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オススメ!映画紹介『ジャージの二人』鑑賞

Jazi原作は、長島有さんが芥川賞を受賞された頃に読んでいました。

ゆる~い感じの父子が避暑地で過ごす夏の休日というだけの、何にもない物語って、印象でした。

北軽井沢の別荘地。会社を辞めたばかりの息子が、グラビア専門のフリーカメラマンの父に誘われ、避暑地の山荘で一緒に過ごすことになる。
2人は、亡き祖母が集めてきた古着のジャージを着て、ゆったりとした時間の流れに身をゆだねる。東京の猛暑に快哉を叫び、増え続けるトマトの調理法に頭を悩ませ、近所のおばさんを魔女だとうわさし合う何気ない日々。だが、息子には妻の不倫、父には離婚の危機というそれぞれ悩みを抱えていた。

基本的に、原作のまんまでしたね。

主演に、堺雅人をキャスティング出来た時点で勝ちですよ。

今年だけでもNHK大河ドラマの『篤姫』、『アフタースクール』、『クライマーズ・ハイ』と、全てにおいて、全く被る部分のない役柄を完璧に自分のものにしている。

カメレオンみたいな俳優ですよ。

小学校のジャージが似合う俳優なんて、なかなかいませんよぉ!

そして、鮎川誠 from シーナ&ロケッツ。

いやぁ、ズルイっすね。

すごく浮世離れしていると言うか、リアリティないのがリアルというか、バツ2な上に3度目の危機の真っ最中というフワフワした中年男に、妙にマッチしていました。

お隣さんを演じる大楠道代さんも見事に“魔女”振りを発揮していて、上手いのですが、彼女のセリフに印象的なセリフがあります。

「あんたたち似ていないと思ったけど、こうして見ると似てるのね。
 立ち方が。」

文章では分からないことですが、父子の言動が似ていたり、細かな動作が同じだったり、思わずクスッとしてしまいました。

キャベツ畑(原作ではレタス畑)で、手を天に突き出して、携帯のアンテナを3本立てるシチュエーションは好きなところだったので、そのまま活かされていて、嬉しかったです。

映画ということで大きく構えそうだけど、結論を出すのかと思ったら、何の結論もなく終わってしまうのも、原作のまんまで嬉しかった。

新宿は60人しか入れないミニシアターでの上映ですが、僕が観た回は満席となっていました。

高原でのスローライフ。あなたも体験してみませんか?

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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ローレル&ハーディは、サイレント時代にとても人気があった二人組コメディアンで、日本では「極楽コンビ」と呼ばれた。 [続きを読む]

受信: 2008年7月25日 (金) 23時26分

» 『ジャージの二人』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「ジャージの二人」□監督・脚本 中村義洋 □原作 長嶋有 □キャスト 堺雅人、鮎川誠、水野美紀、田中あさみ、ダンカン、大楠道代 ■鑑賞日 7月19日(土)■劇場 角川シネマ新宿■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> ひさしぶりに、「ゆる〜い」映画を観た。 でもそれは決して悪い意味ではなく、都会の喧騒を離れて、何もしない楽しみを擬似体感できるような映画だった。  しかも一時代、自宅に帰って寛ぐときは必ずジャージだった時期が誰しもあるのではないか(女性は... [続きを読む]

受信: 2008年7月26日 (土) 08時33分

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