« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

2008年2月

『いつか眠りにつく前に』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Itsuka豪華女優陣の競演が話題の作品です。

2人の娘に見守れながら、死の床にある老婦人・アン。混濁とした意識の中で、彼女は娘たちの知らない男性の名を何度も口にする。
意識と無意識の間を漂うアンの記憶は、40数年前のある週末の出来事へと遡っていく。
歌手を夢見る24歳のアンは、親友・ライラの結婚式に参列するために、ロードアイランドの海辺の町を訪れていた。富豪であるライラの家の別荘の管理人の息子で、ライラの初恋の男性である医師のハリスと運命の恋に落ちた。だが、その恋には悲劇的な結末が待っていた。

現在の寝たきりのアンの娘たちの会話と、若き日のアンの恋物語が同時進行で進んでいくので、最初は戸惑いますが、直ぐに慣れました。

いつもどこか影のある女性を演じることの多いクレア・デインズが、運命の恋に出会う歌手の卵の女性を感情いっぱいに演じているのが印象的でした。

若き日のライラを演じたメイミー・ガマーは、現在のライラを演じたメリル・ストリープの本当の娘さん。
さすがに表情は似ているし、自然に観られました。

しかし、あれだけ短い時間で印象的な演技を見せるメリル・ストリープはスゴイですよね。
老けメイクも完璧でした。

ついでに、現在のアンを演じたヴァネッサ・レッドグレイヴと、アンの長女を演じたナターシャ・リチャードソンも実の母娘なんですね。

個人的には次女役のトニ・コレットのボーイフレンドとの距離感に揺れ動く気持ちを繊細に見せる演技が印象に残りました。
「観たことある」と思ったら、『シックスセンス』や『リトル・ミス・サンシャイン』に出ていましたね。

看護士役のアイリーン・アトキンスも印象的で、こうなってくると運命の恋人役のパトリック・ウィルソン、アンに片想いをするライラの弟役のヒュー・ダンシーは、二人とも丁寧に演じていましたが、ちょっと分が悪いですね。

姉弟にそれぞれ愛されながら、その愛に気付かず、男は医者を、女は歌手を真剣に夢見ていた。
何処か似通った二人は、たった何日か同じ時間を過ごしただけで惹かれ合っていく。

しかし、その恋も悲劇的な最後を迎えて、周囲を何より自分自身を傷つけ、寄り添うことは出来なかった。
映画では描かれていない、それぞれの人生の中で、結婚して、離婚もしたけど、しっかりと子供を育てて、一生懸命に生きてきた。

そんなアンに「何も悔いることはないのだ」と、語りかけているような気がしました。

そして、そのメッセージは娘たちへ。

アンは永い眠りにつくことになりますが、希望の中で終わるラストは印象的でした。

音楽の使い方も格好よくて、クレアが結婚式で歌う『Time after time』は歌詞も含めて、ナイスな選曲になっていました。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (2)

『トゥヤーの結婚』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Tuyaベルリン映画祭で金熊賞を獲得した中国映画です。

舞台が内モンゴル自治区というのが、何より新鮮でした。

中国内モンゴルの北西部。事故で下半身が麻痺した夫・バータルと、幼い二人の子供を抱えるトゥヤーは、愛する家族を支えるために、朝から晩まで畑仕事や羊の放牧など、過酷な労働に身を投じる。日々の重労働で腰を痛めた彼女に、夫は離婚を提案する。
そして、トゥヤーは生きていくために、そして、何より愛のためにひとつの決断をする。

モンゴルというと草原を想像しますが、ここで登場するのは草木が枯れ、砂漠と化していて、冬には一面の雪景色となる、自然の厳しさを感じさせる土地でした。

そして、放牧される羊の群れ、駱駝ののほほんとした雰囲気、荒れ野を駆ける駿馬など、自然を感じさせる描写は非常に映画的で印象的でした。

そこで展開されるドラマは、非常にアジア的なメロドラマに見えてきます。
寝たきり生活に絶望し、愛する妻を解放するために離婚を決意する夫。
生活を支えるために、元旦那との同居を条件に再婚相手を探すトゥヤー。
トゥヤーを愛し、別居中の妻と別れ、バータルとの同居を受け入れる男。

自己犠牲と言えばそうだし、打算的と言えばその通り。
それぞれが幸せになるために選んだ選択のはずなのに、どこかで掛け違えたボタン。

ラストシーン(というか、ファーストシーン)では、砂漠化した土地への思いにも似た、ある種の絶望感を感じます。

美人女優のイメージがあったユー・ナンが、真っ黒に日焼けしたモンゴル族の気立ての良い妻を演じています。

そして、彼女以外のキャストは、現地でオーディションした素人というのが信じられないほど自然な演技。

演技というより、そこに生きている人だけが醸すことが出来るニオイなのかなぁ。

特別にすごく素晴らしいということでもありませんが、僕は好きな世界でした。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

トップリーグ07-08 独断で選んだベスト・フィフティーン

MSファイナルの翌日行われたトップリーグの表彰式でベスト・フィフティーンが発表されたというニュースを読み、僕も勝手にフィフティーンを選んでみました。
選出された方には、残念ながら賞品は何も差し上げられませんけど・・・。

観戦している試合に偏りがあるので、やっぱりサントリーの選手が中心になってしまいましたが、今年は毎試合出場選手が違っていたので選考は結構大変でした。
その分で、三洋電機の選手が入ってきたのかな。

1 PR 西浦達吉(コカ・コーラウエスト)
2 HO 青木佑輔(サントリー)
3 PR 池谷陽輔(サントリー)

毎年悩むフォワード第1列ですが、花園でサントリーを苦しめたコカ・コーラから西浦選手を選んでみました。

HOは、普通なら三洋の山本選手なんでしょうけど、青木はラインアウトでは正確なスローワーだし、フィールド・プレイも悪くはない。
まだまだ【伸びしろ】がありそうなので、期待を込めて選びました。

ガヤも、普通なら三洋の相馬選手だろうなぁ・・・。

4 LO 大野 均(東芝)
5 LO 谷口智昭(トヨタ自動車)

2列目。
即効で選んだのは、均ちゃんでした。
好きなんですよ。落ち着いて見えるけど、意外に(?)若いし!

