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オススメ!映画紹介『リミッツ・オブ・コントロール』鑑賞

Limits_of_control

乱暴な言い方をすると、すごく説明の少ない不親切な映画です。

言い方を変えると、想像力が試されている映画とも言えます。

「鬼才ジム・ジャームッシュ監督がスペインを舞台に映画を撮る」という企画からスタートしたらしいのですが・・・。

“Two Espressos, no mobile, no sex while working.”
それ以外には全てが謎に包まれた名もなき【孤独な男】は、ただ任務の遂行だけを目指す。
今回は「自分こそ偉大だと思う男を墓場へ送れ」という意味不明の任務を与えられ、スペインの様々な街を巡り、さすらっていた。
彼の前には、彼と同じくコードネームを与えられた個性的な仲間たちが現れ、マッチ箱に忍ばせた情報メモを交換していく。

「スペイン語は話さないのか?」という最初のセリフ。

海外旅行ではありがちな会話ですが、実はこれが仲間達の合い言葉。

う~ん、大丈夫なんでしょうか?

メモも自分だけ見て、証拠隠滅のために食べてしまいました。

ただ、その後に美術館に行くと、その絵が次のターゲットのヒントになっているらしいのですが・・・。

仲間を演じるのは、ティルダ・スウィントン、ジョン・ハート、ガエル・ガルシア・ベルナルといいた俳優に、監督の『ミステリー・トレイン』で国際派女優の仲間入りした工藤夕貴が【分子】というコードネームで登場します。

ガエルは監督作品は初参加だそうです。

それでも、スペイン語を話せる俳優となれば、選択したくなりますよね。

「裏切り者がいる」と言われて、「自分も仲間じゃない」と呟くが、逮捕される者や殺害される者がいて、煙に巻かれる。

更に、最後の任務遂行をするためにとった行動は・・・。

赤い壁のエレベーターや、螺旋階段を見上げる構図など、キレイだなぁ、と思ったら、撮影はクリストファー・ドイル氏でした。

納得です。

彼の映像を見るだけでも、価値のある映画かもしれないですね。

前作『ブロークン・フラワーズ』の影響も有ってか、年配のご夫婦とかも少なくありませんでした。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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