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愛読書!『ブレイクスルー・トライアル/伊園旬』

Breakthraugh_trial

ベストセラー作家の浅倉卓弥や海堂尊を輩出した、『このミステリーがすごい!』大賞(略して『このミス』)受賞作品。

技術の粋をつくしたIT研究所に侵入し、12時間以内にミッションを遂行し、脱出できれば1億円が手に入る一大イベントが開催されることになった。
あるIT企業が開発したセキュリティシステムの品質の高さを証明し、仮に打ち破られれば、システム的に未検知の弱点であったと修正し、より強固なものと昇華させることが目的。
主催企業の総務部に務める門脇は、会社を辞め、大学時代の親友・丹羽とこの難攻不落のIT要塞に挑むことに。
研究所に紛れ込んでしまった盗んだダイヤモンドを取り戻すために参加する窃盗団、ライバル企業の社員、そして、研究所の頑固な管理人のとことに里帰りした娘とその婚約者も入り乱れての大騒動になっていく。

なかなか面白かったです。

生態認証システムや警備ロボットなど、SF映画の世界だったけど、現実に一部導入されていたり、すぐそこまで来ていますからね。

でも、旧式のセキュリティの方が勝っていたりもする。

1章は旧友が再会し、イベントに参加するまでの経緯、2章がライバルとなるグループ、人物の背景、そして、3章ではイベントの模様を『羅生門』のように同じシーンを角度を変えながら、それぞれのキャラクターの視点で描かれている。

正直、多少、違和感はあったのだけど、それを超越した勢いがあって、軽快に読み進めることが出来たのでした。

育ちの良さそうな丹羽は主催する企業グループの会長が愛人に産ませた子供であり、門脇はライバル企業に送り込まれた産業スパイという設定で、二人はお互いに自分の真実の姿を隠して生きてきた。

真実を告白した時、二人の関係に変化が・・・。

という展開もなかなか興味深いものがありました。

続編が期待できる終わり方になっているので、今後の彼らの活躍も楽しみですね。

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