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2010年3月

オススメ!映画紹介『マイレージ、マイライフ』鑑賞

Mile_life

移り変わりの激しいショー・ビジネスの中で、ジョージ・クルーニーが関係する作品だけは、毎年アカデミー賞にノミネートされる。

【ハリウッドの良心】とも呼ばれる彼の、まさに良心的な作品でした。

企業のリストラ請負人として1年の殆どを出張している独身貴族のライアンは、今日も無駄のない動きで空港のゲートを通り抜け、会員優先デスクでホテルにチェックイン。同じく出張で全国を飛び回るアレックスと知り会ったライアンは、自分と同じ価値観を持つ彼女と意気投合し、そのままベッドを共にする。
ある日、ライアンは新入社員のナタリーの教育係に任命される。ナタリーは優秀だが典型的な現代っ子で、経費削減のため出張せずにリストラが出来る合理化案を提出していた。しかし、ナタリーは、リストラされる社員の様々な人生に衝撃を受け、更に、恋人からメールだけで別れを告げられたことに心を乱されていた。
一方、ナタリーとの出張を続けながら、アレックスとの逢瀬を計画していたライアンも、人生で初めて、バックパックに入らないものを背負ってみても良いかも、と思い始めていた。

リストラ・エージェントというのが、現代的だし、リアリティがありますよね。

しかも、TV電話システムでリストラを言い渡すというナタリーの提案も今どきっぽいです。

ジョージのダンディっぷりに、そして大人も恋するとカワイイなぁ、という演技が素敵でした。

ナタリー役のアナ・ケンドリックの硬い感じも、合理的なのだけど、融通の利かない優等生の若者って感じが出ていたなぁ。

アレックスのオチは何となく見えていたけど・・・。

ヴィラ・ファミーガの大人のオンナっぷりも、分かりやすいけど。

リストラにしろ、恋人との別れにしろ、伝える側の心の動揺とか、体温みたいなものを感じたい、ってことなんですよね。

分かる気がします。

優等生のナタリーが、どんなビジネス・ウーマンに成長するのか、少し気になりました。

今回のジョージ・クルーニーも、やっぱり良かったみたいです。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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オススメ!映画紹介『シャーロック・ホームズ』鑑賞

Sherlockholmes

コナン・ドイルの『名探偵シャーロック・ホームズ』を主人公に、ガイ・リッチー監督が作り出したオリジナル作品だそうだ。

1891年のロンドン。名探偵シャーロック・ホームズは、相棒のジョン・ワトソンとともに新たな難事件に挑むことになる。
貴族でありながら秘密結社を結成し、魔術で世界を操ろうと企むブラックウッド卿を捜し出して捕まえるというものだった。非情な野心とずば抜けた頭脳を持つブラックウッド卿は、ホームズとワトソンにとって恐るべき相手であった・・・。

僕が持っているホームズのイメージと違った。

ロバート・ダウニーJr.の魅力を活かした肉体派なホームズでした。

原作では、日本に渡って、格闘技を学んでくるという逸話もあるらしく、全く原作を無視した設定ではないそうです。

『アイアンマン』シリーズで、アクションも出来ることも実証済みの彼ですが、ガイ・リッチー監督らしいドタバタ感というか、なかなか似合っていました。

ワトソンが婚約したことで、フィアンセに嫉妬(?)しているらしいです。

コンビ解消の危機なのですが、ホームズのピンチの時にはちゃんと助けに来てくれるワトソン君。

これをセクシー派(?)のジュード・ロウが演じている訳で、なかなか微妙な味付けが妙ですよね。

これはこれでありだと思いました。

パート2があるならば、また観てみたいです。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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愛読書!『怪盗探偵山猫/神永学』

Yamaneko

『心霊探偵八雲』シリーズの神永学氏の幻のサスペンスが文庫化。

現代のねずみ小僧か、はたまた世紀の大泥棒か?
痕跡を残さず金を盗み、ついでに窃盗に入った先の悪事を暴く謎の人物【山猫】。
出版社社長が殺された。現場には【山猫】が窃盗に入ったというしるしがあった。
しかし、世間をにぎわすこの怪盗の信条は「人を殺めないこと」のはず。
被害者の元部下だったライターの勝村は事件を追い始める。

肩肘張らずに、スルッと読めました。

自分を記者として育ててくれた元上司の死の真相を探りたいライターと、無実の罪を着せられた怪盗が手を組んで事件を解決する。

警察の動きが妙に早くて、ろくな捜査もせずに、山猫の犯行ということになってしまう。

この辺りは、『笑う警察官』が話題になった後だけに、警察が事件の裏に絡んでいるんだろうなぁ、というのは推測できてしまうのだけど・・・。

勝村の大学時代の先輩で刑事のさくらとの淡い恋も、良い雰囲気を出している。

文庫発売を機に、続編の準備に取り掛かることになったのだとか。

【山猫】でつなぐのか。

勝村とさくらのコンビでつなぐのか。

それとも、新しいストーリーを勝村に追わせるか・・・?

期待してしまいます。

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ラグビー2010春!関東代表vs九州代表@秩父宮ラグビー場

1ヶ月振りの秩父宮。

三地域対抗って、いつも寒い記憶がある。

天気予報では夕方から雨だったけど、降らなかったですね。

対戦前は、日本代表の当落選上にいる選手を多く擁する関東の方が有利かな、とも思っていました。

でも、組織力という点では、コーラ、サニックス、九電の3チームで編成し、地元っ子の多い九州の方がまとまっていたような気がしました。

でもね、関東代表のメンバー、良いですよね。

三井、曽我部、岳人、覚来に、現役の有田、英里と、何気に早稲田系。

そこに竹本隼太郎と篠チャンのサンゴリアスが加わるというメンバー。

観客席では矢富ファミリーも見かけましたよ。

曽我部は、クイックパスとか、ノールックパスとか見せるのだけど、脚を攣ったらしくキックが・・・。

東京ガスに進んだ岳人君は久し振りに観ました。

早田は、なぜか地元の九州代表で出場していました。

ミスが多かった割には、34-10で関東代表が勝利。

まぁ、そんなに期待もしていなかったので、こんなもんですかね。

来週からは全早慶明戦ですね。

4月18日の全早明戦は、元木選手の引退試合となっています。

最後の花道に、どんな選手が顔を見せてくれるのでしょうか。

楽しみだな!

