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愛読書!『千日紅の恋人/帚木蓬生』

Sennichi『閉鎖病棟』の作者による、少し古風なラブストーリーということで興味を感じました。

父の遺した古いアパート【扇荘】の管理人をする宗像時子は、男運がないバツニの38歳。
介護士の資格を持つ彼女は、昼間は施設のディサービスのパートで働きながら、様々な事情を抱えた扇荘の住人たちと、集金やトラブル処理において、時に厳しく、時に優しく接していた。
週に一度、年老いた母と通うカラオケ教室が数少ない息抜き。
そんな彼女の前に、年下の新たな入居者が現れた。恋をあきらめていた彼女は、彼の誠実な人柄に惹かれていく・・・。

携帯電話やデイサービスのある介護施設が出てくるので、現代の話なんだよなぁ、と理解しつつ、何となく懐かしい雰囲気のある世界でした。
舞台は九州地方のようです。

心優しく、アパートの住人以外の人たちからも信頼され、愛されている雰囲気があります。

物語は時子に寄り添うように描かれているので、時子が広島から越してきたスーパーチェーンの若き正社員に惹かれていく過程は、丁寧に描かれているのですが、逆に有馬君がどうして時子に惹かれていったのだろう、というのが気になりました。

もちろん、この部分が好きになったんだろうなぁ、というのは分かるのですが、10歳近い年上の家主との接点って、なかなか不思議ですよね。
有馬君側から描いた【アナザーヴァージョン】があれば、読んでみたいなぁ。

クセ者揃いの扇荘の住人とのエピソードも心がほっこりと暖かくなるものばかりだし、カラオケ教室の発表会も想像以上に規模が大きいので、へぇ~って思いました。

400ページの長編も読み易くて、時間はかかりませんでした。

何か読みたいなぁ、って人には、オススメです。

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受信: 2008年4月19日 (土) 14時32分

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