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2008年8月

台湾シネマ・コレクション2008③『練習曲』

Renshuこれ、凄く、良い!

昨年の台湾での興行成績No.1らしいのですが、こういう作品が1位になる台湾って、素敵だなぁと思いました。

大学卒業を間近に控え、聴覚障害を抱える青年ミンは、高雄から自転車での台湾一周の旅に出る。
ミンに親切に接する映画撮影隊、花蓮までの路中で知り合ったカナダ帰りの青年、リトアニアから来た女性、歌を愛する少数民族の女性たち、そして大切な祖父母との再会。
美しい台湾の風景の中で触れ合った心を受け止めながら、ミンは台湾の文化や歴史を感じ、新たな気持ちを抱いていく。

監督は台湾映画界の重鎮であるホウ・シャオシェン監督作品で撮影を担当していたというだけあって、映像、特に台湾の何でもない風景の描き方、切り取り方が見事でした。

主人公を演じたイーストン・ドンは、以前に監督と美術スタッフとして一緒に仕事をしたことがある本当に聴覚障害を持つ男性で、この作品がデビュー作。

まるでドキュメンタリーを観ているような、自然で、リアルな演技が光っていました。

台湾は、台北と高雄に何度か行ったことはあって、でも仕事だったので、観光とかしていないのですよね。

だから、台湾に凄く行きたくなりました。

しかも、青い海の見えるところ。

それから、自転車、駐輪場に置いていたら、近所の中坊にタイヤを釘で刺されて、捨ててしまって以来なので、久々に乗りたいなぁ、と。

(満足度:★★★★☆、オススメ度:★★★★)

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Live! GANGA ZUMBA 【凱旋Live】@お台場・Zeep Tokyo

MIYAが泣いた。

♪あふれだす涙は・・・

もう、声にならなかった。

会場に、暖かい拍手が沸き上がった。

久し振りのお台場・Zeep Tokyoです。

SHIBUYA-AXと比べると、やはり広いんだなぁ。

座席指定だったので、結構遠かったです。

ブラジルツアーのドキュメンタリー・フィルムが流れて、『矮小な惑星』のカバー・ヴァージョン(誰が歌っているの?)が流れて、メンバー登場。

1曲目は『HABATAKE!』でした。

結構、意外でした。

2曲目の『シェゴウ・アレグリア』と共に、初っ端から火が着いちゃいましたね。

そして、久し振りの『BRASILEIRO EM TOQUIO』。

この曲の観客の反応を観ると、ファン歴が分かりますよね。

指立てて、腕を交互に上げ下げして飛び跳ねてる人。

20年選手ですね。嬉しくなります。

『Brimbau』、『MARIA BONITA』、『ZOOM IN SKY』、『EDEN』と新作からの曲が続きます。

『EDEN』のクラウディア、カワイイですよね。

歌詞、忘れてしまったのも、ご愛嬌。

さて、今日のMIYAのMCでは「フェルナンドとスザーノに出逢って、10年」という切り口が非常に多かったのですが、宮沢プロジェクトの出発点とも言うべき、『AFROSIK』からの選曲が多かったのが特徴ではないでしょうか。

【サルバドールの天才】カルニーリョス・ブラウンがプロデュースした『CAPITA DE AREIA』を、高野君のアコギと玲子先生の二胡と、メンバーのコーラスで聴かせます。

賛美歌というか、朝の教会に一筋差し込んだ光のような静けさで始まり、静かな響きの中に躍動感を感じさせるサビパートへ・・・。

この曲の持っているパワーは、何年か振りだったけど、健在でした。

童謡×沖縄×レゲエな『楽園』の大合唱は、バツグンのハーモニーだったし、春のLiveでも披露したハウスな沖縄民謡『ハリクヤマク』はメチャクチャ格好良い!

是非、双子のハウス青年・RYUKYUDISKO辺りにRemixして欲しい!

ラテン風味なスカなのに、歌詞とメロディはモロ昭和歌謡している『嫉妬深い男』は、MIYAとクラウディアの掛け合いが、楽しいですよね。

昭和の歌謡曲って、ラテンの影響をかなり受けていると聞きますけど、そこを上手く突いて来ていると思います。

何となく久し振りの『Rainbow Warriors』では高野君のソロで指差しちゃいました。

『DISCOTIQUE』、『Mamboleo』、『WONDERFUL WORLD』で一気に駆け上がります。

会場に入った時から気付いていたけど、『DISCOTIQUE』で天井のミラーボールが回り始めたのは、良かったなぁ。

アンコールは、ここで登場の『Under The Sun』。

再び、10年前のエピソードに戻り、初めてフェルナンドとスザーノと作った『ILUSAO DE ETICA』。

うん。何か原点というのも変だけど、「表参道~」という地下鉄のアナウンスと共に、何かが始まる予感を感じさせる曲だな、と改めて思いました。

そして、涙で歌えなくなった『足跡のない道』。

長年夢見て、一つの目標としていたリオデジャネイロ・カネカウォンでの公演に成功し、ホテルの部屋から見たコパカバーナのビーチが真っ白に見えた(注:元から白い砂浜です)位の虚無感を味わい、目標を見失ってしまった、という話を聞かせてくれました。

そんな状態での大阪、東京での凱旋Live。

でも、そこにあったのは、彼らを、彼らの音楽を待っていた観客の笑顔だったと。

色々なメディアを通して紹介されているけれど、希望を胸にブラジルに渡り、裏切られ、だけど生き抜いた一人の女性の一生をモチーフにして書き上げた、1曲の歌。

♪こぼれ落ちた汗は 大地を潤し
 あふれだす涙は 大河を流れる

100人いれば100通りの人生があるが、この歌の持つ普遍性は、それぞれの人生に重なり合っていく。

それは作った本人の人生でもある。

全く、ものスゴイ曲を作ったんだな、と改めて感動しました。

9月15日(祝)に【日泊100周年記念行事】の一環として横浜・赤レンガ倉庫で、そして年末には初の全国ツアーへ。

GANGA ZUMBAの躍進は続きます。

今日は素晴らしい夜を、どうもありがとう!!

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オススメ!映画紹介『言えない秘密』鑑賞

Ienai_himitsuジェイ・チョウがはじめて監督した作品です。

なかなか良く出来てました。

天才的なピアノテクニックを持つ転校生・シャンルン。転校してきた初日に、彼は取り壊しの決まっている旧校舎の音楽室から流れてくるメロディに導かれ、シャオユーと知り合い、恋に落ちる。
自転車で二人乗りしたり、ピアノで連弾したり、CDショップで好きな音楽を教え合ったり・・・。
学校を休みがちのシャオユーを心配しつつ、二人は一緒の時間を過ごしたいと思う。
しかし、シャオユーは、どうしてもシャンルンに言えない秘密を持っていた・・・。

前半は高校生らしいさわやかなラブストーリー。

でも、予告編の段階で、シャオユーは20年前の時間の学生ということは知っている。

ホラーなのかなぁ・・・、と思っていたら、SFっぽかったり・・・。

ジェイは、得意のピアノを披露したり、パーティでダンスしたり、多才ぶりを発揮しています。

音楽、特にピアノの聴こえる映画って、良いですよね。

僕は好きです。

シャオユーを演じたグイ・ルンメイの瑞々しさ、ちょっと悪戯っ子なような感じも上手く魅力を引き出していました。

一度観ただけでは理解できないような作りにもなっていて、観た人によって受け取り方が違うし、何度も観たくなるので、リピーター、多いのだろうなぁ。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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Live! LIQUIDROOM 4th ANNIVERSARY 【GANGA ZUMBA】@恵比寿・リキッドルーム

リキッドルームが新宿から恵比寿に移転して4年だそうである。

それを記念したスペシャルライブ。

やっぱり、平日のライブはキツイですね。

定時で事務所を出ようと思っていたけど、何だかんだと恵比寿駅に着いたのが19時5分を過ぎていて、走ったのですが、開演に間に合わなかった。

対バンのthe band apartが、始まっていました。

名前は聞いたことあるけど・・・なバンドでしたが、ヴォーカルの声とかは好きな感じでしたね。

ベースの人のMCはウケ狙いっぽかったけど・・・、コーラスワークは良かったですよ。

ずっとシェイキング・ヘッドのギタリストの首の強さには、参りました!

なかなか人気もあるのですね。

ステージ替えの間にフロアが結構空いたので、前の方に行っちゃいました。

ステージまで5m。僕の前には女子が4~5列・・・。

手を伸ばせば届きそう・・・。

そんな状態でGANGA ZUMBA、始まりました。

今夜はフェルナンドは来日していましたが、スザーノはおらず、伊藤直樹氏が入っていました。

凱旋ライブもスザーノなし?結構ショックだなぁ。

MIYAは、黒に赤いツバのキャップにサングラス、黒いタンクトップに膝丈で切ったジーンズというスタイルでした。

近くで見ると本当に細いなぁ・・・。

『Under The Sun』でスタート。

「北京オリンピックは終わりましたが、今日は僕らのオリンピックです。」と、今日の昼間にニンニク100個分のエキスを濃縮したニンニク注射を打ってきたとか。

腕に絆創膏をつけたままでした。

「本物はルールがあるけど、こっちは自由。好きなように楽しんで行って下さい」と『MARIA BONITA』、『シェゴウ・アレグリア!』と踊れる系の曲が続く。

ルイス、玲子先生、フェルナンドをフューチャーした『ZOOM IN SKY』があって、『ちむぐり唄者』、『HABATAKE!』、『DISCOTIQUE』と毎度の曲でDANCE!DANCE!DANCE!time!!!

盛り上がりましたねぇ。

「もう1曲、踊りましょう」で『Manbolero』で本編終了。

アンコールで出てきて『WONDERFUL WORLD』で、完全燃焼!

明後日の凱旋ライブの前哨戦で、新作からの曲が多いのかなと想像していたのだけど、ノンストップで踊り続けました。

45分位の時間だったけど、やっちゃ、楽しかった!

MIYAもスピーカーの上から飛び降りたり、マイクをお客さんに渡しちゃったり、ノリノリでした。

明後日は、GANGA ZUMBAになって初めてのZeep Tokyo。

スタンディングではないらしいので、どんな感じになるのか、楽しみだなぁ。

また、レポート、書きます。

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オススメ!映画紹介『カンフー・ダンク』鑑賞

Kanfudunk『少林サッカー』以降、勢いを取り戻したカンフー映画ですが、今回はバスケとの融合ですね。

バスケットコート脇の草むらに捨てられ、カンフー学校の師父に育てられたシージエ。
公園で出会った中年男・リーは、彼の天才的な武術の腕と抜群のコントロール力に惚れ込み、大学のバスケットチームへ入部することに。バスケの基本を知らなかったシージエだが、【気】を駆使してのダンクシュートに磨きをかけ、次々とチームを勝利に導いていく。
そして、ついに大学のバスケリーグ決勝戦で、極悪チームとの命がけの闘いが幕を開ける。

観る前は、ジェイ・チョウで、カンフー+コメディというのが、しっくり来なかったのですが、観てみたら、意外に良かったです。

展開的にはコメディの王道的ですし、笑いの部分はジェイではなく、エリック・ツァンが担当・・・、って、エリック、ズルい!

