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愛読書!『花の下にて春死なむ/北森鴻』

Hananoshita

三軒茶屋のビアバー【香菜里屋】シリーズの1冊目です。

僕みたいに、3→2→1と遡って読んでいる人も珍しいでしょうね。

年老いた俳人・片岡草魚が、自分の部屋でひっそりと死んだ。同じ同人句会に入っていたフリーライターの飯島奈緒は、身寄りのない彼の過去が気になり、一度もらした故郷のに関する言葉を頼りに山口県へ調査に出かける。
【香菜里屋】のマスター工藤は、片岡の部屋の窓辺に咲いた季節はずれの桜のことが気になっていたが、別の事件のある真相にたどり着いていく。

以後のシリーズでも【香菜里屋】の常連客として登場し、鋭く事件を推理するフリーライターの飯島奈緒が、かつてこんな事件に絡んでいたんだなぁ、と思いながら、読み進めました。

赤坂見附駅構内の貸出図書の歴史小説に挟まった『家族写真』の謎。

多摩川に不法に住み着いた老夫婦と写真家の交流を描く『終の棲み家』では、モトクロス・バイクによる自然破壊なんてネタまで飛び出します。

頻発する通り魔殺人事件にまつわる『殺人者の赤い手』は、都市伝説なのか。14年前の悲しい事件との関係は?

そして、回転寿司屋でマグロばかりを食べる男性客の暗号をめぐる『七皿は多すぎる』。

どれも面白かったけど、最初の話とリンクする『魚の交わり』では、再び飯島奈緒が少しの間だけ想いを寄せ合った片岡草魚の過去に触れることになります。

これもなかなか悲しくて、心の温まる話でした。

このシリーズは、工藤さんの出す料理メニューが半端なく美味しそうに描かれていることが特徴ですが、それは既に第1シリーズから完成していたのですね。

本当にこんな店があれば良いのになぁ・・・。

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