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オススメ!映画紹介『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』鑑賞

Icomewzrain

ジョシュ・ハートネット、キムタク、イ・ビョンホンという米日韓のイイ男が結集した話題作。

フランス在住のヴェトナム人、トラン・アン・ユン監督の4作目。

元・刑事のクラインは、ある殺人事件を担当し、犯人を射殺してしまったトラウマで退職し、現在は探偵をしていた。今回の依頼は、会社社長から一人息子のシタオを捜索すること。
フィリピンで消息を絶ち、数枚の写真を残して失踪した彼は他人の痛みを身代わりとなって引き受けるという特殊な能力を持っていた。
クラインは、彼の足跡を追ってフィリピンから香港へ。
香港では、マフィアのボス、ス・ドンポも、シタオの行方を追っていた。シタオはドンポの溺愛するリリと一緒にいる。
マフィアと警察の抗争、壮絶な逃走劇に巻き込まれながら捜索を続けるクラインはやがてシタオと対面する。

なかなか重く、難しい映画でしたね。

日本ではどうしてもキムタクとイ・ビョンホンに注目されがちですが、主役はジュシュと決めて観るようにしたのですが、それにしても現実と悪夢と時制をモンタージュのように切り刻んで提示していました。

トライ・アン・ユン監督というと、これまでの『青いパパイヤ』とか『夏至』とか、ヴェトナムという湿度の高い土地で、しっとりとした情感を描き出す監督のイメージでした。

だから、物語のベースに白人男性の猟奇的な殺人を描くということが、意外ではありました。

さて、監督は「新しいキムタクをお見せします」と話していました。

セリフが少なく、全て英語ということもあってか、キムタクらしさ、良くも悪くも「何を演じても、キムタクはキムタク」、はないのかもしれません。

「治癒の男」というのは、これまでも取り上げられた題材ではありますが、痛々しかったですね。

キムタクの苦悶の表情、【アジアのキリスト像】なのだそうですが、ニュー・キムタクではあります。

そうそう。

町の何でもない風景に十字架を思わせるショットを作っていました。

分かりやすいところでは、ビルとビルの間から見える空。

アジアの中のキリストということなんでしょうね。

さて、イ・ビョンホンは与えられた役に関しては文句ないのでしょうが、正直、彼である必然性みたいなものは感じませんでした。

冷血なマフィアで無表情に人を撃ち、でも溺愛するリリにだけは優しい。

人間の狂気を演じるのは、過去の作品でも実証済みですので、安心して観ていられるのですが。

あの鍛え抜かれた上半身は、スゴイですね・・・。

元アメフト選手のジュシュも、上半身裸のシーン多いので、女性ファンは注目です。

余り大きく取り上げられていませんが、香港でクラインのバディとなる刑事役でショーン・ユーも出演しています。

彼のシーンでは、香港グルメ(?)の紹介が印象的でした。

トライ・アン・ユン監督は、次回作『ノルウェイの森』の撮影を再開するとの噂もあり、目の離せない映画人ということですね。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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