すごく楽しそうで、ハマリました。

個人的には、前年度は仲間に裏切られ、また、自分の失敗で負けてしまい、その責任から自信を喪失した上に、腕が震えるという症状を抱えてしまったキャプテンを演じた、チェン・ボーリンが印象的。

キャリア的にそんなに長い訳ではないし、本当に短期間の間に演技が上手くなったなぁ、と思いました。

日本の作品に出ることで、言葉でなく表情で伝える術を身につけたことで、キャプテンの苦悩を表現出来ていたのではないかと思います。

バスケで注目されることで、実の両親は名乗り出てくるのか、その時、シージエをビジネスの道具として利用していながらも、擬似親子な関係を築いていたリーとはどうなってしまうのか。

主題歌の『トウフー、トウフー』、『クンフー、クンフー』が妙に耳に残る。

これ、俳優デビューとなった『イニシャルD』で豆腐屋の息子役だったので、遊び心で韻を踏ませたそうです。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』鑑賞

Clonewars『スター・ウォーズ』も30周年なんですね。

『エピソードⅡ』と『Ⅲ』の間、『Ⅲ』の中でエピソードの一部がチョロっと語られている戦いのお話しです。

ドロイド軍率いる邪悪な分離主義者と、正義の騎士・ジェダイ率いる共和国との熾烈な内戦【クローン・ウォーズ】によって、銀河系は疲弊していた。
そんな時、犯罪組織の首領ジャバ・ザ・ハットの息子を誘拐された、彼はジェダイ騎士団に息子の救出を求めてきた。
今後のクローン戦争を有利に進めるために、彼の強大な力が必要と感じたヨーダは、戦力的に比較的余裕があり、近くの空域で戦闘中のアナキンとオビ=ワンに事件の解決を託すことを決める。そこで、二人の元へパダワン(修行中のジェダイ)になって間もないアソーカ・タノを送り込み、作戦を伝える。

この作品が公開されると聞いて、直ぐに「観たい!」と思ったが、「アニメで大丈夫かな・・・」って不安も正直にありました。

でも、スクリーンに宇宙が映し出された瞬間、「行ける」って、思いました。

戦闘シーンとかを観る限り、全く違和感ありません。

そりゃ、人間の描写については、髪型とか仕方ないですよね・・・。

ストーリー的には、『Ⅱ』、『Ⅲ』とのつながりと言うよりも、独立した感じですね。

アナキンが一人立ちしていて、パダワンのアソーカ・タノの自信過剰で無鉄砲な行動は『Ⅱ』時代のアナキンを観ているようですし、それを指導しているアナキンというのも微笑ましかったです。

『Ⅲ』につなげようとすると、数本作らなくちゃダメだろうなぁ・・・。

多分、パダワンを失い、死への恐怖(=ダークサイド)に捕らわれていくアナキン、というエピソードが必要なんでしょうね。

サミュエル・L・ジャクソン、クリストファー・リー、そして、C-3POは、実写版から引き続きの出演で、この辺はファンとしては嬉しいですよね。

これだけ観ても、分かり易い作りになっているし、これはこれで有りだと思います。

先行上映とかしたためか、夏休みなのに客席が疎らなのが気になりました。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★★)

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台湾シネマ・コレクション2008②『ウエスト・ゲートNo.6』

Exitno6台北って、有名なクラブがあったりするのですが、そんな若者文化が垣間見られたような作品ですね。

クラブのDJに憧れ、路上でエロ雑誌を販売するダーインと、大企業や官庁のコンピューターでも侵入できる天才ハッカーのヴェンスは、西門町を遊び場に気ままな毎日を過ごしていた。
彼らの仲間のビビアンは、1年振りに幼なじみのフィオナと再会する。韓国人の父親から政略結婚を強いられているフィオナは、初めて両親に反抗して、夜遊びをして、ダーインと恋に落ちていく。
ダーインに片想いをしていたビビアンは、二人がキスをするのを見てしまい、失恋で自暴自棄となり、見知らぬ中年について行ってしまうのだが・・・。

前半の部分では、タイトル的に『池袋ウエストゲートパーク』を狙っているのかな、と思いました。

無軌道な若者たちの群集劇で、友情とか、恋愛を描いていて、少し犯罪の臭いをちらついていたりもする。

しかし、後半に入って、援助交際から女子高生連続失踪事件に発展し、意外な、いえ、意外過ぎるラスト・・・。

かなり驚かされました。

インターネットの掲示板など、若者の孤独感とか、周囲からの期待に対する葛藤とか、すごく上手く、組み立てているなぁ、と思いました。

こちらが映画初出演作となるエディ・ポンは、茶髪パーマのイケメンで、昨日掲載した『DNA』の純情青年とは全く異なる若者、間隔が10m近くあるビルとビルの屋上を飛び移る伝説の男を演じています。

結構、ダークなテーマ、展開もありながら、ユーモアを忘れていないのも良いですね。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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台湾シネマ・コレクション2008①『DNAがアイ・ラブ・ユー』

Dna台湾映画というとアート系のイメージがありますが、昨年の興行成績上位6作品に2006年、2008年上半期のNo.1作品を加えた、計8本を特集する映画祭の中からの1作。

【華流】以前から日本のメディアに登場していたピーター・ホー主演のラブコメです。

肥満DNAを抱える新薬開発研究者のマリーン。太ることの恐怖と戦いながら、多忙なビジネスマンの恋人ともすれ違いの日々を過ごす。
マリーンのルームメイトのスージーは、通常の6倍の潔癖症DNAを抱え、付き合う恋人さえも不潔に見えてしまうことが原因で失恋続き。大学時代の恋人と再会し、今度こそはと会社の倉庫から研究途中の新薬を無断で持ち出し、体質改善をはかるのだが・・・。

誰もが抱えるコンプレックスという題材は万国共通なものだし、DNAを組み替える新薬で恋愛を成就させようという着想が、面白いと思いました。

人懐っこい俳優たちが動いているので、産業が発展しても、人の営みは変わらないというか、現在の台湾というのが切り取られていたように思います。

『靴に恋する人魚』の監督なんですね。

今回はあそこまでおとぎ話っぽくはないけど、軟体生物の異常繁殖とかは、らしいなぁと思いました。

ピーターとテリー・クワンのカップルは、ハマっていましたね。

マリーンを演じていたユー・ナンは『トゥーヤの結婚』で主演していた大陸の役者さんですが、やっぱり台湾の俳優さんとは雰囲気が違いますよね。

亜熱帯に位置する南国の親しみ易さではなく、少し影のある大人の魅力というか、クールな感じ。

年上のマリーンに恋する大家の息子を演じたエディ・ポンが可愛らしく、でも健気に愛情を伝えようと努力しているので、良い「対」になっていたと思います。

今日は上映後にエディ・ポンのトーク・イベントがあるということで【華流】ファンで一杯でした。

中には、金曜日の前夜祭から舞台挨拶のある全ての回にやって来た方もいたそうです。

今、ロッカーの役を演じているそうで、映画の青年よりも少し大人びた青年がいました。

まぁ、新しい明星が、次から次へと出てくるんですね。

でも、この映画では、本来は主役の恋人という立ち位置のはずのピーターが、主演となってしまうほど、彼の魅力が出ていたんじゃないでしょうか?

会場にいたお姉さま方の「ピーターの格好良さに今更ながら気付いた」って、声が多かったみたいですよ。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『ベガスの恋に勝つルール』鑑賞

Vegasruleいかにもアメリカ映画っぽい、ラブコメが観たかった!

N.Y.でバリバリ働くキャリアウーマンのジョイは、明るく面倒見が良く、大のプラン好き。しかし、これが仇となり、婚約者の誕生日にひどい失恋をしてしまう。
家具工房の御曹司であるジャックは、いい加減な性格が災いし、父親である社長から仕事をクビになり、勘当されてしまう。
落ち込んだ気分を晴らすため、親友とラスベガスへと繰り出した二組が出会い、意気投合した2人は派手に飲み明かし、朝目覚めると、ベガスの教会で結婚式を挙げていた!
正気に戻った2人は白紙に戻そうとするが、ジャックがジョイのコインを投入したジャックポットで300万ドルが大当たり。賞金に目のくらんだ2人は、とりあえず仮面夫婦を演じ、有利な離婚をしようとそれぞれが画策するのだが・・・。

キャメロンは、スゴイですよね。

美人なのに、クッシャクシャな笑顔で弾けて見せて、本当にキラキラしている。

仕事は出来るけど、恋愛ではウザイ、そんな出来る女を楽しげに演じています。

彼女が出てくるだけで、こういうラブコメは有りになります。

対する、アシュトン・カチャーは、大作にキャスティングされるものの、俳優としてはイマイチ印象が薄かったのですが、良いんじゃないですか?

一夜の恋をするには打って付けだけど、恋愛や結婚の対象にならない男。

ガッチリした上半身を惜しげもなく披露していて、好きな女子には堪らないのでしょうね。

僕は、彼のファッションを注意して観てみました。

割とカジュアルな感じも多かったし、ジャケットの時にシャツのボタンをいくつ開けるか、とかね。

物語は定石通りで新しくないんだけど、二人の気持ちの変化が自然に描かれていて、僕は好きだったな。

それとクレジットが出てきても立たないように!

最後の最後で、「えっ!?そうだったの?」的なオチが待っていますので。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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愛読書!『下北サンデーズ/石田衣良』

Shimokita_2少し前にテレ朝でドラマやってましたね。

観ていませんが。

下北沢で結成10年を越えた弱小劇団「下北サンデーズ」。
地方の高校を卒業し、大学生活を始めるために上京した里中ゆいかは、生まれて始めた観たサンデーズの舞台で演劇の世界に感激し、大学生になったら絶対に入団することを決めていた。
徹底的に貧乏でも、演劇への情熱は人一倍の、一癖も二癖もある演劇人の中で、次第に女優としての才能を開花させていく。
やがて、演劇界で注目を集めるようになり、知名度を上げていく下北サンデーズだが、アルバイトのつもりで出場したミスコンで準優勝してしまったゆいかはグラビア・アイドルとしてブレイクし、次第に演劇と芸能活動の狭間で揺れ動くことになっていく・・・。

理系の女子大生で、大学教授の娘でもあるゆいかの素直なキャラクターも面白いですが、サンデーズの仲間たち、アルバイトづめだったり、劇団内恋愛に悩んだり、結構リアルに描かれていました。