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オススメ!映画紹介『フィリップ、きみを愛してる!』鑑賞

Phillip

こちらも実話を元にしたラブストーリー(?)。

小さな町の警察官だったスティーヴンは、事故をきっかけに自分に正直に生きることを決意する。想いを寄せる相手が男性であることを、妻のデビーにカミングアウトする。
フロリダでボーイフレンドと豪遊生活を続けるために、詐欺を繰り返した彼は刑務所へ収監さるが、そこでフィリップと運命的に出会ってしまった。スティーヴンの猛烈アタックに戸惑っていたフィリップもやがて恋に落ちていく。移送が決定したスティーヴンは、フィリップに「きみを愛してる!」と叫ぶのだった。
3ヶ月後、釈放されたスティーヴンは弁護士と偽り、フィリップの刑期を短縮させ、出所させる。二人だけの生活を手に入れたスティーヴンは、彼を弁護士だと信じているフィリップを幸せにするため、嘘の履歴書で大企業のCFOに抜擢され、手腕を発揮する。
しかし、仕事や同僚に退屈を覚えた彼は、会社の資金を横領し、不正に莫大な利益を得て、フィリップとの生活につぎ込んでいくが、横領がばれてしまう。自分が騙されていたことに気付いたフィリップは、二人の愛の巣から立ち去ることを決心する。

ん・・・。

変幻自在に表情を変えるジム・キャリーは、相変わらず楽しいのだけど・・・。

ユアン・マクレガーになよっとした青年を演じているのが、何か座り心地が悪かったみたいな・・・。

普段はマッチョ同士で、二人っきりの時だけは・・・って方がリアリティあると思うのだけど。

まぁ、実話ベースなので、仕方ないのですけどね。

終盤、病気に伏していく(?)、ジム・キャリーの痩せっぷりは見事でした。

冗談みたいな実話ということで面白い題材ではあると思いますが、後は好みの問題ではないでしょうか。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『しあわせの隠れ場所』鑑賞

Kakurebasho

主演のサンドラ・ブロックが、悲願のオスカーを受賞した感動作。

米南部ミシシッピのスラム街に生まれた黒人の少年マイケルは、家も寝る所もなく、ホームレス同然の生活をしていた。
真冬の夜、Tシャツと短パン姿で歩いていた彼に、白人女性リー・アンが声をかけ、豪華な邸宅にマイケルを招き入れる。最初は憐れみから一夜の宿を貸しただけのつもりが、愛に溢れた暮らしに喜ぶマイケルを家族として迎え入れていく。
学校の成績はよくないマイケルだったが、大きいけれど敏捷な肉体と、仲間を守る保護本能に秀でた心は、アメフット選手としての才能を開花させていく。家族の応援のもと、マイケルは注目の選手となり、あらゆる有名大学からスカウトが来るようになるが・・・。

この作品は、NFLで活躍するマイケル・オアー選手の実話がベースになっている。

とにかく、サンドラ・ブロックがパワフルに物語を引っ張っていく。

『スピード』でアクションの出来る女優として認知され、その後、ラブコメやサスペンスなど様々な作品に顔を見せていた彼女ですが、何か足りなかったような気がするのだけど、この役は本当に納得できる演技でした。

実は本物のリー・アンさんは、もっとパワフルでクレージーな女性なのだそうです。

昨日まで見ず知らずな黒人少年を、いきなり養子にしてしまうという役づくりに悩んでいたところに、本人と会ってみて、もうそんなのを超越したところに彼女はいたそうです。

そんな突き抜けた感が、清々しく、スクリーンに映っていました。

そして、家族一人一人が非常に魅力的でした。

観たい映画のジャンルとしては、公開中の作品の中では一番ではないかな。

どなたにでもオススメできます。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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愛読書!『どうせ今夜も波の上/椎名誠』

Naminoue

椎名さんの『赤マント』シリーズも久し振りです。

旅やグルメ(酒)、草野球やあれこれを、綴った連載エッセイ。

60歳を迎えても、矢継ぎ早の超過密スケジュールというのが笑えます。

ポルトガル旅行のネタが出てくるので、『ひとりガサゴソ飲む夜は』と執筆時期は被るのですね。

でも、同じネタを薄めて書いているということではなく、ご本人も書いているのですが、取材で見聞きしたことはそちらを読んでもらって、こちらではその前後(主に夜?)に起きた笑える話や、身の上に降りかかった憤りが綴られています。

しかし、絶え間なく動いているよな。

国内は毎日あっちこっちに移動して、海外も・・・。

続けて行った方が楽なんじゃない?と思っても、他の仕事が入っていて、一端、東京に帰ってこなくちゃいけなかったりして・・・。

このシリーズは現在も継続中なので、何処まで続くのかなぁ。

沢野ひとしさんのイラスト&あとがきも、何気にいつも楽しみにしています。

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オススメ!映画紹介『NINE』鑑賞

Nine

『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が再びブロードウェイ・ミュージカルを映像化。

1人の映画監督と彼を取り巻く女性たちの関係を、オスカー受賞俳優を並べた豪華キャストによる圧巻のパフォーマンスが話題。

1964年のイタリア。世界的な映画監督グイド・コンティーニは、新作の撮影を控えていた。しかし、クランクインを目前にしながらも映画の構想はまとまらない。
妻ルイザはグイドの心の支えだったが、彼の周囲は妻だけでなく、愛人カルラや主演女優のクローディアなど、常に女性が取り巻く。
やがて、カルラからは愛想を尽かされ、映画へのプレッシャーと女性たちとの関係に追い詰められたグイドは、いつしか自分の幻想世界へと溺れていく・・・。

・・・んーーーっ。

これだけ豪華キャストで、ゴージャスな雰囲気がいっぱいの映画なのに、胸に残るものがなかった。

ケイト・ハドソンのステージは圧巻だったし、ジュディ・デンチの永遠の親友とも言える衣装係とか良かったと思うのだけど。

この作品でベネロペだけがオスカー候補になったけど、艶やかな愛人役なんてこれまでも演じてきているし、この作品でこそ、という感じでもなかった。

むしろこの作品では、監督の母親を演じたソフィア・ローレンだろう。

監督の女性観を決定づけたインパクトのある女性というのに申し分ない迫力。

彼女って、特別功労賞みたいのしかもらってないのですよね。

この作品で助演賞をあげれば良かったのに、と正直思えるほどの演技でした。

ミュージカル作品の映画化も定番化してきているけど、劇シネみたいなのも流行っているのだし、そのまま映画にするんじゃなくて、映画としてきっちりと成立するような作品にして欲しいなぁ、と思いました。

