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オススメ!映画紹介『きみに微笑む雨』鑑賞

Kimiame

東京国際映画祭で上映された『愛してる、成都』と共に、四川大地震後のプロジェクトとして製作された一作。

韓国のホ・ジノ監督が撮った、中国資本による、セリフのほとんどが英語というラブストーリー。

建設機械メーカーに勤めるパク・ドンハは、大地震から1年が経った中国・成都に出張する。
初日、観光として立ち寄った【杜甫草堂】で、観光ガイドをしている米国留学時代の友人メイと10年振りに再会する。
その夜、二人は酒を飲みに行く。ドンハは「留学時代、メイのことが好きだった」と告げるが、メイは「そんな素振りはなかった」と二人の記憶はすれ違う。
翌日、ドンハは商談を終えたあと、震災の爪痕にショックを受ける。
夜、二人は再び食事をし、夜の街を散歩する。
広場でワルツを踊っていると、突然、雨が降り出し、軒下に駆け込む。
メイは『良き雨は降る時を知っている』という杜甫の詩を引用する。
帰国のため空港に向かったドンハに、「渡したいものがあるので空港に行く」とメイから連絡が入る。ドンハは滞在を延ばすことにする。
パンダ公園でデートを楽しみ、唇を重ね、ドンハはメイをホテルに誘う。
しかし、メイは「結婚している」とドンハに告げる。

ホ・ジノ作品らしさと、らしくなさの混ざった作品でした。

これまでの作品は、偶然に出逢った男女の恋愛感情を繊細な映像で見せてきた。

しかし、今回は10年振りの再会から恋が始まる。

ラブストーリーとしてはオーソドックスだが、ホ・ジノ作品としては新鮮でした。

竹林を渡る風の揺れと音、というのは『春の日は過ぎ行く』の中の風景にも似ていて、美しかった。

それから、常に死がそばにあること。

『八クリ』や『ハピネス』では、死と隣り合わせの主人公が恋に落ちていくし、『四月の雪』では危篤状態の配偶者を看病する男女が主人公だった。

(『春の日』は、お祖母ちゃんの死が一つの区切りになるという変化球でしたが。)

そして、今回は・・・。

以前、舞台挨拶で「成就しない恋愛こそ心に残る」と言っていたホ・ジノ監督。

数年前に40代で結婚されたことが影響したのかどうかは分かりませんが・・・。

観客の年齢層が高いのは仕方ありませんが、鑑賞態度が良くないのはいい加減にして欲しい。

本編中でもおしゃべりし放題。

終いには、お菓子を配りだしてガサゴソ、ガサゴソ。

ホ・ジノ作品は「音」も重要な要素なだけに、非常に残念でした。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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「きみに微笑む雨」★★★ チョン・ウソン、カオ・ユアンユアン主演 ホ・ジノ監督、101分 、公開日:2009-11-21、2009年、韓国・中国                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「出張で中国四川省の成都を訪れたドンハ(チョン・ウソン)は、 そこで偶然メイ(カオ・ユアンユアン)と再会する。 ふたりは10年前留学していたアメリカで一緒に学び 当時想いを... [続きを読む]

受信: 2009年12月 8日 (火) 19時44分

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