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オススメ!映画紹介『悲しみよりもっと悲しい物語』鑑賞

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この作品が韓国で公開された頃なのかな?

サンウの写真集付きのサントラCD(輸入盤)が売ってて、イ・スンチョルの主題歌も良かったので、普段サントラとか買わないのに、買ってしまいました。

その時はどんなストーリーなのかさえ、知りませんでした。

少年時代に父親を病気で亡くした後、母親に捨てられたラジオ局のディレクターのチョルギュ。彼女も交通事故で両親と妹を一度に失った作詞家のウォン。同じ高校に通っていた二人は運命的に出会い、時には家族や友人のように、時には恋人のように一緒に生きてきた。
二人は互いに愛していたが、チョルギュはウォンに告白することができないでいた。癌に侵されたチョルギュは残り僅かしか生きられなかった。家族を失う悲しみを知っているチョルギュは、自分の死後のウォンのために彼女を一生守ってくれる男性と結婚させることを決意していた。
そんな時、ウォンはラジオ局にゲストで来ていた、カリスマ歯科医のジュンファンと知り合う。家柄も良く、聡明で快活なジュンファンはウォンの結婚相手として申し分なく、婚約者のいるジュンファンだったが、彼もウォンのことを気に入った様子だった。二人の交際は順調に進み、やがて結婚することになった。
ジュンファンの代わりに、一緒にウェディングドレスを選びに出掛けたチョルギュとウォンだったが、二人の心には深い悲しみが広がっていた。

想像はしていましたが、切ない物語でした。

韓国で一番涙の似合う男優と呼ばれるクォン・サンウ。

今回は自慢のモムチャンを披露することなく、ひたすら明るく振舞い、ひたすら悲しい青年を演じています。

ウェディングドレスの下り辺りからの泣きの演技はさすがですね。

男は愛する女の幸せを願うことが愛だという信念を貫き、女は愛する男の願いを叶えることが愛だと言う。

二人はお互いに嘘をつき、偽りの自分を演じながら、お互いを想い合っている。

一緒に戦うことだって愛だと思うのだけど、過去に悲しみを知っている二人にはそれを選べないってことなのだ。

監督&脚本のウォン・テヨンは、18年前に韓国の若者の間で一世風靡した詩人だそうである。

生まれ変わったらなりたいもの
指輪、ベッド、日記帳
君のそばにいれば、退屈しない

なんてセリフも詩的だと思うし、街ですれ違う人が止まって、サンウ一人だけが号泣してみたり、時計を逆回ししてみたり、詩的な表現が随所に見られました。

個人的に興味を持ったのは、ジュンファンの婚約者。

カメラマンという自立した仕事を持ち、婚約者以外の男性ともゲーム感覚で恋を楽しむクールな女。

それが彼女の恋愛勘とは真逆にある古典的な愛に生きるチョルギュとの出会いでどう変わるのか、もう少し掘り下げてくれたら、面白かったのですが・・・。

上映時間の都合もあるし、僕の中では少し消化不良でした。

二人の愛のために都合よく振回されたジュンファンが、かわいそうだなぁ、と同情しながら観ていたのですが・・・。

イ・ボムスの抑えた演技が知的な青年医師にマッチしていて、印象的。

二人が抱えていた悲しみよりも、もっと悲しい結末を最後まで見届けることになりますが、本当は・・・。

二転三転し、良く出来ている台本だと思いました。

周りの韓流ファンの方々に先に大号泣されてしまい、何だか乗り遅れた感じでした。

残念ながら。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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