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愛読書!『サヨナライツカ/辻仁成』

Sayonara作者の妻君・中山美穂の女優復帰作品の原作だそうです。

1975年。まだ海外旅行さえ憧れだった時代。タイ・バンコクの駐在員で、数ヶ月後に結婚を控えた“好青年”の豊は、ホテルのスィート・ルームに住む謎の美女・塔子と出会う。自由奔放な塔子に振り回される豊だったが、大人しく、清純な婚約者・光子とは正反対の魅力に惹かれ、いつしか激しく、狂おしい性愛の日々が始まる。
「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出す人と、愛したことを思い出す人に分かれる」
勤務する航空会社の創始者の親族である光子との結婚を選び、仕事一筋に突っ走ってきた豊だったが、25年後、同じバンコクで、塔子と再会する・・・。

男だったら、理解できる・・・と言うか、ある意味で憧れる世界かもしれないですね。

仕事の出世欲を満たす創始者の親戚筋で良妻賢母タイプの女性と、男好きのするフェロモンを撒き散らし、かつ相性バツグンの大人の女性との二股劇。

結婚までの期間限定のつもりが、どんどん、どんどん真剣になって、でもどんなに愛しく想っても、後悔したとしても、婚約者を選ぶと思う。

そして、再会・・・。

普通のメロドラマなら、再燃しそうな歳月で逢わせるところですが、この作品の面白いのは、お互いに60歳を過ぎ、かつてのように性愛だけでは生きられない年代での再会というところ。

ずっとずっと心に秘めてきた炎だから、そして、かつてとは異なり、プラトニックな関係だから、却って重く、激しい感じがする。

二人のように、そこまで誰かを一途に愛せるだろうか。

そして、やっぱり、愛したことを思って死にたい、と思ったのでした。

さてさて、中山さんは、このセクシーな塔子を演じるのだろか。

チョット、イメージ違うよなぁ・・・。

名作『ラブレター』のように、合わせ鏡のような二役ってのも、ありかもしれないけど。

監督は韓流で日本最大のヒット作『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督。

『ラブレター』をバイブルのように憧れる韓国の映画人が、その主演女優を起用して、どんな作品を作ってくるのか、非常に楽しみである。

しかし、何の意図もなく『闇の中の子どもたち』の次に買ったのだが、バンコクを舞台にした作品が続いたのは、何かの縁なのだろうか。

僕が最後にバンコクに行ったのは、1999年の秋でした。

10年振りに、バンコクに行きたいなぁ。

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