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第21回東京国際映画祭【5日目】

昨日は『愛の十年』のチケットを持っていたのですが、余りに睡眠時間が短いので、自宅に帰ってしまいました。

ということで、折り返しの5日目です。

○九月の風(台湾)

超ど真ん中の青春映画って、弱いんですよね。

1996年、台湾で野球賭博スキャンダルが起こった年。イェン、タン等7人の仲間たちは、授業をサボって屋上でタバコを吸ったり、放課後に女の子をナンパしたり、深夜のプールで素っ裸になって遊んだり、野球チームの応援に出掛けたり・・・。その中心には、いつもイェンがいた。
しかし、ある夜、少年たちが引き起こした不注意なバイク事故でイェンが昏睡状態になり、罪の意識からグループはバラバラになって行く。タンは、グループの問題をいつも解決してくれていたイェンの代わりを演じようとするが、非力な彼には深まっていく溝を埋めることはできなかった。

全てが基本通り。

真夜中に校舎に忍び込んで、マッパでプールに入りたかったなぁ、とか、学生時代の願望が見事にそこにありました。

タンのイェンに抱いている感情が、受け取り方によっては、タンを親友以上に好きなのか、タンの恋人のユンへの横恋慕なのか、どちらにでも取れるのが、上手いなぁと思いました。

イェンを演じた少年は、ウェールズ人と台湾人のハーフとのことで、イケメンなのですが、美形過ぎて、感情移入がしづらかった。

タンも男の子にしては華奢だし・・・。

ユンを演じた少女は、韓国人の血が入っている(クォーター)ということで、美人の部類に入る女優で新鮮でした。

僕は、ダブりの2年生のシンの立ち位置が好きだったな。
いつも一歩引いていて、全員のことに気を配っていて、それでいて、アツイ。

仲間と一緒と言うより、イェンを独占したかったチェンも分からなくはないけど。

優等生的なのに影では悪さをするボーチウなど、年下クン達の変化もなかなかだったし、男子ならきっと誰かにシンクロできる部分があるはずです。

そして、プロデューサーに名を連ね、事故で息子が植物人間になってしまうスポーツ用品店の親父をエリック・ツァンが、わずか2シーンだけ出演しています。

セリフもほとんどないのですが、悲しさを漂わす名演技を見せてくれます。

上映後に、カードを配っていました。

日本公式ブログもあるそうです。

上手く行けば、一般公開できるのかなぁ・・・。

そうなったら、もう一度、観てみたい、と思わせる何かはあると思いました。

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