もう一人の谷口選手は、MSセミファイナルで、常に攻撃の起点になっていたので、良い選手だなぁ、と。

いつもご両親が観戦に来ていたシノちゃんは次点ということで。

6 FL 大久保直弥(サントリー)
7 FL 佐々木隆道(サントリー)
8 No.8 ホラニ・龍コリニアシ(三洋電機)

第3列の直弥、隆道は、ケガで出場回数は少なかったけど、僕の中での定石です。
外せません。
No.8は、何もなければ箕内なんでしょうけど、MSファイナルの突進が目に焼きついていたので、選んじゃいました。

9 SH 田中史朗(三洋電機)
10 SO トニー・ブラウン(三洋電機)

ハーフ団は三洋電機の二人。
田中は、ルーキーらしからぬパス回しやサイドアタックが印象的。
トニー・ブラウンは、キック良し、パス良し、加えて渋いターンオーバーにも痺れちゃいました。
うん、文句ないでしょ。

11 WTB 小野澤宏時(サントリー)
12 CTB 大西将太郎(ヤマハ発動機)
13 CTB ライアン・ニコラス(サントリー)
14 WTB 北川智規(三洋電機)
15 FB 有賀 剛(サントリー)

WTBは、この記事書こうと決めた瞬間に、ザワと智規で最初に決めてました。
今年はトライ王を争った、この二人のスピードスターで決まりでしょう。
全く悩むことなかったですね。
トヨタの遠藤とかも好きなんですけどね。

CTBは、ライアン-平君にしたかったのですが・・・。
やっぱり、将太郎を選ばないわけにはいかないかなぁ、と。
ワールドカップでの印象という部分がデカイのですが、得点王ですからね。
ということで、ライアンは13番で選出してみました。

そして、FBは剛ちゃんです。
彼もワールドカップのケガで出遅れた一人ですね。
リーグ戦の三洋電機戦ではトニー・ブラウンにハイパントで狙われまくって、でもシーズン後半に向けて見事にキック処理を習得してきたのが印象的でした。

そうそう監督は、やっぱり清宮さんで決まりですよね!
有言実行で、ただのビックマウスではないことが証明されて、良かったです。

日本選手権で、どんなドラマが待っているのか楽しみ、楽しみ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第80回アカデミー賞発表!受賞作品に期待高まる

昨日、第80回アカデミー賞の授賞式が開催され、各賞が発表されました。
少し遅くなりましたが、感想など書いてみます。

まず、主要部門は以下の通りでした。

●作  品  賞 「ノーカントリー」
●監  督  賞 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン「ノーカントリー」
●主演男優賞 ダニエル・デイ=ルイス「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
●助演男優賞 ハビエル・バルデム「ノーカントリー」
●主演女優賞 マリオン・コティヤール「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」
●助演女優賞 ティルダ・スウィントン「フィクサー」

コーエン兄弟の『ノーカントリー』が強かったですね。
チラシや予告編を観た時に、「観たい!」と思っていた作品なので、かなり期待度が高まりました。

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『フィクサー』も気になっていたので、観るつもりです。

『エディット・ピアフ』は見逃していたので、DVDとか観ようかな。

主演、助演でノミネートされていたケイト・ブランシェットは受賞できず、ちょっと残念でしたね。

外国語映画賞は『ヒトラーの贋札(にせさつ)』が受賞。
まだ公開中のはずだから、劇場とスケジュールをチェックしてみよう。

日本から浅野君が参加した『モンゴル』は受賞を逃しましたが、4月公開決定ということで楽しみです。

てな感じで、普段なら既に鑑賞している作品があるものなのですが、今年はこれから公開される作品が多く、思い入れはなかったのですが、公開が待ち遠しくなる結果なのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『ライラの冒険 黄金の羅針盤』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Lyra先行上映で鑑賞しました。

舞台は、私たちの世界とは異なるもうひとつの世界のイギリス・オックスフォード。12歳のおてんばで嘘つきの天才少女・ライラは、何者かに連れ去られた親友・ロジャーを探すために北の国へと冒険の旅に出る。学寮長から預かった、真実を示すという【黄金の羅針盤】を持ち、肩には自身の【魂】が具現化された精霊・パンタライモンを連れて。
謎めいた美女、空飛ぶ魔女、気球乗りに鎧グマなど、敵か味方かわからない者たちと出会いながら、北へと進むライラ。
その旅の行く末に待ち受けていたものとは!

パラレル・ワールドでの物語が、ほとんど解説なく、当然のように進行していくのだけど、非常に分かりやすく出来ていて、退屈しませんでした。

ライラを演じるダコタ・ブルー・リチャーズは、映画初出演らしいのだけど、12歳にしては大人びた利発な表情で、クールな少女を難無く演じている。

ハリウッドの名子役と同じダコタだけど、愛らしく、万人受けするファニングとはある意味正反対の魅力で、このファンタジーにリアリティを持たせていました。
スゴイ子を見つけたもんですね。

二コール・キッドマンが【悪女】役というのも珍しいというか、印象的でした。
ヒールっぽい役どころとは言え、ライラとの因縁の部分まだ全く見えてこない謎の女性なので、敵とも味方ともどっちにも感じさせる演技が難しかっただろうことは想像されました。
しかし、相変わらず、お美しい・・・。

三部作の第一部。
それは観る前から分かっているのだけど、観終えて、「やられた!」と思いました。
これは、2作目が気になる終わり方をしています。

第二部は、我々が生きている世界が舞台になるということ。
あっちから見ると、パラレルワールドですね。
そして、多分、第三部で二つの世界が一つにつながっていくのでしょうね。

策にはまっていくことすら、楽しい!
老若男女、問わず楽しめます。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップリーグ07-08マイクロソフトカップ・ファイナル!三洋電機vsサントリー@秩父宮ラグビー場

Img_1424ありがとうございます。

サンゴリアス、勝ちました~ぁ!!