いくつかの劇団も登場して、これは○○座、この人は××さんとモデルになったであろう劇団や人物を想像できてしまうのも、面白かった。

衣良さんって、本当に色々な作風を持っているなぁ。

重たいのから、ライトな感じまで。

そうそう、主題歌になっていたフミヤの『原宿以上、下北未満』って、ライバル劇団の劇のタイトルだったんですね。

素敵なタイトル考えますよね。

抽象的だけど、何となく分かる、って感じの。

スラスラ読めるので、通勤通学の社内読みには良いのでは。

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オススメ!映画紹介『TOKYO!』鑑賞

TokyoNYのミシェル・ゴンドリー、パリのレオス・カラックス、ソウルのポン・ジュノ。

それぞれの国の大都会で活躍する3人の映画監督が描く、TOKYOという街。

三者三様な世界が楽しめます。

<インテリア・デザイン>駆け出しの映画監督である恋人のアキラと一緒に上京してきたヒロコ。だが、親友のワンルームに転がり込むが、なかなか期待通りの引越し先が見つからない。アルバイトも一緒に受けたアキラだけが合格し、ヒロコは東京には自分の居場所がないことを感じ始める・・・。
<メルド>東京の各地で、突如マンホールから一人の謎の男・メルドが地上に出現。意味不明な言葉を発しながら、道行く人々に危害を加え始めた。やがて手榴弾を渋谷の街に投げ込み、警察に拘束される。そして、メルドに関する目撃談が世界中から寄せられる中、裁判が始まり、世論は極刑に処するべきだというグループとカリスマ的に崇拝するグループに二分していく。
<シェイキング東京>10年以上も家を出ないまま、引きこもりの生活を続けている一人の男。デリバリの店員とも目も合わせずに生きて来たが、ある日ピザを届けに来た美しい少女と出会い、恋心を抱くようになる。大きな地震で彼女が玄関先で倒れた数日後。いつものようにピザのデリバリを依頼すると、店長が配達に来て、「彼女はもうバイトを辞めて永遠に家を出ない」と伝える。引きこもりが引きこもりに会うためには、どうするか。男はついに家の外へと飛び出し、彼女の住む街へと駆け出すのだが・・・。

ゴンドリー監督はNY在住の作家の短編、カラックス監督はパリの街を想定して準備していた脚本らしいです。

一本目は、東京というよりも大都会に出てきた者の孤独感というのが上手く表現できていたと思う。

プラス、東京の建物と建物の隙間から紙みたいな薄いオバケが出てくる、というのは、スゴク映画人的な発想。

監督役の加瀬亮君の心のこもっていないような話し方で、絶妙に演じていました。

映画の試写会で見知らぬ女性に「男の夢をサポートするのも女の幸せ」みたいなことを言われたヒロコは、男にとって「居心地の良い場所」を見つけ出すのだけど、それは一気にファンタジーな世界に持っていっていて、でも違和感はなく、不思議な感覚でした。

脇役に伊藤歩ちゃんや妻夫木君や大森南朋君が出ていて、豪華な感じです。

二本目は、ゴメンナサイ。

テロだったり、宗教団体だったり、カオスな感じを暗喩しているのだろうけど、???な感じでした。

で、期待していたポン・ジュノ作品。

ポン・ジュノ監督は、地震とか、引きこもりとか、日本的なテーマで挑んでいます。

タイトルの『シェイキング』は、地震の意味ですが、心の揺れでもあって、孤独な人と人の心の触れ合う瞬間を切り取っています。

香川さんの引きこもり男は、いつもの通りの怪演で、大真面目にやっているところが面白く、蒼井優ちゃんのピザ屋の店員は可愛らしかった。

そして、韓国人もやっぱり竹中直人は好きなのね、ってキャスティングでした。

あと、荒川良々も1シーンながら、良い味出してました。

ポン・ジュノ作品らしい、と思いました。

違う監督でも観てみたい企画ですね。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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オススメ!映画紹介『熱血男児』鑑賞

Nekketsu韓国ベスト・アクション映画の3作目、最後の作品です。

これも2年前の釜山に行った時、釜山映画祭の中で完成イベントには参加出来たけど、試写のチケットはゲット出来なかったのでした。

兄貴分をなす術もなく、目の前で殺され、その復讐を誓ったヤクザのゼムン。組織に入ってきたばかりの弟分のチグックを伴い、復讐相手デシクの故郷・ボルギョへ向かう。
そして、デシクの母親が経営する食堂に出入りするようになり、デシクの帰りを待つうちに、母子のような情を感じ始めてしまう。
そして、小学校での村の運動会に合わせ、デシクが帰郷する・・・。

復讐を心に決めながらも、どこか優しさや温かさを持ち、それでもヤクザとして粗野に乱暴に振舞うことしか出来ない男を軽妙に演じるソル・ギョング。

過去にも演じてきた得意なジャンルのキャラクターということもあって、絶妙です。

男の哀しさとか、行き詰っちゃった感じ、良く出ています。

しかし、ここで注目してもらいたいのは、デシクの母親を演じるナ・ムニさんです。

海難事故で生死不明な次男のために、食料や衣服、本を送り続ける、母親の愛情と哀しみに、まず心打たれます。

そして、自分の息子を殺しに来たのかもしれないヤクザ物にも憎まれ口を叩きながらも、愛情を注ぎ、明るい服を着なさいと花柄のシャツをプレゼントしてやったりもする。

そんな、いかにも韓国のオモニって感じの情の深い母親像を見事に演じています。

あ~ぁ、これが韓国で言うところの【情-ジョン-】なのかなぁ、と思いました。

ラストの彼女の涙には、本当に感動しました。

もらい泣きして、立てない人も多かったです。

テコンドーの選手から挫折して、病気の母親のためにヤクザに入った無愛想な弟分を演じたチョ・ハンソンも悪くはない演技をしていたけど、出番が少なかったような気がする。

組織からは別の指名を帯びているのだろうなぁ、でも、ゼムンの温かみに触れて、復讐を思い留まらせれば、組織も大目に見てくれるだろう、みたいな葛藤がもう少し見えてくると良かったのだけど、そうすると完璧にネタばれな展開になってしまうのか。

難しいところだ。

現地でイベントに参加してしまった贔屓目は強いけど、今回の3作品の中では一番好きな作品でした。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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オススメ!映画紹介『ケンカの技術』鑑賞

Kenkaこの作品、何かの映画祭で観たよな、と思ったのですが、何時だったか思い出せない・・・。

普通校から工業高校に転入したビョンテは、不良グループのイジメのターゲットにされ、怯える日々を過ごしていた。そんな気弱な高校生が、図書室に管理人を装う、ケンカの達人と出会い、大きく人生を変えていく。
達人にケンカ指南を頼んだビョンテは、ケンカの極意を叩き込まれ、男として成長していく。
一方の達人は、闇のルートでパスポートを調達し、メキシコ行きを夢見る、殺人事件の容疑者オ・パンスだった。
ビョンテは不良たちを蹴散らし、パンスは無事、海外逃亡に成功するのだろうか・・・。

この作品はジェヒの目力と、ペク・ユンシク氏の怪しげな達人ぶりだろう。

この手の役をやらせると右に出るものはいないですね。

改めて観てみて、親世代とのコミュニケーション不足、断絶とか言うのが、根底にありますよね。

警察官の父親は、それが原因でクラスメイトからいじめられていることを知らず、勉強が嫌いなら手に職をつけろと工業高校に転校させる。

子供って、父親の後姿を見て大きくなるのに、忙しくて子供の相手をせず、子供は図書室で寝泊りする怪しい男にケンカを教えてもらい、擬似親子な関係を築いていく。

しかし、その関係は父親の愛の名の下に、壊されてしまう。

文章で書くと、古典的なラブストーリーの設定ですね・・・。

さて、最初の問題、正解は、シネコリ2006でした!

その時の記事は、こちらです。

http://lifeislikethat.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/cinema_korea_20_1.html

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『タチャ イカサマ師』鑑賞

Tacha2年前に釜山に行った時に大ヒット上映中でした。

この度、ベスト・アクションズ in コリアの1作として、漸く、観ることが出来ました。

工場勤めの青年ゴニは、工場の某所でパク・ムソク一味が行う花札賭博に偶然に立ち入る。そこで3年間貯め続けたお金をすべてすってしまう。
やがて、それがイカサマで仕組まれた勝負だと知った彼は、ムソクを探すために賭場を渡り歩き、伝説のイカサマ師ピョン・ギョンチャンに弟子入りし、花札バトルに身を投じる。
心に誓ったムソクへの復讐を果たすことは出来るのか・・・。

原作は、韓国の人気劇画らしいですね。

どちらかというと爽やかな好青年のイメージのあるチョ・スンウが、イカサマ賭博師を演じています。

そこは演技派、上手いです。

実は、監督は最初にチャン・ドンゴンに脚本を渡したそうで、いつまで経っても返事がないので、チョ・スンウの事務所にも送ったそうである。

チャン・ドンゴンが演じていたら、また違う感じのゴニになっていたでしょうね。

個人的には、伝説のイカサマ師を演じたペク・ユンシク氏がいい味出してたと思う。

チョ・スンウの映画では、必ず1箇所彼のヌードシーンがあるのですが、今回はマダムを演じるキム・ヘスとの一糸まとわぬベッド・シーンでした。

キム・ヘスのヌード、見事でしたね。

個人的には、ああいう欲しいものは何としても手に入れるタイプの女って、好きにはなれないし、何を勘違いしちゃってるの?って感じでした。

だったら、ジョニ青で150万ウォンを請求したカフェの二人の方が、生きてるって感じがしましたね。

ま、原作を知らないだけに、乗り遅れた感は否めないかな。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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Live! 20th J-WAVE LIVE 2000+8<3日目>@東京・代々木体育館

多分、この夏、最後のフェスになると思います。

毎年恒例、J-WAVE LIVE。

今年は開局20周年ということで、他の季節にも開催されていることもあって、初めての人、お帰りなさいな人など、豪華なラインアップになっています。

トップバッターは、切り込み隊長の森山直太朗!

予想通りだったのですけど・・・。

で、セットリストが、【情熱】の時と全く同じだったんです!

『夕暮れ』の「革命児」の部分が歌舞伎からナベアツ風(?)になっていたり、同じバイオリンを入れても、葉加瀬バージョンとは全く別物な『生きとし生きるもの』と、違いを楽しむというか、ライブの生き物感を感じました。

今日は時間がないのでMCは短めでしたが、楽屋インタービューでは絶好調。

「今日は起きたら涼しかったんで、1曲目別の曲だったんですが、急遽『夏の終わり』に差し替えました。

・・・嘘です。」

二番手は、今年一番の成長株、青山テルマが初登場。

1曲目では緊張のせいか、声が出ていないような感じで、ドラムの音に埋没してました。

が、2曲目以降、『ONE WAY』、『何度も』、『そばにいるね』と段々と調子を上げていきました。

MCはしっかりしているのだけど、「心臓が止まらなくて」とか、序盤に「では最後の曲、じゃなかった」とか、天然入っていましたね。

続いては、くるりです。

レパートリー多いので、何を演奏するのかなぁ、と期待半分、知らなかったどうしようというの半分だったのですが・・・。

『ワンダーホーゲル』とか『ロックンロール』は知っていたし、新曲(『さよならリグレット』)だったりしたので、ホッとしていたんです。

そしたら、サプライズ①、ゲストの登場です。

な、何と、小田和正様が呼び込まれ『ばらの花』を歌っています。

いやぁ~、これにはやられました。

くるりの歌って、さわやかなんだけど、金太郎飴的にどこから切っても、テイストが似ていると思っていたのですが、小田様の声が乗ると、清涼感倍増ですね。

参りました。

圧巻だったのが、ずっと気になる存在だったアンジェラ・アキ。

1万人の観衆の前に、ピアノ1台と彼女だけの真剣勝負!

でも、スゴイ、パワフル!

