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オススメ!映画紹介『あの日、欲望の大地で』鑑賞

Burningplain

『バベル』の脚本家であるギジェルモ・アリアガ氏の初監督作品。

シャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガーという二大女優の演技合戦も注目です。

ポートランドの海辺に建つ高級レストランのマネージャーとして働いているシルヴィアは、ひとたび職場を離れると、行きずりの男と関係を持ち、レストランのシェフとも不倫中。そんな彼女の前に、カルロスと名乗るメキシコ人男性が、マリアという少女を連れて現れ、忘れようとしていた記憶が蘇る。
シルヴィアは、10代の頃、マリアーナと呼ばれ、家族とニューメキシコ州の国境の町で暮らしていた。乳癌を克服したばかりの母親ジーナに代わって、父親と3人の幼い兄弟の面倒を見るのはマリアーナの役目だった。
そんな中、ジーナは隣町に住むメキシコ人のニックと、互いに家の中間地点のトレーラーハウスを忍び逢い、情事を重ねていた。二人が密会中にトレーラーハウスが炎上、二人は帰らぬ人となった。
母の事故死は、多感なマリアーナの心に大きな傷跡を残したが、それはニックの息子・サンティアゴにとっても同様だった。やがて、両親を真似るように密会を重ねるようになった二人は、本気で恋に落ちていく。

母親の恋、母親の死後の若い二人の恋、そして、現在。

3つの時間が同時進行で進み、謎を解いていく仕組み。

『バベル』は場所も違ったけど、似ていると言えば似ているのかな。

結局、女は女だってことなんですけど。

シャーリーズ・セロンの孤独な葛藤が痛々しいですね。

母を愛しながら、憎み、そして、母に似ていく自分を傷つける美しい女。

いつでも体当たりで演じる彼女だからこその説得力でした。

キム・ベイシンガーはいくつになっても美しい。

それ故の罪で片付けて良いものだろうか・・・。

二人はどこで知り合い、恋に落ちたのだろうか。

そして、マリアーナとサンティエゴの恋は初々しさがかわいらしく、残酷でした。

ジェニファー・ローレンスはこの役でヴェネチア映画祭の新人女優賞を獲得していますが、相手役のJ.D.パルドも新鮮な青年でした。

二人は今後に期待できるのではないでしょうか。

子役のテッサ・イアも表情豊かで、重苦しいテーマの中で希望を示す役割を担っていました。

これ、なかなか良いと思います。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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受信: 2009年10月11日 (日) 00時55分

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受信: 2009年10月30日 (金) 09時07分

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