正直、しんどかったです。

(満足度:★★★、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『スイートリトルライズ』鑑賞

Sweet_little_lies

江國香織の小説の映画化。

読んだ時、瑠璃子さんに生活臭みたいなのがなくて、リアリティが感じられなかったのだけど、中谷美紀という女優はアリかなと思いました。

テディベア作家の瑠璃子とIT企業に勤める聡は、子供はいないが、今でも恋人同士のような雰囲気がある夫婦。しかし、最近では肉体関係はなく、聡は鍵をかけた自室でTVゲームをする時間が増えている。
瑠璃子の個展に、非売品のベアを譲ってほしいと懇願する春夫がやって来る。瑠璃子は彼の実直さに心を打たれ、そのベアを譲る。その後2人はレンタルビデオ屋で再会し、恋に落ちる。
聡は大学のOB会で、後輩のしほと再会する。積極的に聡にアプローチするしほに惹かれた聡はデートを重ねる。しほは聡を伊豆へダイビングに誘う。聡は瑠璃子も伊豆へ連れて行くが、海に入らない瑠璃子に隠れてしほと体を重ねる。その頃、春夫も伊豆に現れ、瑠璃子と共に時間を過ごしていた。
伊豆から帰った後、春夫が恋人と破局を迎えることになり、瑠璃子も春夫から去ることを決める。しかし、聡はしほとの関係を続けていた。
ある日瑠璃子は、近所の老女・君枝が飼う犬のビンゴが死んでいるのを見つける。ビンゴを庭に埋葬した瑠璃子と聡は久しぶりに一緒のバスタブに浸かり、静かで暖かい空気が流れる。

こういう作品が日本で認められるのは難しいと思う。

誰もが心に満たされないものを抱いていたとしても、それを埋め合わせるために行動に出る人は少なく、二人のダブル不倫というのは理解し難いものがある。

でも、これはもしもの物語である。

夫を大切に想いながら、別の男に惹かれてしまう妻。

妻を愛しながら、昔馴染みに安らぎを覚える夫。

「人は守りたいもののために嘘をつく」

「二人でいても寂しいもんなんだよ」

印象的なセリフを散りばめながら、物語は進んでいく。

小説では妹の文が二人が関与していくけど、映画では犬のビンゴと飼い主の老婆が二人をつなぐ。

原作よりも一歩進んだ形で物語は完結する。

中谷さん、美しいです。

大森君、優柔不断な優男ってのもハマってました。

春夫を演じた小林十市は、噺家の柳家花禄の兄上で、バレリーナだそうだが、非常に雰囲気がある。

バレイ界から俳優に転じる人は多いし、芸達者な花禄の兄弟だけに器用なのでしょうね。

監督とは過去に仕事をした池脇千鶴は、不倫する女の子にしては幼い感じがするが、まぁ、現実とはそんなものだろう。

作り物っぽい世界の中で、ある意味で一番リアルなのかもしれない。

個人的には自分の部屋に鍵かけちゃうのはやり過ぎだと思うけど、これはこれでアリな世界なのかな、と思う次第です。

スガシカオの主題歌が雰囲気があって「◎」。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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愛読書!『春を嫌いになった理由/誉田哲也』

Haru_kirai

誉田哲也=警察小説のイメージもあるけど、そうでない作品も多いです。

これはTV番組制作を題材にした、ホラー&ミステリーですかね?

秋川瑞希は外国語が堪能であるが、今は定職についていないフリーター生活者。テレビプロデューサーである叔母から、特番のために来日する霊能力者・エステラの通訳兼世話役を押しつけられる。
嫌々ながら参加したロケ現場。エステラの透視通り、廃ビルから男性のミイラ化した死体が発見された!ヤラセなのか、それとも本当に・・・?
更には、生放送の本番中のスタジオに殺人犯がやって来るとの予言が・・・!?

400ページ近くて、結構厚いのだけど、一気に読めちゃえました。

本当に、読み始めたら止まらない感覚。

瑞希たちの取材の状況と、中国から密航してきた兄妹の日常が交互に描かれていきます。

どこかで交わるのだろうなぁ、と考えちゃうと、割と早くに物語の展開が読めてしまいます。

ただ1点を除いては・・・。

まぁ、でもその1点も、エステラが瑞希に終始ねぎらいの言葉をかけたり、番組制作を監視している(?)警察官の描写から、もしかして・・・と思ったらそうでした。

上手く作ってあります。

この作品は初期作品の文庫化で、以後ホラー系は書いていないのだとか。

瑞希と叔母、制作会社のスタッフのキャラクターも面白いし、

半年毎の特番時期でエステラ(や別の霊能力者)が来日する、

という設定で続編とかいけるのではないでしょうか。

楽しみに待っていたい。

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Jリーグ2010!第3節・横浜Fマリノスvs川崎フロンターレ@横浜・日産スタジアム

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今週は横浜でした。

横浜vs川崎の神奈川ダービー。

俊輔と稲本がJに復帰。

観たい二人でしたからね~。

メインの高い席で観戦しました。

もう少し中央だと思っていたら、結構、端だったけど。

個人的に楽しみにしていた中村対決は、憲剛が負傷療養中でお預けでした。

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序盤に動いたのは横浜。

横浜のシュートをセーブした球が俊輔の前へ。

魅惑のレフティーはそこからミドルシュート!

ゴール左隅にスーッと入りました。

ずっと練習していて、描いていた通りなのだとか。

俊輔は後半にはアシストもあって、大活躍。

それに触発されたか、プロパーの山瀬も2ゴール。

本日のマン・オブ・ザ・マッチを二人が獲りました。

川崎の方はですね、やっぱり憲剛がいないからなんですかね?

