空を超えた愛の邂逅と、戦うことにより手に入れることが出来る『楽園』の意味を描いていく。

アメリカ原住民である、いわゆるインディアンと我々モンゴロイドは同じ人種であると言われている。

まだ、ユーラシア大陸とアメリカ大陸が地続きだった氷河期に、ベーリング海峡を越えたモンゴロイドがいた。

別れた妻を取り戻すため、南周りで大陸を目指した男がいた。

巡り巡って、彼らの子孫たちが、ある種の懐かしさを抱きながら、近付いていく。

昔、果たすことのできなかった約束を取り戻すため・・・。

全く異なる3つの話が、登場人物たちさえ知らない何かに突き動かされ、繋がっていく。

こんな出来すぎた話はないと言われそうだが、だからこそのファンタジーである。

特に地底湖の話は、ジャンルや描き方は違っていても、ここから『リング』シリーズに繋がっていくんだなぁ、という「何か」があるように感じました。

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