« 韓流シネフェス2008秋【4】『愛サラン』 | トップページ | オススメ!映画紹介『容疑者Xの献身』鑑賞 »

オススメ!映画紹介『宿命』鑑賞

Shukumeiある意味で韓流スターの象徴的な俳優ソン・スンホンの除隊後復帰作となる作品。

公私に渡り親友であるクォン・サンウとの久々の共演も話題となっている。

運命のいたずらで闇の世界に踏み入れた4人、ウミン、チョルジュン、ドワン、ヨンファン。兄貴分のガンソプとともに計画したカジノ襲撃作戦は、対立するチョン・ドゥマンの金を盗み、その金でやり直すことを夢見て、華麗なチームプレーで完壁に成功するように見えたが、チョルジュンの信じられない裏切りで、ドゥマンに捕まってしまう。ガンソプはアキレス腱を切られ、ウミンは責任を取って刑務所行きとなる。
2年後、模範囚として出所したウミンだったが、ガンソプは行方不明、ドワンは薬漬けになっていた。ドワンを廃人にした男に報復し、そんなドワンを見捨てた元恋人を訪ねたクラブでウミンはチョルジュンに再会する。ウミン逮捕の一件で、組織内に急激に勢力を拡大したチョルジュンは「久し振り」と手を差し出すが、ウミンはその手を払いのける。
そして、ウミンが戻って来たことで、自分の居場所を徐々に失われるような感覚に陥ったチョルジュンだったが、ことを急ぐ余りに空回りし始める。
背を向けた瞬間 最高の友は、最強の敵となる。
宿命との避け難い、戦いが始まる。

いわゆる日本公開バージョンになっています。

最大の違いは音楽の使い方。

GLAYの新曲がメインテーマに、ジョンテのバラードがエンディングに起用されている。

だから、ということではないのだが、まるでソン・スンホンが主演するミュージック・ビデオのような感じがした。

理由はいくつかある。

まず、物語の積み上げ方が、説明的なものを一切排除していること。

何か、いきなり大乱闘が始まっていて、きっと後で回想か何かで説明するのだろうな、と思ったら、何もない。

出所して2年間の出来事もほとんど説明なし。

監督のインタビューとか読むと、編集段階でソン・スンホンの目を見た時に、語らなくても良いものはバッサバッサと切るように、プランを変更したのだそうである。

だから、主人公に感情移入する間もなく、物語が勝手に動き出している感じがしました。

そんな中で、初の悪役に挑むクォン・サンウは、なかなか良かったと思う。

韓国では彼の演技について、その舌足らずな話し方を酷評する方も少なからずいる、と聞いている。

しかし、この作品では、それを見事に逆手に取っている。

チョルジェンは、格好つければ、格好つけるほど滑稽に見えるキャラクター。

彼が、叫び、喚く度に、全てが空回りしていく。

嫌な奴なんだけど、妹に対しては兄らしい優しさを持っている等の人間味もないわけではない。

いかに親友の復帰作の華を添えるという目的があったとしても、このキャラクターがあってこその出演だったのだろう。

そして、もう一人、チソンも除隊後の復帰作という位置付けになる。

特別出演扱いなので、シーン的にはそれほど多くはないが、印象的な表情を見せてくれる。

まぁ、彼クラスが演じている役なので、先の展開が見えるというか、割とひねりはなかったかな。

でも、助演という立場ながら、光っていました。

ラストにまだ仲が良かった頃、組織に入ったばかりのレクレーションでアメフトを興じる若者たちのサービスショットがありますので、まぁ、それだけ目当ての方がいたとして不思議もない・・・かな。

ん・・・、彼らのファンだったら、見逃せないとは思うのだけど・・・って感じでしょうか。

(満足度:★★★、オススメ度:★★★)

|

« 韓流シネフェス2008秋【4】『愛サラン』 | トップページ | オススメ!映画紹介『容疑者Xの献身』鑑賞 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/83452/24320613

この記事へのトラックバック一覧です: オススメ!映画紹介『宿命』鑑賞:

» 「Eye-Ai」バックナンバー好評発売中!!! [味彩倶楽部]
わかりやすい英文で日本の文化芸能を紹介している「Eye-Ai」9月号特集はGLAYです。1冊534円(税送込み)で販売中!詳しくはURLへ♪♪ [続きを読む]

受信: 2008年10月21日 (火) 16時51分

« 韓流シネフェス2008秋【4】『愛サラン』 | トップページ | オススメ!映画紹介『容疑者Xの献身』鑑賞 »