ピリッとしませんでした。

稲本と言えば、守備的MFでありながら、スルスルッと上がって来て、ゴールに絡むというイメージがあるけど、前半ロスタイムにシュートを放ったけど、基本的には守備に徹してましたね。

泰世も攻めてたけど、中澤に止められてました。

もう少し接戦を期待していたのだけど、4-0の大差でFマリノスの勝利でした。

こうして世界のトップで戦ってきたプレイヤーを観るのは嬉しいですね。

タイミングが合えば、今度は等々力の近い距離で観たいですね。

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オススメ!映画紹介『ハート・ロッカー』鑑賞

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今年のアカデミー賞の最も話題をさらった作品。

さすがに混んでました。

「アカデミー賞獲るまでは、注目されてなかったんだけどね」と、僕の隣りに座っていたカップルの男子が物知り顔で話していたけど、別にそんなこともないと思うのだけど・・・。

2004年夏、イラクのバグダッド郊外。爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中でも、最も死を身近に感じながら作業をするスペシャリスト軍団。いつものように爆弾処理を行っていたが、退避しようとしたその瞬間に爆弾が爆発。1人が殉職してしまう。
代わりに中隊のリーダーに就任したのはウィリアム・ジェームズ二等軍曹。しかし、彼は安全対策も行わず、まるで死を恐れないかのように振る舞い、周囲を驚かせる。補佐するJ・T・サンボーン軍曹とオーウェン・エルドリッジ技術兵は、不安を募らせていく。

リアリティを追求するために有名な俳優は起用せず、ドキュメンタリー・タッチな緊迫感溢れる画面で、自分も爆破処理の現場に立ち会っているような臨場感が味わえる。

この男臭いドラマを女性監督が撮っているというところが、なかなかユニークではあります。

自分を危険な状況に追い込まないと生きている感覚がなくなってしまう、そんな心理状態。

正直、今の時代の日本人にはなかなか想像し難いかもしれません。

忙しくしていないと倒れてしまうサラリーマンとかってレベルではないですよね。

正直、ノミネートされていた他の作品の方が感動できるものはあると思うし、好みの分かれる作品だと思います。

敢えて言うと、話題になっているからと言って、猫も杓子も観なくちゃいけない作品ということではないと思います。

デイトで観るんだったら、他の作品をお奨めしますよ。

それでも、あの時、そこで何が起きたのか、知ることはできる。

そして、それは、今もこの星の何処かで続いているのだ、と。

そんなビミョーな作品のような気がしました。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『ニンジャ・アサシン』鑑賞

Ninja_assassin

ピ君のハリウッド進出は割りと早くから噂されていた。

しかも、あの『マトリックス』のスタッフ陣による、マーシャルアーツを主体としたアクション映画とのことでした。

幼い頃、秘密の暗殺集団“小角の一族”に拾われた雷蔵は、最強の殺し屋として育てられた。しかし、仲間でさえも情け容赦なく処刑する一族のやり方にショックを受けた雷蔵は、組織を抜け、復讐のチャンスを待っていた。
欧州警察組織ユーロポールの捜査官ミカは、莫大な額の金の動きを発見する。それは相次ぐ政治家暗殺事件と正体不明の暗殺者の闇ネットワークを結びつけるものだった。機密ファイルから殺人事件の真相に迫ろうとするミカを葬るため、小角の一族は殺し屋集団を送り込む。暗殺者・武の襲撃を受けたミカは、窮地のところを雷蔵に救われる。
しかし、一族は二人を抹殺するまで追跡をやめようとしない。雷蔵とミカは、ヨーロッパ各地を巡りながら、決死のチェイスを繰り広げていく。

『マトリックス』の時も言われたことですが、抜け忍の復讐劇という設定は、日本のマンガ文化の影響をモロに受けています。

ノリ的にはB級映画。

展開も無茶苦茶で、ツッコミところ満載。

だけど、一流の人たちが撮っているわけですからねェ。凄いです。

普段から鍛えているピですが、更に絞り上げてバキバキな筋肉で暴れます。

それだけでも観る価値あるかも。

ケインの父上のショー・コスギ氏が、一族の頭領役で登場。

ハリウッドの中のニッポンを支えてきた人だけに、良い味出しています。

忍者なので(?)、夜など暗いシーンが多かったのですが、もう少し明るいところで、驚異的なアクションはスローモーションを駆使して、はっきりと観たかったような気がします。

真剣で人をぶった切るので、血飛沫がドバッと出ますので、苦手な人はダメかも。

それでも、韓流グループの皆さんからは拍手が起こっていました。

彼女達のパワーには敵いませんね~。

(満足度:★★★、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『渇き』鑑賞

Kawaki

『JSA』や復讐三部作のパク・チャヌク監督が、カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した作品。

韓国版のヴァンパイヤ+ラブストーリーを監督らしいコミカル&バイオレンスな味付けをした作品でした。

カトリックの神父サンヒョンは、病気の信者の命を祈りで救えないことを嘆き、致死率100%という謎のウイルスのワクチン開発の人体実験に身を捧げる。
生死の境を往来するも、輸血によって一命を取り留めた彼は奇跡の生還を遂げる。
教会に戻ったサンヒョンは、幼馴染のガンウと再会し、妻テジュを紹介される。テジュのあどけなさの中に潜む色気に、サンヒョンは心をかき乱す。病弱な夫と威圧的な義母との生活にくたびれていたテジュも、サンヒョンに惹かれていく。
サンヒョンの身体は輸血の影響からある異変が起こり始めており、ついに欲望を抑えきれず、サンヒョンとテジュは互いを求め合い、かつて体験したことのない快楽に溺れていく。
そして、2人は共謀してガンウの殺害を企てて・・・。

名優ソン・ガンホが、ヴァンパイヤと聖職者としての立場の間で苦悩する神父を演じています。

一度は欲望に負けるのだけど、必死に理性で押さえ込もうとしているのが、印象的。

一方、新人女優のキム・オクビン演じるテジュは、幸薄い健気な妻として地味に登場しながら、枷が外れた途端に、徐々に派手に、官能的になっていく。

抑圧から解放されたかったのか、初めからそうだったのか。

とにかくイクところまでイってしまうという、難役なヒロインを見事に演じている。

カン・へジョンが『オールド・ボーイ』でブレイクしたのと、重なると言って良いのかな。

楽しみな女優さんです。

個人的に好きな俳優であるシン・ハギュンも『JSA』でブレイクしたのでした。

『復讐者に憐れみを』以来のチャヌク作品。

病弱な亭主という役は、不気味だったし、非常に笑わしてもらいました。

韓国ドラマの母親といったらこの人のキム・ヘスクも良いのか、こんな役?的な演技で笑いました。

前作の『サイボーグ』はオモチャ箱をひっくり返したような楽しさだったけど、今回はグロテスクなのにコミカルという不思議な世界。

パク・チャヌク監督は、一体、何処に向かっているのだろうか?

