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愛読書!『桜宵/北森鴻』

Sakurayoi

ビアバー【香菜里屋】シリーズの2冊目です。

どうやら、3冊目→2冊目の順番で読んでしまったようですね。

今回は5編を収録した短編集。

『十五周年』は、故郷・花巻の小料理屋から15周年パーティの案内状をもらって久し振りに帰郷するタクシードライバーの日浦の物語。
ママに「どうしても会わせたい人がいる」と言われるが、紹介しないまま、ママは病気で余命幾許もないことが分かる。

『桜宵』では、病死した妻からの手紙にしたがって、【香菜里屋】を訪れた刑事・神崎が、妻からの最後のプレゼントの意味を探る物語。

物語に出てくる薄緑の桜、御衣黄って、見てみたいですね。

人事部長がリストラ社員を飼い犬に咬ませることで決めているという噂を聞いた若いカップルが主人公の『犬のお告げ』。
部長のハウスパーティに招待された修は、リストラの対象になってしまうのか?

フリーライターの飯島七緒と、姉妹店のようなカクテルバー【香月】のバーテンダー香月圭吾というレギュラーが活躍する『旅をする人』では、金色のカクテルに固執する謎の男が登場する。

ラストの『約束』は番外編的な位置付けで、花巻に帰り、小料理屋を引き継いだ日浦の後日談。三軒茶屋を飛び出して、小料理屋【千石】で料理の腕を振るうマスターの工藤が面白いですね。

しかし、こんなに素敵なビアバーがあるんなら、ふらっと立ち寄って、マスターに癒してもらいたいですよね。

事件に巻き込まれるのは、ゴメンですが・・・。

しかし、探偵役が事件に一番遠いところで、勝手に推理しているだけって物語も、なかなか面白いシチュエーションですよね。

次は遂に1作目の『花の下にて春死なむ』に遡って、読んでみたいと思っています。

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