かれこれ15年近く応援していて、その間に日本一も経験しているのですが、やっぱり嬉しいですね。

昨日に引き続き、秩父宮ラグビー場の上空は強風が吹き荒れていました。

Img_6303前半、風下で我慢な展開だったのですが、3点差で折り返して、行けるんじゃない、って思いました。

キックしても、風で戻されるのだけど、先週まではドキドキだった心君のキックも何か安心して見ることが出来る、自分がいました。

ラインアウト、スクラム、モール。
フォワードは、サンゴリアスの優位は変わりませんでしたが、前回の群馬の時よりも三洋電機がきちんとディフェンス出来ているのが確認できる。
でも、モールには人かけないから、面白いように前進しますね。

今日はゲームを止めるような反則は少なかったし、非常にクリーンな展開でした。
だから、両チーム共にですが、ゴールまであと少しってところで、ノックオンやノットリリースはもったいなかったなぁ。

後半20分。
ラインアウトから耕太郎、ノムとつないで、ザワが駆け抜ける。
タックルに入る相手ディフェンスをいつもの柔らかいステップでかわして、ほぼ中央にトライで逆転!

別に取り立ててスゴイわけでもない、ザワの得意なパターンで、見慣れているシーンなのだけど、こういう緊迫した試合で、いつもの通り出来ることが素晴らしい!

この後、三洋電機の怒涛の攻撃。耐えるサントリー。
この時間を制したチームが勝つのだろうなぁ・・・。

SOのトニー・ブラウンは、何をやらせても上手い!
その芸術的なパス回しとコンビを組む、ルーキー田中のSHさばきも悪くない。

とにかく、智規にだけはボール行かないで、と祈ってました。

あっ、そう言えば、今日は智規vs剛ちゃんという関東学院対決のシーンがありましたね。

残り1分半。
サントリーボールからスタート。
このまま、ゆっくり、じっくり・・・。

40分を知らせるホーン。

耕太郎がタッチに蹴る。

ホイッスル。

勝ったぁぁぁ!!

Img_6365

この何年か、表彰式で仏頂面の選手たちを見てきたけど、今日はみんな本当に最高の笑顔でした。

Img_6391

MVPを獲得したザワのニッコニコの笑顔で「中央大ラグビー部、×◎○@♪!」も印象的でしたが、後輩の曽我部を見た瞬間に笑顔から一転、号泣した隆道に、本当にアツイ奴だなぁ、と思ったら、もらい泣きしそうになりました。

Img_6381

胴上げは佐治会長、清宮監督、主務の永島君(シーマ)、大悟が宙に舞いました。

本当、今日はお疲れ様でした!

そして、感動をありがとう!

Img_1433

今シーズンもあと2つ!

次は日本選手権の準決勝で東芝ですかね。
個人的には早稲田との師弟対決を見てみたいですけど。

【荒ぶる】に続き、【ALIVE】Tシャツが、また増えてしまいました。

P1060132

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ラグビー2008!!日本選手権第1回戦

Img_1379テレビの天気予報で「午後から冷え込みます」とは言っていたが・・・。

何だったんだ?あの突風!!

上空を吹き抜けた風が、CIさんのビルに跳ね返り、まるで竜巻。

ラグビー場が霧の中に入ったかのように、砂埃が舞ったのでした。

日本選手権の第1回戦。一試合目は、トップリーグ昇格を決めている近鉄と大学選手権2位の慶応義塾。

慶応WTBの山田君に注目していた観客が多かったみたいですね。
うん、速かった!

前半、風下だった慶応が善戦し、14-14で折り返した時は、風上の後半は有利か!?と期待しました。

名物となりつつある低いタックルも決まっていたし。

しかし、帰化選手を含むトンガ人軍団はデカイし、強い!
後半開始早々の連続トライで、突き放されてしまいました。

規定通りなので仕方ありませんが、4人が横文字選手って、どうなんでしょうね。

慶応のひたむきラグビー、もう少し観たかったなぁ。

P1060103そして、2戦目は大学日本一の早稲田と、クラブチーム選手権5連覇中のタマリバ。

元々、商社、銀行、マスコミに就職した早稲田OBが多く所属するチームだし、特に今年は【清宮チルドレン】の一人であるLOの桑江が主将ということで、良いチーム作ってきましたね。

ゴール前でのディフェンスも良かったし、NEC・首藤幸四郎の兄でSHの三四郎(東海大OB)の放つパスは上手かった!

しかし、ベストメンバーが組めた早稲田は強いですね。

三井の球出しは、いかにも早稲田のSHっぽいし、SO・山中の動きは魅力的だし、五郎丸、豊田、長尾といった突破力のある選手の働きもワクワクしながら、楽しめました。

前スペースへのキックパスが風で流されて、思うように出来なかった場面がいくつかありましたが、まぁ、あの強風じゃ、仕方がないと言うことで。

終わってみたら、早稲田が48-0で完封勝利となったのでした。

Img_1407Img_1409Img_1416

来週は、東芝か、トヨタ自動車になると思いますが、佐々木組に続き、トップリーグを撃破してもらいたいもんですが、どうなりますか・・・。
チョット、厳しいのかなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ラグビー日本代表の2008春スケジュール

協会の公式ホームページなどで、ラグビー日本代表の春以降のスケジュールが発表されていました。

主な予定は、次のようになっています。

<アジア5カ国対抗> 
4月26日(土)韓国(韓国・仁川)
5月 3日(土)アラビアンガルフ(大阪・花園ラグビー場)
5月11日(日)カザフスタン(カザフスタン・アルマティ)
5月18日(日)香港(新潟・ビッグスワンスタジアム)

<JAPAN XV>
5月31日(土)クラシック・オールブラックス(東京・国立競技場)

