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韓流シネフェス2008秋【4】『愛サラン』

Loveクァク・キョンテク監督って、故郷の釜山が大好きなんだなぁ、って、まず、思いました。

埠頭や市場の風景、慶南訛りのセリフ回し。

ある意味で『チング』に似たテイストの作品と言えるのかなぁ・・・。

小学生の頃、転校生のイノは、同級生にからかわれていたミジュを助けたことから、彼女の誕生日パーティに招待される。しかし、家に行ってみると、借金取りが家財道具を搬出している最中で、そのままミジュとは会えなくなってしまった。
17歳となったイノは、家が貧乏なため、柔道の特待生資格を得て、大学進学を目指していたが、少年院から出てきた番長との乱闘で大ケガを負い、大事な大会を欠場してしまう。
しかし、この事件で彼と親友となったイノは、親友の妹としてミジュに再会し、7年越しの初恋を告白する。ところが、イノは彼女を守るために暴力団員を刺し、姿を隠さなければならなくなる。
釜山の波止場で肉体労働者として働くイノは、地元の有力者ユ会長に認められ、会長の下で働き始める。そして、日本に行ったはずのミジュと思わぬ形で再会してしまう。

『カンナさん大成功です』では、ピカッピカッの笑顔で、カンナさんが憧れる美男子を演じていたチュ・ジンモが、無骨で男臭く、激情のままに、過激なアクションを披露し、その変身振りが見事でした。

柔道選手ってことで、単純に身体だけでも相当にデカクなってます。

ミジュに対して、純粋、純情な青年であり続け、想えば想うほどに、届かなくなる純愛に胸が痛くなるのでした。

韓国では裏社会を扱った作品が多いのですが、この作品もヤクザが重要な役で登場するし、暴力シーンは少なくありません。

だけど、他の作品とは何かが違うような気がしました。

ノスタルジーというのとは別なのかもしれませんが、二人の純愛に懐かしさや、イノの真っ直ぐさに羨ましさを感じました。

この感覚は、『チング』での男たちの熱い友情、どこかで掛け違えてしまったボタン、に通じる感覚なんだと思う。

『チャンピオン』や『タイフーン』では、大きな予算で撮影された大作感が邪魔していたような気がするのですが、この作品は僕好みで結構好きだなぁ。

割と席も埋まっていました。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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