半分立った状態でピアノを奏でる『サクラ色』や『MUSIC』、『This Love』、曲と曲の間のつなぎの部分も格好良い。

途中、NHK合唱コンクールの課題曲『手紙』は、曲の性格から大人しめな演奏でした。

が、続く『AGAIN』、『たしかに』は、さすが『めざまし』の生演奏で、高島とナカミー、泣かせただけある。

感動した!

MCも面白い!

完成度の高いパフォーマンスでした。

続いて登場した平井堅は、アコースティックな感じ、僕の中では【MTVアンプラグド】みたいだな、って、聴いていました。

何しろアコギで『POP STAR』ですからね。

名曲『瞳をとじて』の次はサプライズ②!!

J-WAVE20周年キャンペーンソングのプロデュースを担当したKANさんが登場!

今年はお馴染みとなったスコットランド民族衣装(バグパイプ付き)でした。

生で見られるとは・・・。

二人の掛け合い、面白かったんだけど、長過ぎ!

KANさんも「アウェイ感とか、KYって意味分からなかったんだけど、人生で初めてその意味を二つ同時に理解した」と言ってました。

ディスコ調のキャンペーンソングを、ピアノだけで歌いました。

で、続いて、サプライズ③!!!

ピアノに清水ミチ子さん、リコーダーは何と三谷幸喜監督ではないですか!

ミッちゃんと仲良いのは有名な話ですが、三谷氏はオファーする前に、自ら「『君の好きなとこ』をリコーダーで吹ける」って言っていたのを聞いて、「じゃあ、お願いします」となったそうだ。

超・緊張していましたね。

おかげでミッちゃんのものまね沢山見られましたけど。

ここと、楽屋インタビューで30分位押したんじゃないかな?

倖田嬢のPVは途中でバッサリ切られるは、アンジェラのインタビューももう終わり?って短さだったのに・・・。

僕の中の【アンプラグド】が崩れかけていたのですが、最後に『いつか離れる日が来ても』と『Love Love Love』が聴けたから、まぁ、良しとしましょう。

本日の、そして今年のJ-WAVEライブのトリをつとめますのは、皆勤賞のスガシカオでした!

平井堅で、どこまで帰るか、とかあったんだけど、シカオ・ファンって多いんですね。

すっごい盛り上がってました。

1曲目の『19才』は意外な感じがしましたが、『フォノスコープ』、『progress』と良い感じで流れを作ります。

アルバムが完成した話しがあって、先行シングル『この指とまれ』を披露。

「買って、違うと思ったら、返してもらって良いよ。中古屋に売りに行っても良い。でも、絶対にそうならないから。」という自信作らしいです。

9月10日発売。楽しみです。

あ、関係ないけど、PVの青いTシャツ、格好良いです。

欲しいと思ったのだけど、どこのブランドのなんだろう?

『リンゴジュース』も良かったけど、この季節はやっぱり『奇跡』でしょう。

何年か前の「高校野球ダイジェスト」のテーマ曲だったけど、夏になると毎年、聴きたくなる。

ライブは『午後のパレード』で、大盛り上がりで終了。

アンコールは、J-WAVEのキャンペーンソング『POP MUSIC』でしたが、最終日だし、もう1曲位、聴きたかったなぁ・・・。

J-WAVEが終わると、夏もそろそろ終わりかなぁ、なんて思う。

来年も観に来たいなぁ。

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愛読書!『悪夢のエレベーター/木下半太』

Akumuコメディ・サスペンスって言うのですか?

ヤパイっすよ、この本。面白くて。

小川順。レストランバーの副店長。送別会で酔っ払ったアルバイトをマンションの部屋まで送ったところで、臨月の妻からの「やばい、産まれそう」の電話に慌てて、エレベーターに飛び乗った。
しかし、後頭部の強烈な痛みで目を覚ますと、エレベーターは緊急停止した上に、出所したばかりの空き巣の常習犯、引きこもりがちなニートの超能力者、自殺願望の女と閉じ込められた。
実は、そのアルバイトというのは、妊娠中の妻の代わりの軽い浮気相手で、たった今別れ話を切り出したところだったのに!
精神的に追い詰められた密室で、ついに事件は起こる。
そして、事件には意外な黒幕がいた・・・。

原作者は、大阪を中心に活躍する劇団の主宰者ということで、演劇を観ているような、吹き出してしまいそうな会話と、華麗すぎる展開力で惹き付けます。

コメディとしてだけではなく、推理小説としても、なかなか出来ています。

事件の主犯の三郎と助手のカオルが、推理小説ファンということで、密室殺人を組み立てていきますからね。

第2章は、第1章で超能力者を演じた2丁目のオカマバーのママさん・マッキーが、罠にはまった順君に一目惚れしてしまったことから引き起こる悪夢を、第3章では思いもかけず、第2、第3の死者が発生し、事態の収拾に翻弄させられる三郎(空き巣の常習犯の不動産屋)の悪夢と、少しずつ視点をずらしながら、事件の全貌を明らかにさせていきます。

そして、全てが終わって、エピローグ・・・。

そうだったのか・・・、と、ゾクゾクっと来ました。

上手い!

彼らの芝居、観に行きたくなりました。

第二弾の『悪夢の観覧車』も、早く読みたい!

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Live! ZUSHI MARINA Live Festival '08 【マツリ~ナ2008】<Live Report>

さて、ライブレポートです。

Openning Act.で、Hawaii出身の新人ユニット・Safariiのお披露目があったそうなのだけど、その頃はプールで浮かんでました。

舞台セッティングの途中で流れたCFを観た限り、気になる感じだったので、聴きたかったです。

で、本編1組目がKCB、ex-Orangeの笑顔が印象的なドラマーのバンドですね。

『ナツコイ』はコンビニとかで聴いたことあるゾ。

こういうサワヤカ系がやりたかったんだぁ!?、という感想しかないです。

でも、勢いは確かにあった。

2組目は、アメリカのゴスペル隊も認めた歌唱力が話題の福原美穂。

『CHANGE』は、パワフルで、スゴイね。

アルバムが出たら、聴いてみたい。

続いて、Kの登場です。

韓流のオバさま達もチラホラ見えました。お疲れ様です!

バラードのKってイメージがありますが、いきなりロッド・スチュワートです!

カッコいい!

「今日は時間ないので、MCは短く!!」と変な日本語のトークはなかったのですが、黒人女性とのデュエットや、オリジナル曲でもソウルフルな感じでまとめてました。

続いて、今日は観るのを楽しみにしていた清水翔太君の登場です。

1曲目に配信限定シングルでヒップホップ寄りのR&Bをバッチリ決めて、『HOME』、『「アイシテル」』へ。

やっぱり、スッゲェ、上手いです!

新人なので、ショートコーナーで仕方ありませんが、もっと聴いていたいなぁ・・・。

続いて、「一生、一緒にいてくれや」の『RSP』です。

三木道山は良いと思うんですけどねぇ・・・。

プリプリはどうなのかなぁ・・・。

いえ、ヒップホップ系のサンプリングについては全く問題ないと思うのだけど、折角、ツイン・ヴォーカルなんだから、奥居のボーカルは使わなくても、良いんじゃない、って思っていました。

でも、その他の曲は、パフォーマー達も含めて、なかなか良いんじゃないでしょうか。

久々に生で聴けることを楽しみにしていた、加藤ミリヤの登場です。

アップ目の曲で入って、『LALALA』でクールダウン、再び『Just Wanna Fun』で上げておいて、『19 Memories』で締める。

『Sweet 19 Blues』、カッコいいよなぁ。

この曲を歌えるの、安室だけだと思ってたけど、ミリヤも全然別の魅力があって、上手い!

来た甲斐、ありました。

さて、さて、ある意味でクライマックスな「ショコタン」こと、中川翔子の出番となりました。

でも、ショコタンより、貪欲な方たちが気になる!

これが噂のアキバ系か!生では初めて見たゾ!

はじめは唖然と見ていたが、次第に踊りの輪が広がっていく。

恐るべし。

サスガに『空色』と『Shinny Gate』位は知ってたけど、男女にまんべんなく人気があって、「こういう時代なんだなぁ」と、すっかりオジさん入っていました。

でも、この子って、素材としては悪くないから、歌の中での押し/引きをコントロールするようになれたら、もっと上手くなるような気がするのだけど・・・。

この辺で疲れてきたので、シャワーを浴びて、食事をしてたら、次のUVERworldが始まっていました。

ジンのジンジャー割りのコップを持ったまま、Live Areaに入ろうとしたら、係員に「ペットボトル以外は持ち込み禁止です」と止められてしまいました。

仕方がないので、Food Areaに戻って、ゆっくりすることにしました。

1曲も知らないし・・・。

さて、陽も沈み、涼しい潮風が吹き始めた頃、トリ前のYUIは、いきなり『少年時代』の弾き語りカバーでスタートです。

老若男女な客層の心のつかみ方、心得てるじゃん!

前半は、アコギで夏歌を披露し、『Namidairo』は弾き語りで聴かせます。

エレキに持ち替えた『CHE.R.RY』ではPOPに決めて、更にはロックで畳みかけてくれました。

そして、絶対に聴きたい!と思っていた『Good-bye days』。

映画の舞台になった場所のすぐそばですもんね。

ジーンとしました。

そして、ラストはHiromi Goの登場です!

いきなり「ジャパ~ン!」です!

広い舞台にたった一人でしたが、皆が知っている曲をという見事な選曲で盛り上がりました。

アツイのでジャケットは着てこなかった、と「エアージャケプレイ」をしてみたり、二冠を達成した北島康介選手をまねて「郷、気持ちイイ」とオヤジギャグ(?)をかましたり、はしゃぎよう。

アカペラで『言えないよ』と『よろしく哀愁』も聴かせてくれました。

そして、会社の先輩のカラオケ十八番じゃなくて、本物の『お嫁サンバ』で踊れたし、「アチチ」な『GOLD FINGER '99』も聴けたし、お腹いっぱい!

でも、やっぱり打ち上げ花火は見たかったなぁ。

前日のavexバージョンやN・E・R・Dが来日するというMTV Japanバージョンも、興味あるなぁ。

逗子に宿泊して「2泊3日・音楽三昧」ってのも有りかもしれませんね。

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Live! ZUSHI MARINA Live Festival '08 【マツリ~ナ2008】<序>

本日は逗子マリーナへ行ってきました。

Sony MUSIC Recordsに所属する新人、トップシンガー、そして伝説のベテランシンガーまで、一気に演奏してくれるLiveでした。

ドッピーカンの天気で、舞台転換の間に併設のプールでCool Downしながらの参戦でしたが、やっぱり疲れた!

いや、でもこの試みは良いですよ。

興味ない人たちの演奏の時は、泳いだり、プールサイドで横になっていれば良いわけで、興味なさ気に、ずっと隣りでベチャクチャされると、テンション下がるからね。

Live Areaは、基本スタンディングのブロック指定なんだけど、Aブロックは、かなりスペースがあって、動きやすいし、観やすかったですよ。

残念ながら、強風で打ち上げ花火が中止になりました。

花火見たさに終演まで待っていたのだけど、そしたらシャトルバスの列が超長蛇になっていて、何と1時間待たされました!