<パシフィックネーションズカップ>
6月 8日(日)オーストラリアA(福岡・レベルファイブスタジアム)
6月15日(日)トンガ(宮城・ユアテックスタジアム仙台)
6月22日(日)フィジー(東京・国立競技場)
6月28日(土)ニュージーランド・マオリ(NZ・ネイピア)
7月 5日(土)サモア(サモア・アピア)

昨年もでしたが、地方での試合が多いですよね。
新潟、仙台は、比較的に近いので行ってみようかなぁ・・・。

代表ではないけど、ジャパンXVとクラシック・オールブラックスは、面白そうですね。
また、ロムーとか来てくれるのかなぁ・・・。

秩父宮が芝の張替えだとかで、国立なのだそうですが、観客席が埋まらないと寂しいんだよなぁ。

そして、初戦の韓国戦は、仁川ですか。
友人に「今年は【韓国封印】します!」宣言しているのだけど、早速【解禁】としましょうかねぇ・・・。

どっちにしても、GW初日なので、航空券の入手が大変かもな。
早めに決断しよ!

明日は日本選手権、そして、明後日はマイクロソフトカップ・ファイナル。

いやぁ、盛り上がってきました!

| | コメント (1) | トラックバック (0)

『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Toy大人になっても、夢見るチカラを忘れちゃいかんな、と思いました。

まるで魔法にかけられたように、勝手におもちゃが動き回り、絵本から本物の動物が飛び出す、マゴリアムおじさんのおもちゃ屋。
大盛況の折、マゴリアムおじさんは、若き支配人モリーに店を譲ろうと考えていた。
しかしその日を境に、マゴリアムおじさんの引退に不満を感じたおもちゃたちが暴れ始め、モリーは自信を失ってしまう。

あんなおもちゃ屋があったら、遊びに行きたいですよね。
子供の頃、ビニールのウルトラマンと怪獣を段ボールいっぱいに持っていたなぁ。
引っ越しを繰り返す内に捨ててしまったけど、今ではン十万円の値打ちがあるようなのまであったのですけど。
後は、Logoブロック、ミクロマン、ミニカー、上野動物園で買ったリアルな動物のぬいぐるみ・・・。
なんか、懐かしくなりました。

そして、ダスティン・ホフマンの240歳のマゴリアムおじさんは、最高!
とにかくユニークで、こんな人がいたら、逢ってみたい!と思いました。

ショートカットのナタリー・ポートマンは新鮮。
自信を失くした元天才少女ピアニストが、マゴリアムおじさんとの別れを通して、自信を取り戻していくストーリーとして、表情や心情の表現は的確なのですが、ラストの展開が唐突な印象を受けました。

主役の二人以外にも、学校で友達の出来ない9歳の少年(シーン毎に変わる帽子コレクションに注目!)、人付き合いの下手な会計士、おもちゃ屋の地下で生活する謎の男・・・登場人物が個性的で面白かったです。

おもちゃが勝手に動き出す色とりどりの世界。
映像的には子供でも楽しめそうですが、物語のテーマは決して軽くないので、何処がターゲットだったのだろうか、という気がしないでもありませんでした。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

『奈緒子』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Naoko冷静に考えると、無茶苦茶な設定なのだけど、泣けちゃいました。
スポーツ×青春って、ズルイですね。

喘息の療養のため、長崎県波切島を訪れた12歳の奈緒子は、駅伝選手だった父親に憧れ、島中を走り続ける10歳の少年雄介を舟の上から見つめていた。その後、奈緒子は海に落ち、彼女を救った雄介の父が亡くなってしまう。
それから6年の歳月が過ぎ、奈緒子は陸上大会で天才ランナーに成長した雄介と偶然再会する。
二人の過去を知った陸上部のコーチの誘いで、奈緒子は夏合宿の期間だけマネージャーとして波切島に行くことを決意する。

原作を知らないので、観る前は上野樹里と三浦春馬って組み合わせがピンとこなかったのですが、高3と高1という設定でラブストーリーではなくて、不幸な事故に出逢ったことで、離れていきながらもシンパシーを感じていく心の物語なんですね。

このところキワモノ的というか、極端にデフォルメした役柄が多かった上野樹里が、心に傷を負った少女を繊細に演じていました。

本当に久し振りですよね、こういう役柄。
そして、上手くなっていました。

三浦君は、少年らしい真っ直ぐな感じが出ていました。

そして、コーチを演じる鶴瓶が良い味だしていました。
仏のような人柄が夏合宿で鬼のように変わり、その理由が後で分かって来ます。
それでも、表面上は前と変わらない振りをする。
もう少し○○○○らしくなった方がリアリティがあるのでしょうが・・・。

しかし、毎日50kmを3分/kmで走りこんでいる陸上選手が、「9人抜きのオーバーペース+給水しない」でブレーキになる、そして・・・。
最終区間は、10kmみたいなのですが、そこにこれだけのドラマを盛り込んでしまうのは、スゴイなぁ、と思いました。

しかし、ラストにバラバラだった人たちの心が一つにまとまり、抱き合う姿は清々しかったし、羨ましくもありました。

シネマート新宿の60席しかない小さなスクリーンでしたが、満席でした。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『エリザベス ゴールデン・エイジ』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Elizabethケイト・ブランシェットにオスカー獲ってもらいたいなぁ。

1585年、イングランド。エリザベス1世はプロテスタントの女王としてイギリスを統治していた。しかし、欧州全土をカトリックの国にしようと目論む当時最強国だったスペイン国王フェリペ2世は彼女の失脚を画策する。
そんな折、新世界から戻ったばかりの冒険家ローリーが現れ、エリザベスは彼に惹かれていくが、未婚の誓いを貫くため、侍女のベスを彼に近づける。

ケイト・ブランシェットは、女王としての気品やプライドの高さを神々しいまでに演じ、時にはアイコン的な無表情さを見せたり、その時々で硬軟、様々な引き出しを開けて見せてくれる。

国と結婚したため、未婚を誓ったヴァージン・クィーンと言えども、女性は女性。
恋をすれば少女のように可愛らしく、そして、自分が蒔いた種とは言え、嫉妬もする。

前作から9年間で身に着けた演技力に加え、自身二児の母であることから自然にかもし出す懐の広さ、とにかく上手い!

