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オススメ!映画紹介『イントゥ・ザ・ワイルド』鑑賞

Intothe_wildこういうの、好きです。

1992年4月。一人の青年がアラスカ山脈の北麓の荒野へ歩いて分け入っていった。4か月後、ハンターたちによって、彼は放置されていたバスの車体の中で、寝袋にくるまり餓死している状態で発見される。青年の名はクリス・マッカンドレス。ヴァージニアの裕福な家庭に育ち、大学を優秀な成績で卒業したばかりの若者だった。恵まれた環境で育ちながら、労働とヒッチハイクを繰り返しながら、アラスカへと旅立ったクリスの道程を振り返ってみる。

主演のエミール・ハーシュが、物凄く良い表情をしている。

旅に出る若者にありがちな厭世的な部分はなくて、むしろ生きるのに前向きでいて、裕福でありながらも複雑な家庭環境の中で、自分を探すために旅に出る。

アメリカの雄大な自然の中で、そこに身を委ねてみたいなぁ、という憧れもないわけではない。

カヤックでの渓流下りなんて、楽しそう!

しかも、過去を捨て、Alexという偽名を使って、自分を誰も知らない社会で、新たに出逢う人たちとの新しい関係の中で、常に愛されていく彼の魅力。

全ての旅人が良い人ということは絶対にないと思うし、実際に無賃乗車が見つかって、鉄道員にボコボコに殴られるのだけど、それでも彼との出会いで危機を脱した夫婦や、違法行為で逮捕される農場経営者、Alexに恋する16歳の少女、養子縁組を申し入れる孤独な老人など、魅力的な人ばかりである。

そして、旅を通して、許すことが出来ず、距離を取っていた両親を認められるようになり、Alexではなく、クリスとして眠りについてゆく。

そして、バスの窓から見えた陽の光りの美しさ・・・。

名優でもあるショーン・ペン監督が温め続けた作品。

両親を演じたマーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハートも、短い出演シーンながらも、突然に息子が消えてしまった親の戸惑いや悲しみを的確に表現していて、印象に残りました。

単館系での上映がもったいない。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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受信: 2008年9月28日 (日) 10時54分

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