こんなことなら、公共のバスに乗れば良かった!

丁度、湘南ライナーが来たので、鎌倉から座って新宿まで戻って来たけど・・・。

横浜を過ぎ、新川崎辺りで、ウトウトして、半分寝てました!

そんな訳で、ライブレポートは、明日アップします。

おやすみなさい・・・。

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愛読書!『プリズン・ガール/有村朋美』

Prison本の紹介が続きます。

これ、すごく面白いです。

アメリカ女子刑務所に収容された一般の日本人女性が書いたノンフィクション。

ニューヨークに住む20代の普通の日本人留学生の朋美は、恋人がロシアン・マフィアで麻薬ディーラーだったことから、麻薬密売組織に協力した罪でFBIに連行されてしまう。無実の訴えも空しく、しかし、恋人が密売人である事実を知りながら付き合い続けたの事実だからと司法取引も拒否し、連邦刑務所へ入所することを決めた。
不安と絶望の中で入所した朋美だったが、刑務所なのに妙な自由な雰囲気のあるシステムに慣れ、様々な人種、年齢の囚人たちとの友情を育み、ポジティブに動き出す。

無実とは言え、囚人として刑務所で過ごした日々を、アッケラカンと書いている文体がイイ。

イマドキの子のアッケラカンとした感じではないんですよね。

高校を卒業した後、留学するまではアパレル関係に就職して、目的もなく旅立ったのだけど、語学学校を出たら、服飾関係の学校に通いたいなんてことも考えていたり、割と真面目な女の子。

とにかく真っ直ぐで、好感の持てる性格だったから、皆を愛し、愛されたのだろう。

囚人仲間たちが活き活きしている。

親友の在米コリアンのキャティを始めとするアジア系のコミュニティがあったり、陽気なラテン系の懲りない面々や、黒人のギャングスタたち。

女だけの生活の中で擬似恋愛によるレズビアンな関係、と言っても、刑務所では無闇な接触は禁止なので、抱きついたり、キッスしたりは出来ず、あくまで【ごっこ】なのだけど。

意外だったのは、懲役の内容というのが一般的な作業だけでなくて、囚人向けの学校があって、その教師を囚人が勤めるというところ。

彼女の場合は、日本語教室を正科目にしようとして自主的に始めると、ピアノ教室の空きが出来て、こちらの講師になる。

と言っても、ピアノなんて弾ける囚人はいなくて、「彼女のピアノを聴きながら、おしゃべりするとスッキリする」という噂が広がり、悩み相談室みたいになっているのだけど。

きっと、彼女の人当たりの良さって、天性なんでしょうね。

現在、釈放され、強制送還された彼女は貿易会社で派遣OLをされているそうである。

彼女だったら、今後、どんな困難に出会っても、ヒョイっと乗り越えられちゃうような気がします。

すごく元気をもらいました。

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愛読書!『重力ピエロ/伊坂幸太郎』

Pierrot少し今更な感じもしたのですが、読みました。

遺伝子技術を取り扱う会社に勤務する「私」と、弟の「春」。絵画の才能がある春は、母親が若者にレイプされたときに身ごもった子である。母親をレイプした犯人は既に出所し、どこかの街で暮らしているはずだった。春に一方的に恋をしていた追っかけの【夏子】は、そんな春の精神状態は危うい、と私に伝える。
一方で、仙台市では連続放火事件が発生していた、私の会社もその被害にあう。町の壁に描かれた落書き消しを請け負っている春は、現場の近くには必ずスプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。やがて、事件は交錯し、思いがけない方向に進んでいく。

500ページという厚さが全く気にならない、読みやすい本ですので、読みなれていないけど、感想文とかで読まなきゃいけない人には最適かも。

すごく重たいストーリーなのに、軽く、淡々と展開していく感じがしました。

癌で余命短い父親が印象的でしたね。

まず、市役所職員で、撮影に来ていた売れっ子モデルに見初められたというエピソードがあり得ない!

そして、レイプされて身ごもった子供を、周囲の目なんか気にせずに、自分の子供として当然のように育てていく、強い意志を持った両親。

連続放火事件を、趣味のクロスワードパズルを解くように推理し、ある仮説を見出す勘の鋭さを持っている。

全て父親だからこその愛の大きさなのかな。

その出生のために犯罪や男女の恋愛関係に対しては潔癖症の春と、そんな春を不憫に思い、レイプ犯を探して復讐することを考えている私。

ストーカーの夏子の不格好な愛も、ちょっとミステリアスな感じで悪くない。

読み進めていく内に、僕の中の仮説は2つ。

そして、そりゃそうだな、って方に落ち着いた。

ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

そこまでの道程が面白かっただけに、少し白けたかな。

やはり悪いことは悪い、というか・・・。

エンディングは評価のしづらい終わり方でした。

言葉の選び方、切り出し方は斬新ですし、【言葉を話すカカシ】など、他の作品のリンクも隠してあって、楽しいのは間違いないのですけどね。

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Live! WORLD HAPPINESS@東京・夢の島陸上競技場<後編>

えっと、BONNIE PINKからですね。

今年は夏フェスに精力的に出撃しているなぁ。

『Heaven's Kitchen』のイントロと思わせといて、いきなり『Love is bubble』ですか。

分かってらっしゃる。盛り上がらないワケがない。

極めつけは「晴れている時に歌いたかった」と『a Perfect Sky』。

2曲ともつま恋では聴けなかったので、得した気分でした。

そして、サイド・ステージに、真っ赤な顔したリリー・フランキー氏が登場!

「裏でさ、アルコール勧められちゃってさぁ」と、爆笑トーク炸裂!

「辛気臭い話で申し訳ないけど、去年は最悪で、鬱になっちゃってさ」って、楽しげに言うな~!

話しはひねくれてて面白いのだけど、歌は至って真面目。

というか、意外に上手い!

しかも、過去に10代の女性アイドルのために作った曲のセルフカバーやキャラクターデザインしたオデン君の幻のテーマ曲など、多彩な才能を披露していました。

確か、予定より5~10分も早く進んでいたはずなのに、気が付けば、リリーさんで10分近く押しました。

でも、楽しかったです。リリー、万歳!

さぁ、さぁ、お待ちかね!GANGA ZUMBAの時間です。

結構、来てましたね。

マフラータオル、Tシャツ、見かけましたよ。

1曲目『ちむぐり唄者』、2曲目『Mambolero』といきなり沖縄、ラテンのダンスを持って来るとは・・・。

Hookさんが復帰しているのが、嬉しかった。

スザーノとモウラは来日前なので、鶴来さんがサポートで入ってましたね。

でも、スゴイ一体感。

これでブラジリアン二人が入ったら、どうなっちゃうの?

「高野寛祭りにようこそ。三変化の主演・高野寛をサポートします」って、MIYAらしいオチャメなMCがあって、一度『足跡のない地図』で、クールダウン。

しかし、続く『HABATAKE!』と『Discotique』で会場はディスコと化したのでした。

いつもなら、『島唄』とか『風になりたい』も入れて、皆で楽しめる選曲を考えていたと思うのだけど、今回は宮沢和史BAND、そして、GANGA ZUMBAの代表曲オンリーってところに、MIYAの自信が伺えます。

陽はすっかり傾き、涼しかったのに、汗ダクダクになりました。

周囲からも「楽しい」、「カッコいい」の声、しきりでした。

時間身近かったけど、大満足!

次のNRT320は、音楽とアートの融合実験ですね。

ゲストの元ピチカート・野宮真貴嬢を素材に、即興で写真展していました。

で、その時、歌っていた『Fade Out』は、あのKyon2のハウスの名曲ですよ。

いやぁ、久し振り、そしてクールでしたねぇ。

先日、ジャージを着たゆるーい中年親父を演じた鮎川誠氏が、本職のシーナ&ロケッツで登場です。

いやぁ、格好良い!!ロック親父、不良親父してました!

結婚式で親戚の伯父さんの定番曲、ドン引きの『MY WAY』も、あそこまでロックされたら、許しちゃう!

僕が歌いたい!って、思ってしまいました。

高木完さん率いる東京ブラボーは、80年代に結成、解散した伝説のバンド。

当時、ニューウェイブとかいう言葉、流行っていましたね。

「いろんな人のサポートやったけど、YMOの前座が出来るなんてね」と笑いを取っていました。

故・赤塚不二男さん追悼で『アッコちゃんブギ』を選曲するあたりは、技あり!

そして、いよいよクライマックス!

HASYMOの登場です。

YMOではなく、HASYMOということで、新曲を中心に披露されました。

TOKYOの町並み。大挙して歩くサラリーマン。

そんな映像をバックに流れる音楽たちは、現代という時代にマッチしている。

まさにYMOの現在進行形。

でも、『ライディーン』が聴きたいなぁ、と思ったら、アンコールの1曲目に持って来てくれました!

鉄琴みたいな音で奏でる主旋律がかわいらしい感じがしました。

・・・振り返って見ると、全体的に大人な雰囲気のあるフェスでしたね。

実際、年齢層はご夫婦、子連れが多く、高めだったし。

会場を出ると東京湾花火大会の最後の乱打が見えました。

地下鉄は豊洲で浴衣姿だらけになりました。

(僕ら、埃まみれなのにね・・・。)

そして、1時間後に地下鉄の駅から上がって来たら、大雨でした。

新宿区は5cm位、水溜まってました。

ライブ中に降られなくて、良かったなぁ。

誰か、物凄い晴れ男がいたんでしょうね。

夏フェス、次は逗子マリーナだぁ!!

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Live! WORLD HAPPINESS@東京・夢の島陸上競技場<前編>

本日の夢の島も緑を抜ける涼しい風の心地よいオアシスでした。

高橋幸宏さんが声をかけて集まった人たちによる夏フェス。

同じ沿線で開催されているサマ・ソニを意識された発言多かったですね。

今日は別名【高野寛祭り(by MIYA)】でもあるのでした。

Openning Actはanonymass。

YMOのカバーアルバムを出して、話題になったバンドだそうだ。

早速、幸宏さん色出てますね。

世話役の幸宏さんと信藤さんの挨拶があって、引切り無しの演奏が開幕!

まずは、いきなり東京スカパラダイスオーケストラ!

何で?と思ったら、夜は他のフェスと掛け持ちだったみたいですね。

スカパラ、久し振りだったんで、嬉しかったなぁ。

ゲストなしだけど、メンバーのソロナンバーをいくつか聴けました。

いやぁ、盛り上がっちゃいました!

続く、LASTORDERZは、パンク親父と若者男女の混成パンク!

歌詞、無茶苦茶面白かった!

20分のステージ、途中で息切れしているのが、親父っぽくて最高!

笑わかせてもらいました!

続いて、鈴木慶一さんのバンドに曽我部恵一さんが参加。

慶一さんは歌手というかプロデューサーのイメージが強い。

もちろんムーンライダースとかも聴いたことあるけど。

曽我部恵一は、多分、初めてLiveで観ました。

これだけFesに参加してたら、どこかで会っていそうだけど。

CDなんかで聴くより、良かったなぁ。

また、機会があれば、聴いてみたい。

続いて登場したのは、最近メディアで良く目にする口ロロ。

【クチロロ】ってネーミングがズルイですよね。

ブレイク・ビーツってことですが、テクノ、ヒップホップって感じですか?

