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オススメ!映画紹介『ダウト-あるカトリック学校で-』鑑賞

Doubt

主要キャストの4人がオスカーにノミネートされるという話題の映画。

1964年、ニューヨーク・ブロンクスに佇むカトリック系教会学校の校長のシスター・アロイシスはある小さな疑惑を抱いていた。それは純真な新米教師、シスター・ジェイムズの目撃談から始まる。
生徒から人気のあるフリン神父が唯一の黒人生徒と【不適切な関係】をもっているのではないか、ということであった。
だが、シスター・ジェイムズはフリン神父を信じ、次第にシスター・アロイシスに違和感を覚える。

メリル・ストリープvsフィリップ・シーモア・ホフマン。

オスカー俳優同士の壮絶なバトルは見応えありました。

どこから見ても、神父の方が魅力的で、校長がヒステリックに見えるのだが、舌戦では負けていない。

ただ彼女の疑念が事実だとしても、それを暴いたとして誰も幸せにはならない。

観ていて、だんだんと腹立たしく思ってしまいました。

ミュージカル映画『マンマミーア』と同時期公開というのが、真逆な演技だけに面白いですね。

夕食のシーンでも、神父達は談笑しながら楽しげなのに、シスター達は仏頂面で美味しい食事も不味くなりそう・・・。

この対比は、非常にシリアスな場面ではあったのですが、笑ってしまいました。

新米教師を演じたエイミー・アダムスは、観客と同じ目線で物語を見つめている。

ディズニー映画で、おとぎの国から現在社会にやって来た、ノー天気なお姫様から一転、真面目で物静かな女性を演じていて、へぇ~、って感じでした。

黒人少年の母親役のヴィオラ・デイヴィスは、疑念を煙に巻くというか、深めるというか、意味深な発言で、物語に波紋を投げる役。

ビシッと締めてくれます。

観終えてしまうと物語としての面白みというのは特にないのかもしれないけど、それを引いても名優たちの演技合戦を楽しむだけでも十分な作品ではないでしょうか。

余談ですが、低階層の方にも分かる言葉での説教、小学生への授業など、字幕なしでも分かるかも、と思ったのですが、二人の対決部分はやっぱり無理でした。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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» ダウト ~あるカトリック教会で~ [LOVE Cinemas 調布]
主演は最近では『マンマ・ミーア』が記憶に新しいオスカー女優のメリル・ストリープ。共演にこれまたオスカー俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン。他にもエイミー・アダムスとヴィオラ・デイヴィス。驚嘆すべきはこのメインの3人がいずれも本年度アカデミー賞にノミネートされているという点。実力派俳優がそろったもののどちらかというと地味なせいか全国12館(3月9日現在)での公開です。... [続きを読む]

受信: 2009年3月16日 (月) 23時14分

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