でも、次回作にはまた期待してしまうのだろうな。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『抱擁のかけら』鑑賞

Houyou

ペドロ・アルモドバル監督が贈る究極の愛の物語。

2008年、マドリード。脚本家のハリー・ケインは、かつては本名のマテオ・ブランコの名前で映画監督をしていたが、14年前のある事件をきっかけに視力を失い、名前を変えて生きてきた。事情を知るエージェントのジュディットと彼女の息子・ディエゴが、ハリーの生活や仕事を手助けしている。
ある日、ライ・Xという男が脚本の依頼でハリーを訪ねて来る。「父の記憶に復讐する息子の物語」と聞き、ハリーは「自分向きではない」と断るが、彼が実業家エルネスト・マルテルの息子であることに気が付く。ハリーはディエゴに過去の話を語り始める。
1994年、マテオはコメディ映画の準備をしていた。エルネストの愛人だったレナは女優になる夢を追いかけるため、オーディションを受けに来る。マテオは彼女を一目見るなり心を奪われ、映画の主役に抜擢する。撮影中に恋に落ちた二人はリゾート地へ駆け落ちする。しかし、マテオが製作を中断した映画が完成したという広告や、プレミア上映での酷評記事が出ていることを知り、確認のためにマドリードに戻ろうとしたマテオとレナを引き裂く事故が起こってしまう。

主演のベネロペ・クルスの魅力満載の映画でした。

会長秘書という普通のOLとして登場し、愛人となり、女優となり、最後は愛に生きるオンナになる。

女優時代には色々なウィッグを被り、色々なファッションを見せます。

ある意味で対極にあるように思われる、オードリー・ヘップバーン風の髪型と衣装というのが、意外といけていました。

監督とは4度目の映画なので、非常に伸び伸びと奔放に演じていました。

ベネロペみたいな情熱的な女性が目の前にいたら、皆、メロメロになっちゃうだろうなぁ。

年老いた愛人が最後の相手となる彼女に執着するのも、分からなくはない。

それが悲劇になるのだけど。

現代のパートでは、ハリー、ジュディットとディエゴの関係が絶妙。

レナのことで多少わだかまりもあったけど、一番しっくりいく二人が形成する擬似家族。

でも、本当は・・・。

愛を失って、死んだまま生きてきた映画人が、真実を知って、再生する物語。

割と好きだな、こう言う感じ。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『花のあと』鑑賞

Hananoato

藤沢周平の短編時代小説から素敵な小品が誕生しました。

『時かけ』の舞台挨拶後、新宿から銀座へ移動。

こちらも初日舞台挨拶付きでの鑑賞でした。

江戸時代。東北地方にある海坂藩。満開の桜。男顔負けの剣の遣い手である以登は、父・寺井甚左衛門の許しを得て、藩随一の剣士・江口孫四郎と、ただ一度だけ竹刀を交える。激しく竹刀を打ち合いながら、以登は生まれて初めて恋心を感じていた。しかし、以登には家の定めた片桐才助という許婚がおり、孫四郎への想いは決して叶わぬ恋と、武家の娘としての自分の運命を静かに受け容れていた。
海坂に雪が舞う頃、以登の元に、江戸に使者として出向いた孫四郎が自ら命を絶ったとの報が舞い込んでくる。藩の重職・藤井勘解由に謀られ、窮地に陥った末のことであった。そのあまりにも卑劣な行為に、以登は剣を手に取る。孫四郎への想いのために、そして、人として守るべき「義」を貫くために。激闘の末、以登は勘解由への復讐を叶えることが出来た。そんな以登を温かく見守り、そっと手を差しのべたのは才助だった。
孫四郎と出逢いからちょうど一年後。海坂にまた春がやって来る。満開の桜の下を歩く以登の数歩先には、のんびりと歩く才助の姿があった。

過去の『蝉しぐれ』や『山桜』は好きな作品なので、今回も期待していました。

そして、北川景子、パーフェクトです!

事前のキャンペーン活動で、その男っぽりの良さをアピールしていましたが、なるほどなぁ。

女性が女性として生きるには窮屈だった江戸時代。

そんな中、以登は男と対等であろうとした女性。

武家の娘としての運命を受け容れながら、でも自分の信念は貫き通そうとする。

孫四郎に惹かれたのも、ルックスではなく、女性相手であっても試合では手加減しない剣捌きに感動したことが始まり。

非常にストイックな感じが素顔の彼女に見事とシンクロします。

女性らしい奥ゆかしさと、女剣士として凛々しさも見事にこなしていました。

そして、許婚の才助を演じた甲本雅裕が素晴らしい。

後に昼行灯と評されるように、許婚が別の男に惹かれているのを知っても、そばにいて、応援してあげる度量の大きさ。

やぁ、あの笑顔には参りますね。

それ以上やりすぎるとという微妙な匙加減で、嫌味にならないキャラクターを作り上げていました。

そして、ヒールとなる藤井勘解由を演じた亀治郎の悪役っぷりが見事。

本当に憎々しい表情で演じていました。

時代劇の王道である勧善懲悪というのが分かりやすくて良かったですね。

春、夏、秋、冬、そしてまた春と、日本の四季が映し出されます。

登場人物たちの感情の部分も含めて、日本らしさとは何か、そんなことを突きつけられていたような気がします。

年配の方が多かったですが、若い世代もチラホラといました。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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オススメ!映画紹介『時をかける少女(2010年版)』鑑賞

Tokikake2010

僕の中では『時かけ』と言えば、何と言われようが原田知世。

何しろアニメと特撮物以外で初めて観た映画が『時かけ』と『探偵』の2本立てでした。

前作からのファンも、2006年のアニメ版からのファンも楽しめるという前評判。

初日舞台挨拶付きで鑑賞しました。

2010年。高校3年生の芳山あかりは、母・和子が薬学者として研究を続けている大学に合格する。ある日、和子の幼なじみの吾郎が近所の洋館の老夫婦から託された昔の写真を和子に届けたことから、和子が交通事故に遭い、意識不明の昏睡状態に陥ってしまう。
あかりが病院を訪れると、和子は一瞬意識を取り戻し、「1972年4月に戻って、初恋の人・深町一夫との約束を果たすのだ」と呟く。そんな母の代わりにタイム・リープをして、深町一夫にメッセージを伝えることを決意する。しかし、あかりがやって来たのは、1974年2月だった。
そこで出会った映画監督志望の大学生・溝呂木涼太に協力してもらいながら、あかりは深町一夫を探すことにする。

なかなか良かったですね~。

アニメ版では主人公を声だけで演じた仲里依紗ですが、実写版でも走る、走る、走る。

明るくて、元気で、人見知りもせずに、常に飛び跳ねているあかり。

アニメ版の真琴もとにかく明るく、能天気だったけど、あかりは母子家庭で育ったと言う少し暗い部分も持っている女の子です。

もう本当に等身大の女の子として仲里依紗が演じていました。見事!

