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オススメ!映画紹介『クララ・シューマン 愛の協奏曲』鑑賞

Clara_scumann

シューマンやブラームスの作品は知っているけど、シューマンの妻クララを挟んだ奇妙な三角関係というのは知らなかったので、興味深く観ることが出来ました。

ベートーベンの後継者と謳わた天才ロベルト・シューマン。
自らも才能あるピアニストであり作曲家であった妻クララは、8人の子供の母として、夫を支える生活を過ごしていた。
そんな中、ロベルトはオーケストラの音楽監督に就任し、一家はデュッセルドルフに移り住むことになった。最後のコンサートの夜、2人は居酒屋でピアノを弾く若きヨハネス・ブラームスと出会い、クララは彼の才能に強く惹かれ、ヨハネスも美しく勇敢なクララに恋に落ちていった。
しかし、頭痛持ちのロベルトの病状は悪化し、音楽監督の地位を追われ、自殺未遂を図り、自らの意思で精神病院に入院する。
才能豊かで陽気なヨハネスは、夫婦の生活だけでなく、心の支えとなっていくのだった。

すごく不思議で、だけど素敵な話だった。

14歳差のヨハネスとクララの関係は、恋愛と取れなくもないけど、才能に惹かれ合い、もっと崇高な関係のようでもあり、親子の感情のようでもある。

何しろ、ロベルトとクララは、共に愛し合い、なくてはならない存在であるのだから。

そんなロベルトも、ヨハネスを自分の後継者と認め、我が子のようにかわいがっていても、妻を取られてしまうのではないかと嫉妬に似た感情を覚えたりもして・・・。

ヨハネスは、この後も実際にクララ一家と生活を共にしたそうです。

しかし、映画では描かれていませんが、シューマン夫妻の娘さんに片想いして、クララが婚約させてしまったことで失恋し、生涯独身を貫いたのだそうだ。

この映画の監督は、そんなヨハネスの遠縁にあたる女性のヘルマ・サンダース=ブラームス氏。

自らの祖先を描くというよりは、クララと同じ働く母親として、クララ・シューマンという女性の生涯を描きたかったそうである。

こういう作品、僕は悪くないかなぁ、と思いました。

たまにはサントラになっている、クラシックのCDが聴いてみたくなりました。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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受信: 2009年9月10日 (木) 23時01分

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