しかし、複雑ですよね。

“ベス”というのは、自身の愛称だったわけで、言わば自分の分身のように寵愛し、最も近くに置いていた侍女に、自分の愛する相手の気を惹くように仕向ける。

新しい航海のためのパトロンになって欲しくて、女王に近付いたローリーも二人の女性を愛し、愛され、城に通い続ける。

女王として出来ることは、家臣として近衛隊長に任命し、位を授けることで、次の冒険への出発を遅らせ、自分の傍に留めおく・・・。

何とも不思議な三角関係。

そんな心理描写だけではなくて、クライマックスのスペインとの決戦シーン、嵐を見方にしての、捨て身の奇襲で蹴散らしていくのだけで、その迫力はものすごく、必見です。

とにかく、完成度の高い作品でした。好きです。

(満足度:★★★★☆、オススメ度:★★★★)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大阪・喰い倒れの旅【鶴橋編】

以前は2ヶ月に1回は大阪出張があって、難波とか連れて行ってもらったりしていたのですが、ここ数年は年に1、2回、花園にラグビーを観に来る程度。

しかも、日帰りの強行軍。

Img_1353_2それでも、JRから近鉄の乗り換え駅である、鶴橋で一度降りて、ランチを取るのが、恒例となりつつありますね。

鶴橋は大阪で有名なコリアン・タウン。
駅周辺、数百メートルの距離に焼肉屋や韓国料理屋が密集しています。

開店が11時頃なので、昼に到着した時はそれほどではないのですが、試合が終わって、JRに乗り換える時、ホームの方まで美味しそうな香りが漂ってきます。

前回来た時は、限定ハラミ・ランチにしたのだけど、今回は寒かったのでスープ物が良いなぁ、と思い、「鶴橋もつ鍋・焼肉 英山村」に入ることにしました。

Img_1358豆腐チゲ定食(1,100円)をオーダーしました。

最近メディアで取り上げられているスンドブチゲ(純豆腐鍋)ではなくて、普通の豆腐が1丁分くらいデーンと入っていました。

辛いのは全然へっちゃらな僕ですが、ネコ舌なので熱い食べ物はとにかく苦手。加えて、カサプイシン効果で汗ダクダク。

とにかく、身体が温まって、雪の落ちてきそうな寒い日にはピッタリのランチとなりました。

この店は、焼肉はもちろん、チゲやビビンバのランチメニューが多く、サイドメニューで【ハーフサイズ・トックスープ】とかがあるので、朝にしっかり食べてきた人は軽めに、ブランチの人はガッツリと、待ち合わせにも最適なのではないかな、と思いました。

そして、夜はモツ鍋が名物なのだとか。

だからかもしれませんが、従業員は日韓半々みたいでした。

後から入ってきたオッサンが、店員に「カムサハムニダ」と言ったら、「私、日本人です」と返されていました。
「冷たいなぁ~。」だって。

でも、店が混雑するまでの暫くの間、他の店の従業員たちも混じって、2階の席でお茶していたのは、いかにも韓国人社会だなぁ、と納得してしたのでありました。

次回は夜に着て、焼肉したいなぁ・・・。

Img_1354Img_1355

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップリーグ07-08マイクロソフトカップ・セミファイナル!サントリーvsトヨタ自動車@大阪・近鉄花園ラグビー場

Img_6178近鉄電車に乗って、東花園の駅で降りたら、白いモノがチラホラと・・・。

天気予報、正解でしたね。

でも、試合中は、ボタ雪と思ったら、急に晴れたり、不思議な天気でした。

先週のリーグ戦最終節。激闘の末のドローで、魅せてくれたサントリーとトヨタ自動車が、花園に舞台を変えて再び激突。
もう新幹線に乗って、行くしかないでしょう。

朝、品川駅で北條君、澄憲たち、当日移動組と遭遇しました。
近鉄鶴橋では、往年の名WTBの吉野さんに!
何だか、勝手に盛り上がっていました。

試合開始早々、心君→ライアン→ザワ→平君とつないで、トライ!

おっ、いい感じじゃん!と思ったら、今度はトヨタSO・正面のドロップゴールが成功。

トーナメントの場合、勝てば良い訳だから、こういう3点が後々効いてくるんだよね。
過去、何度も1点差に泣いているだけに、チョッピリ不気味・・・。

その後、トヨタのフォワードが飛び出して、トライ。

P1060036前半のサントリーは、先週に比べるとフォワードのセットプレイの精度が良くなかったような気がしました。

いや、トヨタがかなり研究してきたのかな。
特に、No.8のクロフォード、LOの中谷が不気味な存在でした。

それでも、直弥、隆道、竹本辺りは良い動きしていたし、後半に直弥の代わりに入った高谷順二も悪くなかった。

リーグ戦中、試合毎に組み合わせを変え、選手を競い合わせたことが、ここへ来て層の厚さにつながってきましたね。

P1060059後半はサントリーが攻めているものの、トヨタの堅い守りがトライを許さず、膠着状態に。

バックスも何をするか分からないSO・正面以外にも、リーグ戦では本調子ではなかったWTBの遠藤もアゲてきたみたいですね。

防戦に回ることも多い中、今日はライアンが攻守に冴えを見せる。

今日は大悟も、ザワも、剛チャンも、すごいスピードで駆け抜けていく!

そして、均衡を崩した、ザワ→剛ちゃんのトライで突き放し、漸く安心して、観ることができました!

Img_6245

結局、2週に渡る熱戦は、33-10でサントリーが勝利で、決着をつけてくれました。
ハイ、拍手!!

Img_6288

いやぁ、花園に観戦に来た時は、負けが込んでいたので、これでジンクスは途切れたかな。

来週は秩父宮で決勝戦!
相手は東芝との接戦を制した三洋電機で決まったみたいですね。
リーグ戦では、惜しい負け方をした相手だけに、今度こそ・・・。
そして、冠、取るゾ!

