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『ポストマン』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Postman巨人軍のフロントマンであり、ニュースキャスターも務める一茂は、何処に辿り着きたいのだろうか。

千葉・房総半島の郵便局の配達員・海江田龍兵は、未だに配達用自転車で、1通1通、手紙を届けることに誇りを持つ、昔気質な男。2年前に妻を亡くし、中学3年のあゆみと小学3年の鉄兵を男手ひとつで育てている。
陸上の長距離選手として将来有望なあゆみは、地元から離れた高校へ進学し、寮生活をしたいと考えていた。しかし、龍兵の猛反対にあい、母親の死を受け入れられずにいた彼女は父に反発をする。
そんな父娘の間に立つことになってしまった、あゆみの担任の奈桜子は、このまま教師を続けるか、アメリカの大学院に進学するかで思い悩んでいた。

土曜ドラマ『ライフ』を何話か観て、北乃きいって女優は面白いかも、と思っていたのですが、前半は死んだ母親への思いが強すぎて、うつむいたまんまの少女だったので、観ていて魅力的に感じませんでした。

中盤、父親との対立関係が激化した辺りで「フムフム」とうなづき始め、ラストの全てを受け入れることにしたときの晴れ晴れとした笑顔に「ここでキター!」と思いました。

きっと、こんな娘がいたら良いなぁ、とオジさん達は思うことでしょう。

一方で、原沙知絵演じる、内向きで投槍だった臨時教師の成長物語としても、観ることができます。

「自分の将来さえ決められない私に進路指導は無理」と言いながらも、父娘の対立に関わっていく内に、教師という職業への誇りを感じ始めていく。

多分、挫折感を知っている人の方が良い教師になれるのではないでしょうか。
陸上選手として大成せず、留学して現実から逃げ出そうとしている自分のことも理解しているのだから。

そんな女性陣の中で、最初から最後まで朴訥な情熱を見せる長島一茂は大したものだと思いました。

漁師の息子として生まれながら漁師にはならずにプロの郵便配達員となっていくこと、亡き妻への一途な愛情、そして反発する娘に戸惑いながらも真っ直ぐにぶつかっていく父親像。

全て、小手先の技術におぼれない、真っ直ぐな演技がリアリティを持たせている。

房総半島から富士山の麓の村まで、配達用の自転車で飛ばしていくのも、長島一茂なら有り得るかも、ってところでしょう。

しかし、竹中直人氏すらギャグなしだったのに、【木梨サイクル】には笑えましたね!

谷啓&犬塚弘のクレージーキャッツ共演も、なかなか面白いキャスティングでした。

過度の期待さえ持って観なければ、かなりOKだと思います。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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