ヴォーカルの子が本当に楽しいそうに歌い、鍵盤を叩くので、ノックアウトされました。

帰りにタワレコのブースでCDを買ってしまった・・・。

お待たせしました。高野寛の一発目、pupaの登場です!

グリーンの繋ぎを着て、胸に1号~6号までナンバリングされている。

1曲目はインストで、2曲目に幸宏さんと原田知世さんが登場。

正直に言おう。

僕、小学生~高校生まで、原田知世さんの大、大、大ファンでした!

映画の初日挨拶とか並んだもん!

久し振りの【生】知世ちゃんだよな~。

年上の大人の女性に対して失礼ですが、知世ちゃん、カワイイ!

お人形さんみたい!

こうして聴いてみると、素材の良さで選んでいるよなぁ。

透明感のある声。

メインの時は浮遊感のある演奏にあっているし、コーラスの時は邪魔にならない。

CDの中では高野君の『tameiki』がお気に入りなのですが、高野君のボーカルと知世ちゃんのコーラスって、凄く贅沢なんじゃない?

波の映像が流れていたのだけど、揺らぎっていうか、気持ち良かったですね。

数少ないMCで「緊張しています」と言っていたけど、ヴォーカルだけでなく、楽器(あれが電子バグパイプ?)の演奏があったのですね。

大丈夫、ちゃんと聴こえてましたよ。

最近、ボッサのユニットって増えていると思うのですが、次のnaomi & goroもボッサな感じです。

弦楽器の音が好きなので、チェロとか入っていたのはポイント高いですね。

CDでは教授がピアノ演奏されているそうなので、チェックしてみようかな。

チョット長くなったので、この辺で休憩しましょう。

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Live! 情熱大陸『SUMMER TIME BONANZA '08』@東京・夢の島陸上競技場<後編>

後半戦です。

後半戦のトップバッターは、森山直太朗の登場だ。

予想通り『夏の終わり』でスタート。

この曲は、絶対に聴きたかった。夏真っ盛りだけど。

直チャンの時間は夕焼けには少し早かったけど、西の方から太陽が顔を出し、斜めにやさしい光を注いでました。

で、『夕暮れの代弁者 with 葉加瀬太郎』。

この曲は意外な選曲だったけど、昭和歌謡にありそうなビッグバンドっぽいノリが好きなんだな。

「♪歌う時代の革命児」のところで、歌舞伎の見得を切る直チャンも、楽しげ。

そして、葉加瀬太郎からのリクエストで実現した、『生きとし生けるものへ with 葉加瀬太郎』。

この曲は、オーケストラ、弾き語り、ア・カペラといろんな形式で聴いたけど、葉加瀬さんのバイオリン、気持ち良かったです。

そして、話題の『生きてくことがつらいなら』。

「生きてくことはつらいけど、力の限り生きていこう」というメッセージが力強い。

TV等のショート・ヴァージョンでなく、フルで聴いて欲しいなぁ。

オリンピック開幕中ってことで、『今が人生』も聴きたかったなぁ。

続いて、土岐麻子さん。

ごめんなさい。今回の出演者で唯一、聴いたことのない方でした。

涼しげな大人な感じのポップスでしたね。

機会があったら、聴いてみます。

さあ、メインステージに、藤井兄の登場です。

芸能生活25周年、ソロ15周年記念のBESTを出したばかりってことで、こちらの中からの選曲(?)でした。

『トワイライト with 葉加瀬太郎』に続いて、『TRUE LOVE』、『DO NOT』と結婚式で友人代表の定番ソング(マズイ、僕、歌った!)なバラードが続きました。

フミヤ、相変わらず格好イイ。そして、歌ウマ!!

『ALIVE』、ディズニーの『Go to Distance』で終わりかなと思ったら、最後に『紙飛行機』と6曲も披露したのでした。

この辺りから、陽が沈んで、暗くなって来ました。

世界で一番優しい歌声の持ち主、中孝介の登場です。

新曲(『絆』とc/wの『夏夕立』)と『家路』をwith葉加瀬太郎で披露。

心、洗われました。

しかし、今回の葉加瀬さんは、引っ張り凧でセッションしています。

そして、本日のメインと言っても過言でない、小田和正様の時間です。

本当、総立ちで、盛り上がってました。

30年前に夏のイベントに出てて、その当時はスタッフは10代、20代の若者しかいなくて、30代以上の大人は信じるなってノリだったんだけど、あの当時に今の俺がいたら鬱陶しいよね。

なんて、話しをしてくれる。

1曲目、『言葉に出来ない』。

いやぁ、こちらこそ、あなたに会えて良かったです。

コーラスバンドを解散して、途方に暮れていた時に助けてくれたレーベルメイトとして、佐藤竹善さんが呼ばれます。

『生まれ来る子供たりのために』。

竹善さんの高音に、小田様の高音が絡む、至極の時・・・。

「盛り上がって行きましょう」と、ギターを担いで歌った『Yes-No』。

そして、ラストはやっぱり『ラブストーリーは突然に』。

つま恋のap Bankで、舞台を降りたASKAに負けたくないと、客席に入っていったというニュースを聞いて、悔しかったのですが、見事、再現してくれました。

しかも「♪あの日、あの時、あの場所で」のサビは、素人さんにマイクを預けちゃうとこまで、同じでした。

ありがとうございます。

「葉加瀬君はいくつになったの?」

「今年で40歳になりました。」

「俺なんて、60歳だよ。」

まだまだ若い、小田様なのでした。

ラスト前は風味堂の登場です。

彼らもミニコーナーじゃなくて、メインアクトで良さそうな感じです。

ただ、『サヨナラの向こう側』しか知らないのです・・・。

結構、盛り上がる感じの曲達で、勉強してくれば良かったです。

チェックしま~す。

そうして、ラストは葉加瀬太郎と仲間たち!

新曲や『エトピリカ』、Liveのスポンサーである木下工務店のCM曲。

そして、そして、なくてはならない『情熱大陸』!

「音楽にはジャンルとかカテゴリとかなくて、
 良い音楽をやっていきたい。」

と、しんみりと良い話をしたと思ったら、

「ヨッシャー」とアゲアゲに持っていく。

バイオリンの演奏でこんなに盛り上がって、踊れて、何より葉加瀬太郎自身が一番楽しんでいるのが、一番嬉しい!

「小田さんとハモるなんて、高校生の自分が知ったら腰抜かすでぇ。
 本当、バイオリンやってって、音楽やってて、良かった!」

昔は豪雨で中断されて、予定時間を大幅に遅れたりしたのだけど、そのお詫びというか、アンコールで竹善さんを中心に洋楽カバーとか聴かせてくれたのに、この所は『情熱』で終了パターン。

Dブロックだったので、規制退場も一番に出られ、電車も余裕で座れました。

明日も同じ場所で、“World Happiness”です。

pupaでは、原田知世さんのヴォーカルも久し振りに生で聴けるので、非常に楽しみです!

GANGA ZUMBAは、夕方に登場らしいです。

今日はピーカンじゃなかったので、涼しく過ごせたけど、
明日は・・・?

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Live! 情熱大陸『SUMMER TIME BONANZA '08』@東京・夢の島陸上競技場<前編>

情熱ライブ、行って来ました!

もう1年経つんだなぁ、と感慨深いものがあります。

今回は江東区の夢の島の陸上競技場です。

初日に買ったのにDブロックでした。
先行の方が良い場所だったのかな?

でも、今年は指定席ではなかったので、割と自由に動けましたよ。

トップバッターは佐藤竹善さん!ちょっと意外!?でした。

「晴れたぞ」ピース・サイン。

本当、竹善さんには、毎回冷や冷やさせられる。

今日も天気予報は夕方から雨だもんな。
最後まで持ってくれるのか・・・。

葉加瀬太郎セッションは、GAOのカバー曲『サヨナラ』でした。

透き通る高音は、夏の空が良く似合う。

隣りのJOUNETSU STAGEに移って、ギターインストのBe.が登場。

これまた、夏らしく爽やか。

続いて、メインに戻って、ピアノの西村由紀江さん。

青空の下で聴く、ピアノの生演奏って、結構新鮮かも。

最後の曲でヴァイオリンの古澤巌さんを呼び入れて、そのままバトンタッチ。

情熱コンサートではお馴染みの古澤さんですが、音楽を担当したドラマ『鹿鳴館』のエピソードと披露。

主演の田村正和さん、黒木瞳さんと一緒に特別出演(指揮者の役)したのですが、ドラマのスタッフが竹中直人さんと勘違いしていたのだとか。

・・・、似てなくも、ないのか・・・?

続いて、坂本美雨が登場。

名前にちなんで、「もう少し、持ってくれそうですね。降ってきたらごめんなさい」と、涼しげなMCでした。

音楽的には教授の影響が強い印象を受けますが、声、特に最後に歌った『穏やかな暮らし』の日本語の高音部は、矢野さんそっくりですね。

英語の部分はネイティブな発音なので、キレイですけど。

もう少し、注目されても良いアーティストだと思うのですが・・・。

続いて、ブルーのシャツに白いパンツで決めたサングラス男の登場。

情熱大陸に河村隆一って、何だか不思議な感じがした。

『深愛』・・・なつかしい。

Say a little prayer・・・というより、ASAYAN観てたなぁ、あの頃。

『BEAT』、『I LOVE YOU(with 押尾コータロー)』、『Love is ...(with 葉加瀬太郎)』、全部空で歌える。

カラオケで完コピしてたもんな、100点満点!

因みに、僕は彼と誕生日が一緒なんです。1年違いだけど。

すみません。ただ、それだけです。

そして、そして、JOUNETSU STAGEから潮の香りがやって来た!

「こんにちは!逗子の海からやって来た、キマグレンです!!」

いやぁ、前半戦で一番盛り上がってたなぁ、『LIFE』。

♪ア~、イヤ、イエィ、イエィ、イエィ!

皆、飛び跳ねました。

他の曲でも、ボブ・マリィの『One Love』(この曲、超好きなんですよ)を乗せてみたり、楽しいステージでした。

ミニライブなのが、もったいない!

その勢いのまんま、押尾コータローの登場です。

あのイケメンなルックスで、関西弁というのもギャップありますが、葉加瀬太郎さんと同じ40歳というのが信じられない!