そんなあかりの初恋の相手となる74年の大学生・涼太を演じた中尾君。

普段は弟キャラだったり、最近はヤンキー役が続いていたけど、純情だけど頼れるお兄ちゃん的な役を演じていました。

いやぁ、この二人のやり取りが可愛らしくて、微笑ましくて、キラキラしていました。

そして、74年の芳山和子を演じた石橋杏奈がまた良かったです。

いかにも現代っ子のあかりの茶髪に比べて、真っ黒な髪で、非常に奥ゆかしい古風な女の子のイメージ。

原田知世とは容姿が全く違うのに、土曜日の実験室のシーンのクオリティの高さに参りました。

仲里依紗はどちらかと言うとマニア受けする女優ですが、石橋杏奈はもっと王道に行くようなタイプのような気がする。

そして、現代の和子を演じたのは安田成美。

どうせなら知世ちゃんに演じて欲しかったけど・・・。

まぁ、ルックス的に彼女が高校生の母親役を演じるのは無理がありますよね。

映画の冒頭は研究に没頭する和子のシーンから始まるのですが、これが前作のラスト、オカッパ頭にパットを詰め込んで、女ッ気もなくたたずむ知世ちゃんに似ていなくもなくて、心を鷲掴みにされました。

若き日の両親の恋に応援するのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』しています。

とにかく楽しくって、でも切なさがあって、ラストの愛しい人を離れ離れになる悲しみまで・・・。

感情の触れ幅が大きくって、見応えがありました。

映画では未来人と関わった人たちの記憶が消されます。

だけど、心に残った感情は38年経っても消せません。

今回、涼太が大学の映画サークルで8mm映画を自主制作しているという設定で、記憶と記録というコントラストが印象的でした。

青春映画として、誰でも楽しめると思うし、今の中高生にこそ、観てもらいたいなぁ。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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オススメ!映画紹介『ニューヨーク、アイラブユー』鑑賞

Ny_love

ニューヨークを舞台に、さまざまな愛の形を描いたアンサンブル・ムービー。

『パリ、ジュテーム』のNY版として企画されたそうだ。

日本の岩井俊二監督や女優のナタリー・ポートマンの初監督作品をはじめ、世界各国の多彩な監督が参加している。

印象的だったストーリーを上げていくと・・・。

スリを生業とする青年ベンは、中年紳士ギャリーから財布を盗む。中に入っていた写真の美女モリーを偶然、街で見かけたベンは・・・。

ヘイデン・クリステンセンとアンディ・ガルシアの新・旧(?)イイ男対決が見どころ。

アパートにこもって映画音楽を作曲する音楽家デイヴィッドは、顔も知らない監督アシスタントのカミーユからの電話で、監督の奇妙な指示を伝えられる・・・。

岩井俊二監督の作品。声から始まる恋っていうのが想像力をかき立てる。

最近失恋した17歳の青年は、近所の薬剤師リッコリから、卒業プロムに一緒に行くようにと美しい娘の写真を見せられる・・・。

若い男の子だったら、憧れる展開かもなぁ・・・。

元オペラ歌手のイザベルは5番街のホテルにチェックイン。足に障害のある外国訛りの若いホテルマンと出会う・・・。

幻想的で、シャイア・ラブーフの演技が印象的。

セントラル・パーク。黒人青年ダンテが、幼い白人少女と遊んでいる。ダンテは少女を母親マギーのもとへ連れて行き、明日も迎えに来るように頼まれる・・・。

ナタリー・ポートマンが監督した作品。彼女は女優としても他の短編に出演しています。

チャイナタウンで働く若い女性を、記憶を頼りに描き始めた画家。だが、どうしても彼女の目だけが描けなかった・・・。

アジアン・ビューティーの代表格スー・チーが印象的。アメリカで大活躍する中国人が多いので、当然のセレクトなのかもしれません。

『パリ、ジュテーム』では、それぞれの監督の個性を活かしながら、でもバラバラな印象でした。

しかし、今回は同じ空気感を共有しています。

それは、ラストと各エピソードの合間に【つなぎ】として挿入される、ビデオアーティストのゾーイのエピソード。

至る所で愛が生まれる街・ニューヨークで、彼女はタクシーの窓から、あるいは駅やカフェから、様々な愛を撮影している。

つまり、これらの作品は実はゾーイが、それぞれのシチュエーションを切り取った作品集という設定なのであった。

ゾーイとそれぞれのエピソードのキャラクターが有機的に絡み合っていました。

ニューヨークに行きたくなりました。はい。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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オススメ!映画紹介『パレード』鑑賞

Parade

吉田修一氏の小説を行定勲監督が映画化した青春群像。

藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、小出恵介、林遣都という、若手演技派の共演で、期待が高かったのですが・・・。

4人の男女がルームシェア生活を送る都内の2LDKマンション。ニュース番組では、近所で起きた連続暴行事件が連日報道されていた。
映画会社勤務の直輝、雑貨店で働くイラストレーターの未来、大学3年生の良介、人気俳優と恋愛中の琴美。リビングに集まった4人が繰り広げるのは良介の恋愛相談。会話が一段落すると一同は思い思いの行動へ解散していった。
数日後、酔っ払った未来が連れ込んだ金髪の美少年サトルが、部屋に住み着くようになる。しかし、未来はサトルが連続暴行事件の犯人ではないかと疑っていた。
一方、隣りの部屋が買春宿ではないかと疑った良介は、潜入捜査を実行するが、占い師だったことが判明。咄嗟に直輝の名で占ってもうが、その結果は「あなたは変化を求めて世界と戦っているが、その戦いは世界が完全に有利」というものだった。
ある日、出勤途中にサトルを見かけた直輝は彼を尾行するが、行動に疑問は持つものの、何の証拠も得られなかった。しかし、翌朝、直樹のところへ「サトルが大切なビデオを勝手に消去したから追い出せ」と、未来が怒鳴り込んでくる。リビングでは琴美から妊娠を告白され、恋人の丸山に伝えて欲しいと頼まれる。そして、良介は、片想いの女性と付き合うことになったので、田舎に戻って働きたいと相談する。直輝は、誰もが自分を頼ってくることをグチるのだった・・・。

観る前からハードルを上げてしまった感じはする。

次から次へとエピソードは出てくるのだけど、ときめかない。

連続暴行犯は誰だろう?というサスペンス的な部分は、全くないというか、こういう描き方をしたら犯人は自ずと分かってしまう。

しかし、実はそれが狙いなのかもしれない、と思えてきた。

一見、ごくごく普通の男女である4人。

でも一緒に生活しながら、それぞれがバラバラに悩みや闇を抱えながら、干渉し合わないのがルール。

そこに飛び込んできた男娼という美少年。

一番、危険の香りがする彼は、やりたいことをやって、言いたいことを言う。

やがて、彼が一番まともに見えてくる。

そうして、犯人よりも住人達の方が不気味に見えてくる。

ラストシーン。温泉旅行の話で盛り上がっていたところに帰宅した犯人に「あんたも行くよね」という彼らの無表情が怖かった。

原作物の脚色には定評のある行定監督だけど、今回のはどうだったのかな?

