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韓流シネフェス2008秋【13】『星から来た男』

Superman

少し間が開きましたが、シネマート六本木でまだまだ上映中の韓フェスです。

今回は、ファン・ジョンミンとチョン・ジヒョンによる『スーパーマンだった男(原題)』です。

テレビの製作会社で「ヒューマン・ドキュメンタリー」を撮っているソン・スジョンPD。
お涙ちょうだいの感動で同情心に訴える番組に、あきあきしている彼女は、「アフリカのライオンを撮りに行く」と、滞っている給料の代わりに会社のカメラを持ち出す。
だが、アフリカの撮影隊は事故で帰国、おまけに、地下鉄のホームでカメラを盗まれてしまう。ひったくり犯を追いかけていると、どこからか現われたアロハシャツの男がカメラを取り戻してくれた。
彼は悪党が頭の中に入れたクリブトナイトのため、超能力を使うことができなくなったスーパーマンだと主張していた。ソンPDは、人助けに励む彼の日常をヒューマンドキュメンタリーの素材として利用する事にする。感動的な「やらせ」を織り交ぜつつ。彼女の撮ったドキュメンタリーは、視聴率大ヒットの快挙を成す。
大ヒット記念の宴会で二日酔いで寝ていたソンPDの目の前に、またスーパーマンが現われる。怪物が出るという路地のマンホールにスジョンを連れて行くが、ただ下水溝のにおいがひどいだけだった。ソンPDは、そこで頭をけがをしたスーパーマンを病院に連れて行くと、レントゲン写真から、スーパーマンの頭の中に本当に何かが埋め込まれているということを知るのだが・・・。

ノーメイク、ヘビースモーカー、男言葉のTVプロデューサー。

画面に登場したチョン・ジヒョンは、割と期待した通りの演技をしてくれる。

そして、ファン・ジョンミンのスーパーマン。すっごく楽しそう。

最初はこの二人でコメディなのかな、と思っていたのだけど、彼の頭の中に何かが埋め込まれていて、実は精神病院に通院していた患者だったという事実が分かってから、一変する。

二人とも、シリアスな演技を見せてくれて、前半とは全く違うノリ・・・。

そして、最後には1980年5月の民主化運動まで、引っ張り出してくる。

薬漬けで感情を失った彼がスーパーマンとして復活するシーンは、思わず涙が溢れちゃいました。

ファン・ジョンミンは彼らしい役ではあるけど、人が嫌いと言っていたソンPDをラストではハルモニの荷物を持ってあげる優しい女性へと変貌させ、それを実に自然と演じたチョン・ジヒョン。

やっぱり二人とも上手い!

最後のテロップで「1980年に自宅前で頭を撃たれた男は、亡くなるまで癲癇に苦しんだが、最後の1年間はスーパーマンとして働いた」というテロップが流れます。

デフォルメされてはいるけど、モデルになった方がいるのでしょうか?

他人に無関心な人が多い時代に、彼のような男が必要なのかもしれません。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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