(注:別に葉加瀬さんが云々という話ではない。)

昨年の情熱で披露した【葉加瀬コータロー】の『Big Blue Ocean』を録音し、CD発売が決定したそうで、再演となりました。

息のあった掛け合いで、素晴らしかったです。

チョット長くなったので、ライブ同様に、この辺で休憩です。

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オススメ!映画紹介『スカイ・クロラ』鑑賞

Sky_crawlers公開直前にヴェネチア映画祭への公式出品が決定した押井守監督の新作。

予想以上に客入っていましたね。

アニメファン、押井信者、多しです。

思春期の姿のまま、永遠に生き続けることを宿命付けられた【キルドレ】と呼ばれる子供たち。
平和を維持するため、彼らが兵士として参加する戦争がショーとしてテレビ中継されている。
キルドレのユーイチは、とある基地に戦闘機パイロットとして配属されるが、以前の赴任地での記憶が曖昧で、でも戦闘機の操縦は身体が覚えているエースパイロット。
ユーイチは、そこで元パイロットの女性司令官のスイトと出会い、彼女の不思議な魅力に惹かれていく。

CGによる3D映像と、手書き画の部分とがあるのですが、CGによる戦闘機、特に空中シーンはメチャクチャ格好良いです。

それだけでも観た甲斐がありました。

物語の方はオーソドックスというか、展開が読める感じでした。

まぁ、それでも、「何かを変えたいなら、父親を越えろ」みたいな部分とか、永遠に繰り返す悲しい愛みたいなのは、ヨーロッパでは受けるかもしれませんね。

ケイトの部屋で繰り返し流れるオルゴールの音など、音楽や音へのこだわりは見事だと思ったら、スカイウォーカー・スタジオの全面協力だったみたいですね。

声優陣は押井作品では珍しく俳優で固めてきました。

『バベル』では聾唖の少女だったのでセリフがなかった菊池凛子の意外に可愛らしい声は、永遠の17歳の女性士官に合っていたのではないかな・・・と思います。

加瀬亮君のユーイチも登場シーンでは違和感があったのに、徐々に馴染んできて、17時間をかけたと言うアフレコは、ユーイチ自身の違和感とかを含めての演出だったのかな、と今になって思います。

そして、土岐野役の谷原章介は、イメージぴったり!でびっくりしました。

エンドロール、絢香の主題歌の後にも物語はメビウスの輪のように続きますので、席を立たないで下さいね。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『インクレディブル・ハルク』鑑賞

Hulkエドワード・ノートンって、あの顔で日本語ペラペラというから不思議ですよね。

人気のアメコミの映画化ですが、何度目の映像化でしょうか?

軍の科学実験で大量の放射能を浴びた、ブルース・バナー博士は、その副作用により強大な力を手に入れてしまう。
怒りや恐怖の感情が高まると緑色の巨人【ハルク】に変身してしまうブルースは、その力をコントロールできず、世間から隠れるように過ごしていた。
恋人で科学者のベティの父・ロス将軍率いる軍隊は、そんなブルースが持つ強靭なパワーを軍事利用しようと目論んでいた。
そして、もう一人、彼のパワーを魅入られたロシア出身の特殊部隊の兵士は、自らを実験台として提供し、強大な力を得て、ハルクと戦うためにニューヨークの街を恐怖に陥れる!
自らの宿命と葛藤するブルースは、ベティの危機を救うため、自分を見失っても、自分を犠牲にしても、ハルクとなり街を救うことを決意する。

ハルク誕生の物語は知られているので、タイトルロールの数分間でコンパクトにまとめ、ブラジルの町でひっそりと暮らすブルースの姿に飛ぶのは見事でした。

しかも、いきなりヒクソン・グレーシーだし。

丘にぎっちりと小さな家が立ち並び、細~い小径を使っての追いかけっこ。

当然、サッカーボールで遊んでいる子がいたりして、「ブラジル、行ってみて~ぇ」と思ってしまいました。

エドワード・ノートンって、服を着ていると細いイメージがあったのだけど、役柄的に身体を作り込んできていましたね。

しかし、こういう影のある人物の心理を演じさせたら、ノートンは上手いですね。

そして、リブ・タイラーの凛とした雰囲気は、気丈な女科学者にピッタリでした。

父親との葛藤みたいなのも、きっちりと演じています。

敵役としては、ウィリアム・ハートも渋いですが、ミイラ捕りがミイラになる特殊部隊の兵士を演じたティム・ロスの怪演も素晴らしい。

いくつかの謎を残したまま、ベティの前から消えたブルースですが、ヒットしたら続編を作りやすい終わり方でしたね。

そして、ラストは監督のお遊びシーン。

『ハルク』から『アイアンマン』へ・・・。

アメコミの輪が広がると良いですね。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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オススメ!映画紹介『天安門、恋人たち』鑑賞

Tenanmon中国当局の検閲を経ずにカンヌ映画祭で上映され、映画祭での熱狂とは裏腹に、中国では上映禁止、監督の活動停止処分となった話題作。

中国東北地方、北朝鮮との国境近くの村から、北京の大学に入学することになった美しい娘、ユー・ホン。
文革後、80年代後半の中国は、自由と民主化を求める嵐が学生たちの間で吹き荒れていた。
ユー・ホンは学生寮で知り合った友人リー・ティから、青年チョウ・ウェイを紹介され、急速に親しくなり、次第に狂おしく愛し合う。
しかし、1989年6月の天安門事件後、ユー・ホンは帰郷し、チョウ・ウェイは自由を求めてベルリンへと脱出する。
いくつかの仕事と恋愛を経験するユー・ホンと、慣れないドイツでもがきながら懸命に生きるチョウ・ウェイだったが、二人はお互いのことを忘れらないでいた・・・。

中国映画初という過激なラブシーンに、『ラスト・コーション』と比較されることが多いようですが、全く別物ですね。

向こうが過激な中に美を求めたアートであるのに対し、こちらは男女の若さの衝突と言うか、画的な過激さの割りには全くエロティックな感じはしませんでした。

前半の学生運動の時代の雰囲気、学生寮での生活とか興味深かったし、恋人同士のために同室の住居者たちが外出するのは、懐かしい感じがしましたね。

愛しすぎて、「このまま別れることになったら辛いから、先に別れておこう」って、矛盾しているけど、学生時代の恋って、そんなこと思ったこともあったよなぁ、と自分に重ねてみたりもしました。

天安門事件の描写もありますが、政治色は一切ありませんし、時代の雰囲気を切り取ったに過ぎず、その後の二人がしっかり描かれています。

北京に迎えに来た元カレと故郷に帰ったユー・ホンは、その後は中国各地を転々としながら、妻子ある中年男性と不倫してみたり、若い同僚に求婚されたり、いくつも恋を重ねながらも、いつも相手の向こう側にチョウ・ウェイを見えていて、比べてしまう。

一方、自由を求めながら、言葉の通じないドイツで孤独を感じ、夫のいるリー・ティと関係を重ねているチョウ・ウェイもまた、何処かでユー・ホンを求めていた。

愛し合いながら別れてしまったら、あるよなぁ、そういうの。

そして、夫と愛人との3人での生活の中で、そんなチョウ・ウェイの本心に気が付いているリー・ティも孤独な女だよな。

親友を裏切って奪った恋。自由の証し。

ユー・ホンにとって、チョウ・ウェイは、青春時代の象徴。

忘れることの出来ない、忘れ物。

きっと、僕も、誰もが、そんな恋を持っていて、何てことない顔をして生きている。

そんなことを思い出させてくれる映画です。

表現が過激だから、という理由だけで、この映画を観られないなんて、もったいないですよね。

だけど、いつの時代も若者は、自由を求めて、闇のルートや外の世界から観るのだろうな。

2時間20分と長丁場ではありますが、観て損はない作品だと思います。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『百万円と苦虫女』鑑賞

100manen別に20万円の罰金刑でそんなに思い詰めることないじゃん、ってのも正直な感想なのだけど、蒼井優の旬な魅力を満載した作品であることは間違いない。

短大を卒業したものの、就職できずにフリーター生活を送る21歳の佐藤鈴子。親元を離れ、バイト先の友人とルームシェアを始める予定がトラブルに巻き込まれ、器物破損の罰金刑で実家に帰ることに・・・。
そこで100万円を貯めて、ひとりアルバイトを転々としながら生きていくことを決意する鈴子。海の家で、老人ばかりの山村で、特急の止まる地方都市で・・・。行く先々で出会った人との関係が深まる頃に、そこから逃げていく生活。
小学生の弟と文通で近況報告しあう内に、学校でいじめに遭いながらもそれを乗り越えようとする弟の存在が、彼女に少しずつ変化を与えていく。鈴子は、ホームセンターでのアルバイト先で出会った大学生の中島と恋をする。

カキ氷を作る、蒼井優。

桃を捥ぐ、蒼井優。

五右衛門風呂に浸かる、蒼井優。

植木鉢の花に水をやる、蒼井優。

恋をする、蒼井優。

全部、画になっている。

何か、良いもん見たな、って気分になる。

解説とか見ると“女「フーテンの寅」”とか書いてあって、意味分からんと思ったのだけど、海の家で竹財君、桃農園でピエール瀧、ホームセンターの森山未來君と、恋の相手がいるってことですね。

寅さんはマドンナに一方的に恋をして、いつしかマドンナもそれに甘えて、って構図だけど、こちらはやっぱり男の方が一方的に恋して、鈴子の方はその関係に煩わしくなって逃げていく。

やっぱり、チョット違うのかな?

妹のさくらと、弟との心の交流なんてのも踏襲しているのか。

恋の相手の中では、ピエールの農家の独身中年男、良かったですね。

優しくて、イイ人なのに、何か薄気味悪い、雰囲気が・・・。

それから、

森山君にしては1/3のパートだけなので、チョット役が小さいかな、とも思えたけど、蒼井優との雰囲気がスゴク似ているなぁ、と思いました。

真面目で不器用そうなところ。

僕は、付き合っている人が100万円貯めたら街を出て行く、と知ったら、100万円が貯まらないように妨害するかなぁ、と思っていたので、彼の行動に共感はしていました。

「自分探し」を題材にした作品というのは結構ある。

鈴子の場合「自分を探す必要はなくて、自分が分かっているから、今、ここにいる」というようなセリフがある。

でも、人との接し方が分からず、窮屈な思いをしている。

人間関係に煩わしくなったら、全てを御破算にして別の場所で生きたい。

その思いは、すっごい、すっごい理解できる。

でも、実際には、出来る行動ではない。

分かっているからこそ、鈴子の旅の続きを観てみたい、と思わせてくれる。

今回の旅ですが、東京→海→山→地方都市と移動し、「結構、移動にお金かかったな」ってセルフが出てきますが、実際は茨城~福島周辺、常磐線沿線の町だったようですね。

最後に、中島君には、この恋を教訓にして、良い心理学者になって欲しいなぁ。

蒼井優が気になる人は、マストでしょ。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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愛読書!『ひなた/吉田修一』

Hinataこの作品を手にしたのは、舞台が文京区の小日向だったから、それだけ。

前に住んでいた町からそれほど遠くない、天気の良い冬の日には富士山が見える坂の町。

新堂レイは、フランスに本社がある有名ブランドHに就職したばかりの新人広報。昨年の夏、海で偶然に再会した小学校時代の同級生・大路尚純と付き合っている。
小日向の家で両親と暮らしている尚純は、母親の妹が死んだ時に大路家に預けられた養子で実の父親を知らない。一浪しているので大学4年だが、就職活動はせずに、新宿で飲み屋を経営する叔父の店でアルバイト中。
兄・浩一の妻である桂子は雑誌の副編集長を務めるキャリアウーマン。仕事も恋も頑張って来たけど、環境を変えてみたくて、夫の実家での同居を決意する。
信用金庫に勤め、週末は学生時代の演劇部の仲間と芝居の稽古を続ける浩一は、仕事で忙しい妻よりも親友の田辺と一緒に遊んでいる方が居心地が良いと感じていた。