なぜかこの原作は読んでいないので、評価できないけど。

(満足度:★★★、オススメ度:★★★)

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Jリーグ2010!第1節・大宮アルディージャvsセレッソ大阪@NACK5スタジアム大宮

Jリーグが開幕しました。

第1節、何戦にしようか、悩んだのだけど。

NACK5の大宮vsC大阪を観戦しました。

韓国からJに復帰した大宮の安英学。

試合機会を求めセレッソに移籍した播チャン。

両チームにお気に入りの選手がいる唯一のカードでした。

生憎の小雨模様で、ゲームはしづらそうでしたけど。

守備的MFのイメージの強い英学君ですが、前半はずっと前線にいましたね。

ボールを掠め取るのが上手い!

自らセールスポイントという長身を生かしたヘッドも見られました。

セレッソの日本代表MF香川をマークについたり、ディフェンス的な動きもあって、非常にバランスの良かったですね。

新加入とは言え、現役の北朝鮮代表選手。

仲間を叱咤したり、審判に説明を求めたり、良い感じでした。

後半には播チャンが登場。

セレッソでもスーパーサブ的な使い方なのですね。

DFとの入れ替えってことで、攻撃的にギアシフトを切り替えるのが目的でしたが。

良く走っていましたが、ゴールを決めることなく、3-0で大宮が勝利しました。

この試合、この話題を避けて通れないと思います。

先日、癌闘病を発表した大宮のDF・塚本選手。

大宮の選手、サポーターの「俺達は塚本と一緒に戦うんだ」って雰囲気が凄かったですね。

セレッソサポーターも「塚本負けるな」って横断幕 & コール。

選手紹介の最後に、「ディフェンダー、背番号2、塚本泰史」のアナウンスと共に、涙を流しながらも手を振って現れた塚本選手。

何かね、もう、泣けてきちゃいました。

「ガンバレ」とか、「負けるな」とか、安易には言えないけど。

今年の大宮の一体感には注目です。

ワールドカップイヤーの今年のJリーグは、俊輔や、イナも帰ってきている。

一体、どんなドラマが待っているのだろうか。

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愛読書!『あなたがここにいて欲しい/中村航』

Anatagakokoni

中村航さんの本って、あまり読んだことないな、と手に取ってみました。

中編が3つ収録されています。

吉田くんは目立たず控えめな理系の大学生。小学校時代の図書室での幸福感、小田原城のゾウ、親友でヤンキーだった又野君、そして同じ研究室で密かに恋心を寄せる舞子さん。
高校卒業後に音信不通だった又野君と再会し、二人に去来する想いとは。
そして舞子さんとの恋の行方は。

すごく可愛らしい恋物語でした。

すごく青春していて、羨ましいと思いました。

出身が小田原ってところが良いですね。

帰ろうと思えばいつでも帰れるけど、なかなか帰ることもない。

東京出身の僕にはそういう故郷がないので、羨ましい。

舞子さんとも一歩一歩、進んでいくのが良いですね。

2編目の『男子五編』も、小・中・高・大と各学生時代を切り取って、あるな、と思いました。

そして、ラストは名作『ハミングライフ』。

こんなところで再会できるとは!

ゴーイング・アンダー・グラウンドの歌が好きで、井上良雄君が主演した映画がすごく好き。

藍ちゃんと小川君の出会いや文通が微笑ましい。

映画では小川君は保父さんだったけど、小説では夜勤のコンビニ店員。

微妙な違いはあっても世界観は一緒でした。

大袈裟なものは何もないけど、胸があったかくなる、等身大の物語でした。

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オススメ!映画紹介『台北に舞う雪』鑑賞

Taipei

昨年の東京国際映画祭で上映された作品が、やって来ました。

今回は2回目なので、ストーリー以外のところで発見があれば、と思ったのですが。

台湾北部の渓谷沿いを走るローカル線の終点・菁桐。
孤児のモウは、自分を捨てた母親が帰ってくるのを待ちながら、町中の雑用をこなす忙しい毎日を送っている。ある日、メイという女性が台北からやって来る。彼女は音楽プロデューサーのレイの下で売り出し中の新人歌手だったが、新曲発表会の直前に声が出なくなり、誰にも行き先を告げずに飛び出してきてしまったのだ。モウは、彼女に宿を紹介した縁で、その後も部屋探しなどを手伝うようになる。食堂で働き始めたメイは、明るい笑顔を見せるようになり、喉の調子も少しずつ良くなっていく。しかし、メイはプロデューサーのレイへの想いを断ち切れずにいた。彼女はずっとこの町にいるわけではない、と自分に言い聞かせながらも、モウは恋心を募らせていく。
芸能記者のジャックがメイを捜して町へやって来る。ジャックはカフェのウェンディを通してメイを見つけ出し、レイのアシスタントのリサに彼女の居場所を伝える。
新年を祝う祭りの野外ステージでメイの美しい歌声が響きわたった時、群集の中に彼女を迎えに来たレイとリサの姿があった。レイに飛び切りの笑顔を向けるメイを見て、モウは自分の気持ちを言い出すことができなくなってしまう。
こうして、メイは町を去り、歌手活動を再開するのだが・・・。

まず、菁桐というロケ地の風景ですよね。

初めてなのに、なぜか懐かしい。

日本の田舎にやってきたと言うか、おとぎ話に出てきそうな雰囲気があります。

フォ・ジェンチイ監督がロケハンでこの土地を気に入り、田代親世さんの脚本を書き直したのだそうだ。

小正月の天灯のエピソードや、ジェイ・チョウ等のモノマネをするコメディアンなどがそうらしいです。

逆に台北のシーンは、ビルの中や高速道路などの直線が多く、非常に都会的な印象を受けました。

そんな中で、ジャックがリサにメイの居場所を告げるカフェは中華圏らしい雰囲気がありました。

メイのPVのイメージフィルムっぽい部分も画像を荒くしていて、他とは少し異なる幻想的な雰囲気もありました。

台湾に行きたい病が再発してしまいました。

前回観たときに、チェン・ボーリンの演技がデビュー作『藍色夏恋』みたいだなぁ、と思ったと書いたけど、監督が『藍色夏恋』のファンで、ボーリンに「あの時のイメージで」と演技を付けたそうである。

