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台湾シネマ・コレクション2008⑥『シルク』

Silk2年前の東京国際映画祭・アジアの風で上映されましたね。

物理学者の橋本博士は、誰も住んでいないアパートにとりついている少年の幽霊の捕獲に成功する。少年の霊は独り言をつぶやいているため、橋本は読唇術の心得のある特別捜査官をメンバーに入れることにする。
すると少年の身体から絹の糸のように細い光線が現われ、それが少年や周囲の人々の不可解な死因や、死後の世界を解き明かすヒントとなってゆく・・・。

最近、こっち系の役柄も増えて来た江口さんですが、天才だけど、糖尿病でいずれ歩けなくなり、厭世的でありながら、生きることに拘る物理学者って役柄は、かなり微妙だなぁ・・・。

今回のフェスティバルでは江口さんが主演みたいな紹介の仕方ですが、やはり特別捜査官を演じるチャン・チェン中心の映画ですよね。

彼のことを“アジアン・ビューティー”と称しますが、正直イマイチ分からないのですよね。

ただし、演技者という点では、デビュー当時は明るい青年とかも演じていましたが、こういう少し捻くれた、不器用な青年を演じたら上手いですね。

影が絵になる感じがします。

さて、作品としては、前回観たときよりも強く感じたのは、“親子の絆”ってテーマですかね。

捜査官と寝たきりの母親、幽霊の少年とその母親。

二人とも、何だかんだ言っても、わが子を思い、ある心残りを抱え、時には危害を与える存在に制裁を加えてしまう。

哀しくて、切ないですね。

本編とは全く関係ありませんが、あることを思い出しました。

会社に入って直ぐの頃だったと思います。

台湾の加速機の建設説明会に、出張予定だった上司が別の予定が入ってしまい、代理で行くことになりかけたのでした。

結局、技術の分かる別の方が行かれたのですが、行っていたら、また感じることが違うのかもしれませんね。

所謂、アジアン・ホラーな1本ですが、「この先、どうなるんだろう」というスリルは味わえるのではないでしょうか。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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受信: 2008年9月11日 (木) 06時55分

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