Go!Go!サンゴリアス!!

P1060029P1060035P1060072P1060084Img_6286

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第31回日本アカデミー賞の感想・・・

1日遅れましたが、昨日の日本アカデミー賞の感想です。

いやぁ、強かったですね、『東京タワー』・・・。

作品賞、監督賞(松岡錠司監督)、主演女優賞(樹木希林)、助演男優賞(小林薫)、そして、松尾スズキ氏の脚本賞を合わせると、独占と言っても良いのかな。

でも、『東京タワー』関係では、助演女優賞を松たか子にあげたかった!

個人的には『それでもボクはやっていない』の方が好きなのですが、フジテレビの製作なので、日テレ系の映画賞では難しいかな、とは思っていたのですが・・・。

そんな中での助演女優賞のもたいまさこさんは、渋過ぎですね!

そして、意外だったのが、主演男優賞。

僕的には加瀬亮君でしたが、流れ的にはオダギリ・ジョーで行くかな、と思ったら・・・。

何と、『ALWAYS』の吉岡秀隆君でした。
2年前に同じ役で受賞しているだけに、ノーマークだったのですが・・・。

加瀬君にしろ、オダジョーにしろ、演技していると言うより、その人がそこに立っているような、演技していないような(?)自然な演技が持ち味の二人。

それに対して、吉岡君は誰もが子供の頃から知っていて、その時その時で役を作り込んできて、それでいて自然な演技を見せる役者さん。
二度目の茶川だったけど、前回より作家として、他人の子の親になる大人として、そして愛する人を守る男として、ドラマティックな展開もあり、それが認められたということなのですかね。

加瀬君には主演賞よりまず助演賞で受賞してもらいたいかな。

『キサラギ』なんてのもノミネートされていましたが、他の映画賞のように、『サイドカーに犬』、『アヒルと鴨・・・』、『腑抜けども・・・』、『サッド・ヴァケーション』と言った、小さな良品がなかったのがチョット残念でしたね。

それにしても、『東京タワー』、DVDで改めて観てみようかな

| | コメント (0) | トラックバック (2)

『ラスト・コーション 色|戒』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Lust昨年のヴェネチアで金獅子賞を受賞した話題の作品。

日本占領下の中国・上海。傀儡政権下特務機関の大臣・イー。
イー暗殺の命を受け、香港の貿易商の夫人として彼の元へと忍び寄る女子大生スパイのワン・チアチー。
彼女はイーを誘惑し、やがてその魅力で彼を堕とすことに成功し、人目をはばかる危険で激しい逢瀬を重ねるようになる。
しかし、運命の時は刻々と迫り、ついにチアチーはイー暗殺計画を決断しなければならない状況になっていく。

オスカーを獲得した『ブロークバック・マウンテン』と同様、禁断の愛の姿、衝撃的な性的描写が話題になっていましたが、実際に観てみると確かにそのシーンは結構なボリュームであるのですが、とにかく切なかった。

香港の大学時代、演劇部の先輩で演出兼俳優の抗日青年クァンに恋心を抱き、彼に気に入られるために香港に避難中の政府高官のイーに近付いたチアチー。

もしも、こういう時代でなければ、間違いなく愛を成就していたであろう二人。

好きな女性を憎むべき相手の愛人役を演じさせ、貿易商の社長夫人としての男扱いを習得させるために自分の親友に抱かせてしまうなんて、戦争という暗い時代だったからなんでしょうね。

前半は、若い二人の青いの恋。
後に、「なぜ、あの時にそうしてくれなかったの?」というセリフが全てを示している。
う~ん、切ない!!
ワン・リーホンもいい仕事しています。

しかし、この作品の肝はやっぱりトニー・レオンでしょう!

いつになく老けメイクで、心の欠片すらも見せない、警戒心の塊のような用心深い中年男を見事に演じています。

そんな常に周囲にバリアを張っている男が、唯一、心を解き放ち、本能のままに過ごす時間が、チアチーとの秘会の時間だったのでしょうね。
緊張や抑圧からの開放を示す手段として、過激とも言えるベッド・シーンを提示する必要があったのではないでしょうか。

とにかく、こんなトニーは観たことがない!
そして、その圧倒的な存在感が素晴らしい!!

ヴェネチアでも絶賛された新人タン・ウェイが、それに見事に応えていました。
登場した時の化粧っ気のない可愛らしい少女が、舞台女優を経て、妖艶な社長夫人を演じる女スパイになっていく過程は、自然に見えました。

嘘から始まった愛は、肌を重ねる度に女の中で変化していく。
いつかは正体がばれてしまうのではないか、という不安。
自分以外にも愛人がいるのではないか、という疑念。

表情の一つ一つが、一々素晴らしいのですよね。

そして、忙しくて不器用なイーなりの愛のカタチを提示された時、彼女が取る行動は・・・。

すごく、すごく、切なかった・・・。

そして、全てを理解した時に、冷徹な男が見せる一筋の涙・・・。

トニーは主演の割りに出番少ないなぁ、と思ったけど、最後の最後に全部、持っていきましたね。

渋谷のル・シネマは、満席でした。
R-18ですので、大人の方に、深くて、痛い愛の世界を堪能していただきたいです。

(満足度:★★★★☆、オススメ度:★★★★)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『アドリブ・ナイト』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Adlib_night一昨年の釜山国際映画祭で上映されていましたが、少しアーティスティックな作品が、日本の一般の劇場にかかっているのが、少し不思議でした。

人と待ち合わせしていたソウルの街角で、突然2人連れの青年から声を掛けられ、家出したまま行方不明の女性「ミョンウン」に間違えられた20代の女性。彼女はミョンウンの身代わりとして、その父親の臨終に立ち合ってほしいと頼まれ、郊外の一軒家に向かうことになる。
成り行きで代役となった彼女の前で、遺産を狙う父親の親族や借金を踏倒そうと画策する隣人、ミョンウンの幼なじみ達を巻き込んだ、先の読めない【アドリブ・ナイト】が始まる・・・。