そういう意味では自分を自分で完コピしたわけですね。

10年近く経っても、同じようにキラキラしているボーリンは、それだけで良い俳優だと思いました。

それぞれの想いが一方通行というのが良いですよね。

モウは帰ってこない母を待っていたり、メイに惹かれたり。

でも、メイはプロデューサーのレイへの想いから逃げ出してきたのに、結局は彼の元に帰っていく。

レイはそんな彼女の気持ちに気付かず、自分の音楽を作るための手段として彼女を必要としている。

スクープを狙っていたジャックは、会社が欲しかったのは別のメイのネタだと知り、落ち込むが、それ以上に自分の取材によって傷つけてしまった人たち(特に、モウ)への謝罪の念が生まれる。

これまで生きてきた環境の全く異なる人間たちが出逢うことによって生じる化学反応。

生まれてから町から出たことのなかったモウは、町を出て、母親を捜す旅に出ます。

たとえ離れた場所にいても、町の人たちは自分を見守ってくれている。

そのことに気付いたから。

そして、いつかまた町に帰ってくるのだろう。

切なくて、優しい気持ちになれました。

カフェのウエンディは美人であることを鼻にかけている感じもするのだけど、ラストのメイとの会話では非常に柔らかい雰囲気に変わっている。

彼女の変化については多くは語られていないので、彼女を主役にしたサイドストーリーが出来てしまうのではないかと思うほど、魅力的な女の子でした。

すごく近い時期に『海角7号』とこれを観たこともあって、今年はもっと台湾映画が観たいなぁ、と思ってしまうのでした。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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オススメ!映画紹介『悲しみよりもっと悲しい物語』鑑賞

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この作品が韓国で公開された頃なのかな?

サンウの写真集付きのサントラCD(輸入盤)が売ってて、イ・スンチョルの主題歌も良かったので、普段サントラとか買わないのに、買ってしまいました。

その時はどんなストーリーなのかさえ、知りませんでした。

少年時代に父親を病気で亡くした後、母親に捨てられたラジオ局のディレクターのチョルギュ。彼女も交通事故で両親と妹を一度に失った作詞家のウォン。同じ高校に通っていた二人は運命的に出会い、時には家族や友人のように、時には恋人のように一緒に生きてきた。
二人は互いに愛していたが、チョルギュはウォンに告白することができないでいた。癌に侵されたチョルギュは残り僅かしか生きられなかった。家族を失う悲しみを知っているチョルギュは、自分の死後のウォンのために彼女を一生守ってくれる男性と結婚させることを決意していた。
そんな時、ウォンはラジオ局にゲストで来ていた、カリスマ歯科医のジュンファンと知り合う。家柄も良く、聡明で快活なジュンファンはウォンの結婚相手として申し分なく、婚約者のいるジュンファンだったが、彼もウォンのことを気に入った様子だった。二人の交際は順調に進み、やがて結婚することになった。
ジュンファンの代わりに、一緒にウェディングドレスを選びに出掛けたチョルギュとウォンだったが、二人の心には深い悲しみが広がっていた。

想像はしていましたが、切ない物語でした。

韓国で一番涙の似合う男優と呼ばれるクォン・サンウ。

今回は自慢のモムチャンを披露することなく、ひたすら明るく振舞い、ひたすら悲しい青年を演じています。

ウェディングドレスの下り辺りからの泣きの演技はさすがですね。

男は愛する女の幸せを願うことが愛だという信念を貫き、女は愛する男の願いを叶えることが愛だと言う。

二人はお互いに嘘をつき、偽りの自分を演じながら、お互いを想い合っている。

一緒に戦うことだって愛だと思うのだけど、過去に悲しみを知っている二人にはそれを選べないってことなのだ。

監督&脚本のウォン・テヨンは、18年前に韓国の若者の間で一世風靡した詩人だそうである。

生まれ変わったらなりたいもの
指輪、ベッド、日記帳
君のそばにいれば、退屈しない

なんてセリフも詩的だと思うし、街ですれ違う人が止まって、サンウ一人だけが号泣してみたり、時計を逆回ししてみたり、詩的な表現が随所に見られました。

個人的に興味を持ったのは、ジュンファンの婚約者。

カメラマンという自立した仕事を持ち、婚約者以外の男性ともゲーム感覚で恋を楽しむクールな女。

それが彼女の恋愛勘とは真逆にある古典的な愛に生きるチョルギュとの出会いでどう変わるのか、もう少し掘り下げてくれたら、面白かったのですが・・・。

上映時間の都合もあるし、僕の中では少し消化不良でした。

二人の愛のために都合よく振回されたジュンファンが、かわいそうだなぁ、と同情しながら観ていたのですが・・・。

イ・ボムスの抑えた演技が知的な青年医師にマッチしていて、印象的。

二人が抱えていた悲しみよりも、もっと悲しい結末を最後まで見届けることになりますが、本当は・・・。

二転三転し、良く出来ている台本だと思いました。

周りの韓流ファンの方々に先に大号泣されてしまい、何だか乗り遅れた感じでした。

残念ながら。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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【新大久保】延吉香

毎日、店の前を通っているので、ずっと気になっていました。

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延辺料理、中国の東北地方、北朝鮮と接した地域の料理です。

中華料理が朝鮮風にアレンジしてあります。

会社に中国朝鮮族出身の社員が1人いるのですが、その子の行きつけの店の料理は真っ赤だったという話で盛り上がったばかりで、食べてみたい、と思っていたのでした。

ランチメニュー(すべて780円)の中から、麻辣麺と半チャーハンのセットを選びました。

Img_2918

真っ赤なスープですが、見た目ほど辛くないですよ。

麺も日本の黄色い麺ではなく、半透明というか冷麺の麺に近い感じの半透明な平麺でした。

チャーハンは・・・普通でした。

ご飯は、普通の白飯かキンパップでもOKです。

店員は何語を使うの気になったのですが、中華料理のメニューが飛び交ってただけで、普通の会話はありませんでした。

でも、なぜかキンパップを「のり巻き」と言っていたのが印象に残りました。

夜は火鍋や狗肉鍋もあるそうなので、来てみたいなぁ。

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