« オススメ!映画紹介『アマルフィ 女神の報酬』鑑賞 | トップページ | Live! ゆずプレゼンツ【音野祭2009】~神奈川のゆかいな仲間達~@横浜スタジアム »

オススメ!映画紹介『カフェ・ソウル』鑑賞

Cafe_seoul

『ボーイ・ミーツ・プサン』の低予算ながら、若者が韓国文化に触れるドキドキ感を切り取った武正春監督が、再び韓国を舞台に映画を撮る。

しかし、前回と比べると映画の規模が違うというか、主演は日韓の有名俳優を取り揃えていて、映画が始まるまで期待と不安が半々という感じでした。

潰れた和菓子屋の次男で、今はルポライターの井坂順は、雑誌のグルメ特集でソウルの街へやって来た。
ソウルの町を歩き回る内に、偶然に見つけた街の片隅にひっそり佇む伝統菓子店「牡丹堂」。その店を一人で切り盛りする腕の良い店主・サンウと知り合い、彼の人柄と牡丹堂の味に魅了される。
この店で取材をすることに決めるが、牡丹堂は地元のヤクザから立ち退きを迫られていた。そしてそのいざこざで、サンウが怪我を負い、菓子作りが出来なくなってしまう。
そこにミュージシャンを夢見て家を飛び出していたサンウの弟・サンヒョクが、夢に破れ、帰ってきた。初めは反発しあう順とサンヒョクだったが、店の看板を守るため、協力していく。

主役をサンヒョクとするか、順とするかは、好みの分かれるところかもしれませんが、どちらにしても成長の物語だと思います。

僕は、順をアイデンティティを失い、自分探しの途中にある青年として、観ることにしました。

斉藤工君、いい感じですよね。肩に変な力が入っていなくて。

John-Hoonは、男性デュオ【UN】の時から知っているので、今の日本での人気が不思議で仕方ないのですよね。

でも、アート系の作品に出たりとかもしているので、演技は割りとしっかりしていて、ちょっと素直じゃない青年を自然に演じていました。

チェ・ソンミンの演じたサンウも寡黙な職人って感じで良かったが、やっぱりいとおしいのはヤクザ者達でしょう。

親分も、子分も、兄弟に立ち退きを要求しつつ、「俺はこの店の饅頭で育ったんだ」と、店の味を愛していて、本当は残したいと願っている。

伝統とか、古いものを大切にする中で、三男が創作洋菓子のアイデアを商才を持って登場するのは、今日的な象徴なのかもしれません。

『ボーイ・ミーツ・プサン』がドラマ部分はありながら、映画祭真っ只中のプサンに柄本祐君を投げ込んで、彼のリアクションを拾ったところに感動したのとは対照的な印象。

ある意味で、韓国映画的な練りこまれた脚本の中で、展開していくストーリー。

でも、京野ことみ演じる編集長が、「締め切り厳守!」とカリカリ言っていたのに、最後に上がってきた順のアツイ原稿に、頷いているのが良いですね。

韓流ファンの女性は7、8割ですかね。

リピーターズ・クーポンをやっていたから、皆さん、何度も、何度も観るのでしょうね。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

|

« オススメ!映画紹介『アマルフィ 女神の報酬』鑑賞 | トップページ | Live! ゆずプレゼンツ【音野祭2009】~神奈川のゆかいな仲間達~@横浜スタジアム »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/83452/30711380

この記事へのトラックバック一覧です: オススメ!映画紹介『カフェ・ソウル』鑑賞:

» カフェ・ソウル [LOVE Cinemas 調布]
John-Hoonと斎藤工という日韓の若手俳優のW主演で送るハートフルドラマ。共演は京野ことみ、キム・ドンウク、チェ・ソンミン、チョン・スギョン。監督は『カフェ代官山』の武正晴。京野ことみのシーン以外は全編がソウルのため韓国映画に思われがちだが日本の作品です。製作に『幼獣マメシバ』の伊藤明博と『MW-ムウ-』の久松猛朗の2人も参加している。... [続きを読む]

受信: 2009年7月31日 (金) 22時52分

« オススメ!映画紹介『アマルフィ 女神の報酬』鑑賞 | トップページ | Live! ゆずプレゼンツ【音野祭2009】~神奈川のゆかいな仲間達~@横浜スタジアム »