4人の春夏秋冬を、それぞれの視点で、少しずらしながらも重なりつつ、描かれていく。

おっしゃれ~な世界に飛び込んだレイは、東京から引っ越した後は、千葉の田舎のヤンキー娘だったり、尚純は母親の昔の恋人(?)の存在を知り、調査をしてみたり、とそれぞれが他人に言えない何かを抱えている。

同じ家に住み、心が近くにいるように見える家族が、胸の奥底ではバラバラで、何かを求めて生きているのが、現代小説、吉田修一っぽいかなと思いました。

ん・・・全てを承知の上で、浩一と結婚した桂子さん。

絵に描いたような幸せって本当に幸せなのだろうか、って自問自答しながら生きている彼女って切ないなぁ。

離婚して、借金苦で、浩一が○○○なのを良いことに、大路家に転がり込む田辺君もチャッカリしていて面白い。

学生時代の浩一と田辺、そして桂子とか、4人の後日談とか、もっと読んでみたいと思う4人なのでした。

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JOMO CUP 2008『J-ALLSTARS vs K-ALLSTARS』@国立競技場

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国立競技場へJOMOカップを観に行きました。

昨年まではJ1を東・西に分け、ファン投票で選ばれた選手たちによる“お祭り”的なイベントでしたが、今年から、日本と韓国のサッカーリーグからの選抜チームがぶつかり合う“真剣モード”になりました。

ナショナル・チームっぽくなるのかなと思っていたのですが、旬な若手はオリンピックに出場しますし、外国人選手も混ぜてのセレクトとなっていますので、それとも少し違っていました。

前半のJは良かったですね。

憲剛、テセの惜しいシュートがいつかあったし。

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小笠原はイタリアから帰ってきて何試合か観ていますが、今日の試合とか観てると、強くなったなぁ、と思いました。

プレスのかけ方が上手いし、しつこい!

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山瀬が倒され、PKをもらったのですが・・・。

やはりこういう場面では遠藤が必要だなって思いますね。

「PK職人」ってだけでなくて、良いとこにパス出せるもんね。

早く帰って来て欲しいなぁ。

しかし、Kが先制点を取りました!

Kの中で密かに応援していた崔成国のゴールが決まった!!

落胆するJサポーターの中で小さくガッツ・ポーズしちゃいました。

でも、今ドキの高校生には、ソングックがレイソルでプレイしていた選手だったこと、知らないんですね。

「誰、こいつ」って言ってました。

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後半はKペース。

エドゥに連続して2点を献上。

満男からのパスをDFのトゥリオが蹴って、1点ゲット。

個人的にはトゥリオって、余り好きではないんですけどね。

今日も、反則で相手のFKになったボールを遠くに蹴り込んで、イエローもらってましたけど、感情的になりすぎる。

FWが決められないなら、俺がってことなんでしょうけど・・・まぁ、決めてくれたのだから良しとしますか。

この後は厳しい時間が続く。

広範囲に動くから疲れ気味の満男。

スペースを見つけられず、ボールを持ち過ぎの憲剛。

去年までの「お祭り騒ぎ」だったら、選手交代とかも簡単なのだろうけど、ここまで真剣勝負だと、少し考えちゃいますね。

終わってみれば、3-1でKの勝利でした。

MVPを成国氏、敢闘賞をトゥリオが受賞しました。

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来年は韓国で開催だそうである。

もう少しお祭り的な演出もあっても良かったかな。

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オススメ!映画紹介『闇の子供たち』鑑賞

Yaminoko1以前に書籍紹介をした梁石日の小説の映画化作品が、本日封切られました。

幸運にも、初日舞台挨拶のチケットを入手できたので、観て来ました。

かなり後ろの方の席でしたが、映画館の中で待機中の佐藤浩市さんと宮崎あおいちゃんに遭遇しました。ホントに2m位の距離でした・・・。

さて、小説の紹介は、下記にあります。

http://lifeislikethat.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_7023.html

タイ在住の新聞記者・南部は、東京本社から近くタイで心臓手術をする日本人の子供がいるとの情報を得て、ドナーとなるタイの子供の臓器売買の取材をすることになる。
希望に燃えてタイに赴任してきたNGO職員の音羽恵子や、臆病者でファインダー越しにしか人と目を合わせられないフリーカメラマンの与田の協力を得て、幼児売買や臓器密売など、罪のない幼い子供たちが安易に金銭取引されているこの現実を目の当たりにする。
しかし、横行するタイの“闇”の部分に触れ、その事実を暴き、傷つけられている子供たちを救おうとすればするほど、残酷な現実が彼らの前に立ちはだかっていく。

小説のグロテスクな表現は薄められているものの、子供たちに暴力を振るい、興奮する愚かな大人たちの姿はしっかりと描かれていた。

HIVに感染してゴミとして捨てられた少女と、彼女と入れ替わるように売春宿に連れて来られて、後に生きたまま日本人少年の心臓移植のドナーとなる妹のエピソードは、説明不足な点もあったが、カットされることなく残っていた。

それに加えて、かつての被害者で、病気にならずに大人になった少年少女を、登場人物の中に含ませ、これが現実であることを印象付けている。

日本人観光客に買われ、ホテルに入ったところで救出された少女は、そのままNGO職員となるが、日本人というだけで恵子を毛嫌いしている。

そして、誰にも助け出されなかった少年は、他に生きる道を知らず、かつて自分もそうされたように、タイ国中から近隣諸国まで、子供たちをかき集めてくる売人グループの一人となっている。

この辺の設定は、上手いと思いました。

恵子の大学の先輩から主人公に格上げされた南部は、原作では「いずれは日本に帰る人」だったが、「タイから帰ることの出来ない運命を背負った男」に変更されていた。

正義感と野性味で記者を演じていた江口洋介さんが、最後に見せた南部の素顔、弱さ、醜さ・・・。

驚愕というか、やられた!と思いました。

「遠くの国の出来事でなく、日本人として身近に感じて欲しい」という監督のメッセージが濃く感じられました。

Yaminoko2音羽恵子の方は、出番は若干少なくなり、強さよりも弱さの方が引き立っていたような気もするが、最後に「私は言い訳をしたくない」と言い放つ強固な意志を示し、自己の葛藤や矛盾に悩む南部を浮き上がらせる存在として、引導を渡す重要な役割を担っていた。

宮崎あおいちゃんは、意気揚々として異国の地に赴き、しかし、現実を知り、自分の無力を痛感して悩む女性を演じる。

幼い少女に「恵子は笑顔が良いよ」と言われて、とりあえず取り繕う、つくり笑い。

・・・やっぱり上手い。

彼女がバンコクのスラム街を視察して歩き回るシーンは、まるでドキュメンタリーを見ているかのような錯覚を覚えました。

アジアの子供たちに女優として何かをしてあげたい、という真摯な言葉は胸に響きました。

そして、南部の設定変更にも伴い、役の重要性が増したフリーカメラマンの与田は、妻夫木君が演じます。

臆病者で、見て、見ない振りをしてしまう、平均的な日本人として登場し、取材を通して、逃げ出さずに、真実を直視する青年。

出番は多くないけど、すごく自然に演じていて、共感が持てました。

Mr.平均値的な役を演じるのは、一番上手いですからね。

そして、物語を締め括る重要な目撃者となっています。

2回目の回だったので、挨拶は上映前。

でも、映画が終わった時に拍手が自然発生しました。

万人に軽い気持ちでオススメできる作品ではありません。

途中で、怒って、帰っちゃう人もいるかもしれない。

それでも、アジアの熱気と、監督の熱意に、役者の熱演が重なった、奇跡のような映画であることは、間違いありません。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★)

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オススメ!映画紹介『ぐるりのこと。』鑑賞

Gururi「今週で最後!」と思って、急いで観に行ったのだが、劇場を変えて続投するみたいですね。

しかも、新宿で・・・。

でも、そんな悔しい思いも吹き飛ばす位、素晴らしい作品でした。

小さな出版社で編集者として働く翔子と、美大の先輩の紹介で始めた法廷画家の仕事に戸惑いながらもマジメに働くカナオ。
学生時代から付き合い始めて10年。結婚をし、子を授かった二人は幸せを噛みしめていた。
しかし、初めての子供の死・・・。
翔子は精神的に追い詰められ、鬱に陥ってしまう。しかし、そんな翔子を、頼りなさ気にも全身で受け止めるカナオ。
2人は、困難に直面しながらも“夫婦の絆”で、壁を乗り越えていく。

90年代から21世紀という激動の時代を背景にした十年愛。

幼児誘拐殺害事件、震災や宗教団体、など、実際に起きた様々な事件が登場し、しかも精神障害という現代的なテーマで非常にリアリティのある映画でした。

いやぁ~、悔しいけど、リリーさんが素晴らしいですよ。

頼りなくて、寡黙なくせにボソッとスケベなこと言ってる中年男は、もう普段のリリー・フランキーのイメージ、そのまんまに動いている。

それでいて、妻を見つめる視線は温かく、格好が良い。

皆、『東京タワー』のボクを知っているからこそ、なんだろうなぁ。

そして、反対にどんどん、どんどん辛く、暗く、重たい雰囲気に包まれていく妻を演じた木村多江さんの演技もお見事でした。

キャリアウーマンで妊婦なのに「エッチしようよ」って快活な(?)女性像が、地の底に落ちたかのように沈んでいって、もう一度生きることに光を感じるまでに再生していく。

連続ドラマでリリーさんの母親を演じた倍賞美津子さんの豪快な感じな母親像が良かったし、寺島進さん演じる兄との家族って、何だか絵になっていた。

変に小金持ちになっちゃったプロ野球選手の家族ってイメージが良く出てた。

柄本明さんや八嶋智人のような記者、編集社の温水、美大の先輩のキム兄など、脇役陣も豪華。

特に実在の事件がモデルとなった容疑者や弁護士、裁判官に登場するゲストがスゴイ!

加瀬亮君とか、新井浩文君とか、そんな役で良いの?って位、ハマっている。

実は、これまでの橋口監督の映画、ノベライズとか読んでいるのに、DVDでしか観たことなかったんです。

上映している映画館って少なかったし、題材が題材だけに、何となく恥ずかしいのもあったかな。

でも、設定が極端だったり、境遇の違いはあっても、「そういうことあるよね」って共感できる部分を割と掬ってくる監督だし、今回はテーマ的に非常に近いところにあると思うので、特に共感できる部分が多いように感じました。

さっきも書いたけど、最初の方の夫婦の会話。

「カレンダーに×つけた日ばかり、帰りが遅い。
 この日はやるって決めたじゃない。」
「そうやって、決められると男は出来ない。」
「決めないと貴方はズルズルと決められないじゃない。」
「でも、今日は酒飲んでるし、そういう感じじゃない。」

うん、うん。分かるなぁ~。

とは言え、物語の半分以上は、どん底でもがく夫婦がいます。

幸せだった新婚時代と、何もかもを乗り越えた10年後の夫婦の間には、愛の形こそ変わっているのかもしれないけど、非常に希望ある、光にあふれた世界が広がっていた。

小さな映画館でも良いので、もっと、もっと長く、そして、広がりを見せて欲しいなぁ。

映画が好きな人は、きっと好きになるはず。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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