一人の若くはない郵便局員の女性をドキュメンタリー・タッチで追った『チャーミングガール』のイ・ユンギ監督の作品。
すごく好きだったんですよね。

そして、主演は『春のワルツ』のシンデレラ・ガールのハン・ヒョジュ。
期待しないわけにいかない組み合わせでした。

しかし、同じドキュメンタリー風の作品ながら、カメラはハン・ヒョジュに寄り添う感じには進んでくれず、家族と隣人たちの痴話喧嘩が始まるなど、何だか肩透かしにあった気分。

それでも、彼女が家出娘の靴下を履くシーンなど、上手いと思う演出がいっぱいありました。

「この子は本当はミョンウンなんじゃないか・・・?」

ふっ、と、そんな疑問が沸いてきたら、見事にマジックにかかっています。

ラストの方で、ソウルに向かう明け方の路上で、顔を上げるハン・ヒョジュは本当に美しい!

そして、その後に、急に電話で声を聴きたい人がいることを思い出す。

映像の中では寄り添っていなかったけど、心は常に彼女の近くにいた、のではないでしょうか。

HDカメラで10日間で撮影してしまったというから驚きです!

全く韓流的ではないにも関わらず、ハン・ヒョジュという女優のおかげで割りと席が埋まっていました。

個人的には、こういう作品は好きなので嬉しいのですが、皆さんはどんな想いで帰っていたのだろうか。

気になりました。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『チーム・バチスタの栄光』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Team1良い意味で「不親切な映画だな」と思いました。
まぁ、原作を読んでいたので、犯人を知っていたというところが、大きいのですが・・・。

成功率60%と難易度の高い心臓手術「バチスタ手術」を、26回連続で成功させていた東城大学病院第一外科。人は彼等を【チーム・バチスタの奇跡】、【栄光の7人】と呼んだ。
しかし、直近の手術では、3度続けて術中死が発生していた。
医院長から内部調査を任された心療内科の女医・田口は、スタッフの事情聴取や手術立会いでは適当な原因が見当たらず、単なる術中死と報告しようとした矢先、厚生労働省から派遣された白鳥と名乗る役人が現れる。
かくして、この凸凹コンビが、【チーム・バチスタ】のメンバーを再調査することになる。

竹内結子×阿部寛×野際陽子というのは、以前にドラマであった組み合わせですね。
どんな息の合った演技を見せてくれるのかな、と思ったら、テンでバラバラで、チグハグなまんま物語が展開していきました。

あることに気付く切欠だったり、気付いた直前・直後の肝心な瞬間が、バッサリ切られていて、予想外の答えが突然に提示されるのでした。

でも、それが狙いだったとか。

中村監督は昨年公開の『アヒルと鴨のコインロッカー』を撮った人ですね。
そう言えば、椎名と田口の立ち位置って、主人公なのに巻き込まれ型で、少し似ているのかもしれませんね。

竹内結子が演じる田口の天然な感じがスゴク面白かった。
心療内科医で、患者の心理を探るプロのはずなのに、相手の話しを素直に全て受け入れるように、どんなに小さなことにも耳を傾けてあげる。
だけど、肝心なことには気がつかない・・・。

原作を読んだ時から、白鳥役は阿部ちゃんだな、と思いましたが、最近の阿部ちゃんの傾向にある、極端な方向に走るのではなく、終始、不思議な人だなぁ、という雰囲気を醸し出していました。

オリジナルな、田口と白鳥の出会いと別れ(?)のシーンが印象的でした。
全て受動的に行動していた田口が、初めて能動的に手を挙げる・・・。

Team2久し振りの映画出演の吉川晃司は格好良く、手術シーンでの器具の取り扱いも見事でした。
縫合シーンなんかは「そこはバラードを歌うように」とか、監修の医師から指示があったのだとか。
何かスゴイ、エピソードだなぁ。

他のチーム・バチスタのメンバーも、佐野史朗、玉鉄、ココリコ田中、井川遥など、登場シーンが短くてもったいないと思うほど、魅力的な俳優ばかりを起用していました。

自分は原作を読んでいるので、映画では描かれない登場人物の設定や、その場、その場での心境も知っていましたが、原作を読んでいない方はどんな風に感じたのだろう?

ミステリーとしても二転三転する展開で王道的ですが、「子供の心臓移植手術の出来ない日本」とか、「1日に何件も手術を掛け持ちして、過労死寸前の麻酔医」とか、医療機関の抱えている問題も提示されていて、興味深かったです。

老若男女、客層の幅がものすごく広かったのが、印象的でした。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『L change the World』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

L連休中の朝一番の回。
長い列は出来ていたものの、『デスノート』後編ほどの混雑はしていなかった。

人気シリーズのもう一人の主役にスポットを当てた話題のスピンオフムービーの登場です。

天才的な頭脳を持つ名探偵・Lが、名前を書かれた人間は必ず死に至る【デスノート】を駆使した所謂【キラ事件】で、夜神月との最終決戦を繰り広げていたのと同じ頃。タイのある村が軍隊により消失するという事件が起きていた。
キラ事件は解決したが、唯一の理解者であったワタリを失い、自身も23日の命を死神と契約したL。
ワタリの残した事件を整理する日々を過ごすLだったが、タイの消失した村の生き残りの少年・BOYを保護することになり、また著名な科学者の娘・真希がワタリを頼ってLの前に現れる。
これまで人と関わることなく【頭脳戦】で勝ち続けたLが、【子守り】と【身体を使った調査】という苦手な分野での戦いを強いられていく。

松山ケンイチのLは、もう完璧です。
彼以外には考えられないですね。
でも、今回のLは、前作のラストで自らの寿命を23日と定めたことも関係してか、少々変化が見られます。

