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オススメ!映画紹介『霜花店 運命、その愛』鑑賞

Ssamhwajom

『卑劣な街』のユ・ハ監督が、チュ・インソンと再びタッグを組んで、高句麗時代の王宮を舞台にしたメロに挑戦。

前作では、爽やかな好青年というイメージのインソンをヤクザ役で演技開眼させた監督ですが、今度は王との同性愛と王妃との不倫愛という禁断の世界を描いていく。

高麗末期。高麗王は元の圧迫や、国内の反対勢力による暗殺の危機にさらされていた。幼いころから王に仕えてきた近衛部隊・乾龍衛の隊長ホンニムは、王から最も信頼される部下であり、寵愛していた。
その頃、王は元から迎えた王妃に世継ぎができなければ、元の王族を次期国王とするよう迫られていた。王は、ホンニムに自分の代わりに王妃と床入りし、身ごもらせるよう命じ、ホンニムは戸惑いながら、王妃と肌を重ね合わせる。王はその様子を盗み見ては、嫉妬していた。そうしてホンニムと王妃は密かに愛し合うようになっていく。
王妃の兄・泰安公が逆賊の一派と判明するが、ホンニムが彼を捕えながら逃したとの報告を受け、王は王妃とホンニムを呼び出した。全てを告白したホンニムを許した王は、二人を引き離すため国境警備の任務を命ずる。しかし、そのとき王妃はホンニムの子供を妊娠していた。

二組の男女(?)のラブシーンは見せ場だけあって、素晴らしい出来でしたね。

R18指定通りにエロティックでいて、美しい。

特に王妃を演じたソン・ジヒョは若い女優なのに、体当たりで演じていました。

インソンの演じたホンニムは、子供の頃から王に仕え、全て王の命じるまま、与えられるままに生きてきたので、自分というものを持っていない。

スポンジのように全てを受け止めるという役周りで、ソツなく演じていたように思います。

逆にカリスマ性のある王を演じたチュ・ジンモは圧倒的で、これまでの単なるイケメン俳優の域から脱した感がありました。

途中で観ていて気が付いたのだけど、これって時代劇ってフォーマットを借りた韓国ノワール、いわゆるヤクザ映画なのだなぁ、と。

親分(王)に最も信頼されていた若頭(親衛隊長)が、姐さん(王妃)を愛してしまったことから転落していく人生。

しかも脇には、若頭のポジションを虎視眈々と狙う、上昇志向の強い弟分(副隊長)もいる。

そう考えると、あの終わり方もスッキリするのでした。

監督が次の作品として準備していた作品が、他の監督のヤクザ映画にそっくりだったために頓挫し、以前から考えていた時代劇でエロティックなメロドラマを、という流れでスタートした企画とのことですので、あながち間違っていないのでは・・・。

剣や弓を使った、ワイヤーアクションも、なかなか様になっていました。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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» 霜花店(サンファジョム) 運命、その愛/쌍화점 [LOVE Cinemas 調布]
高麗時代末期の王宮を舞台にした愛情歴史ドラマだ。歴史劇ならではの派手なアクションシーン、濃厚でエロティックなラブシーンが見所。主演は『卑劣な街』のチョ・インソンと『カンナさん大成功です!』のチュ・ジンモ。共演にソン・ジヒョ、シム・ジホ、イム・ジュファンが出演。監督は『マルチュク青春通り』のユ・ハ。韓流時代劇初体験です。... [続きを読む]

受信: 2010年2月14日 (日) 00時20分

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