タイトルにもありますが、Lが世界を変えるのか、Lが変わるのか・・・。

金子監督から『リング』で有名な中田秀夫監督に交代しているのも、Lの変化の一因。
中田監督らしい映像で目を引かせつつ、ハリウッド映画並みの迫力あるエンターテインメントに仕上がっていました。

鍵を握る少女役の福田麻由子ちゃんも、父娘だけの生活で父親大好きな少女をファーストシーンで印象付け、後半の行動に説得力を持たせるという演技力の高さを提示しています。

また、監督同様、ハリウッド女優でもある工藤夕貴は、前作の藤原“ライト”同様に、ある正義感から悪役になってしまうというヒール役を見事に表現。
ラストの戦いは鬼気迫るものがありました。

また、イイ人役の多い高嶋政伸さんが金に目が眩んだ国際テロリスト、金八先生のマドンナ生徒だった佐藤めぐみちゃんもその手下の美人戦士と意外なキャスティングも面白かった。

だけど、極めつけはナンチャンのFBI捜査官かな。
前々作の瀬戸朝香、細川茂樹の上官というのが、おかしかった!
二人は格好良かったのに、Lのおもちゃになっていましたからねぇ。

『デスノート』から生まれたサイドストーリーでありながら、『デスノート』とは全く違う展開に、原作からのファンには受け入れるのが容易でないのかもしれません。

でも、原作に対してこだわりのなかった僕的には、原作のテイストやLという存在を尊重していたと思うし、決して悪くなかったと思うのですが・・・。

「生と死」とか「環境保護と人類の生活」という結構重たいテーマを扱い、残り数時間で死に逝く運命に、次の世代となる幼き子等に「明日」を託すというラストも気に入っています。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

『KIDS』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Kids小池徹平君って、人気あるんだなぁ、と改めて思いました。

女子中高生、今風の男の子が沢山来ていました。

首都圏にある寂れた街。自動車修理工のタケオは、アメリカン・ダイナーで、物静かな少年アサトと出会った。
ある日、チンピラにからまれていたアサトをかばったタケオが負傷した。アサトは超能力でタケオの傷を自分の身体に移しはじめた。痛みを分け合い、二人は友情を育んでいく。
アサオは、父親を刺し殺した母親に対する傷害罪で保護観察の身にあり、母の収監されている女性刑務所のあるこの街に引っ越してきたのだった。
そして、アサトは、高校時代に受けたイジメで顔に消えない傷を負ったダイナーのウエイトレス・シホに恋心を抱くようになっていく。

ううん、青春だなぁ。
傷が痛くて、疼く感じが良いんだよねぇ。

原作は、乙一氏のベストセラー。
でも、王道中の王道を行く展開は、悪くはないのですが、他の作品とテイストが似ているかもしれないなぁ・・・。

小池徹平君の演じるアサトは、「ピュア」という言葉が使われていますが、本当に可愛らしい男の子だし、玉木宏君の演じるタケオは、割と観客と近い立ち位置で物語を進行してくれています。

シホという女性は、心を閉ざして誰からも一線引いた感じから、アサトと恋をして溶け始めるのだけど、結構、打算的なイヤな奴なのか?と思わせて、最後はやっぱり良い奴じゃん!と・・・。
短い時間内で、色々な栗山千明を見られたような気がします。

徹平君のお母さん役は、斉藤由貴さん。
彼女のファンだった一人として、20歳位の青年の母親役は結構ショックですよね。
しかも、かなりヒールっぽい役だし・・・。
嫌な奴も上手い!です。

「KIDS=傷」という韻を踏んだタイトルも好きだし、切ないストーリー展開も、友情とか信じる心とか、全てが青春していて、良いですよね。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

『東京少年』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Tokyoboyこれは堀北真希のための映画ですね。
彼女の魅力や演技力の良いところを上手くすくって、出来ていました。

幼い頃に交通事故で両親を亡くし、祖母と二人で暮らす少女・みなとは、同い年ということしか分からない男の子・ナイトとの文通でだけ、自分の心を素直に告げることができた。
ある日、みなとはアルバイト先のコンビニに頻繁に通ってくる、シュウと知り合う。病院の跡取りで医大を目指し、二浪中のシュウと初めての恋に落ちるみなとだったが、突然に記憶を失くす症状に悩まされ、シュウの実家の病院で検査した後、一方的な別れを告げられてしまう。
みなとの病気とは?
ナイトの正体は?
医大に合格したシュウとの恋の行方は?

みなととナイトの二役を堀北は上手く演じていました。
しゃべり方や声のトーンもですが、ちょっとした仕草だけで、少女と少年を分けていたのは感心しました。

ドラマでも男子高生に化けた女子高生を演じていましたが、その比ではなく、大したもんだなぁ、と感心しました。

シュウを演じるのは、またまた登場の石田卓也君。
これまでの作品の中で医大を目指す優等生というキャラはなかったので、チョットたどたどしい印象はありましたが、初デートのレストランでメニューの高さに驚き、オムライスをオーダーするところは、有りだなと思いました。

展開が、まず、みなと側から描いていくので、シュウの気持ちの変化が分からないなぁ、と物足りなく思っていました。
そうしたら、後半に入って、同じ場面をシュウ側、ナイト側からその時、その時の気持ちを描いていきました。
ちょっともどかしかったですど。

最後にシュウはナイトのことを「親友」と表現していましたが、同じ女の子を好きになる位だから、気は合うのでしょうね。

とにかく、二人が初々しい。
若者から○○○まで男だらけでした。
堀北って、結構人気あるんですね。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップリーグ07-08最終節!サントリーvsトヨタ自動車 他@秩父宮ラグビー場

雪、何とか大丈夫でしたね。

先週、天候不順で順延になった2試合です。

Img_60281戦目が、トップリーグ史上初の全勝優勝を目指す三洋電機と、34点差で勝ってプレイオフに進出を狙うNEC。

NECの気迫は十分に伝わってくるのですが、三洋のディフェンスは見事でした。
密集になっても人をかけないので、ボールが出た時にはディフェンスラインがしっかり出来上がっていました。
あそこを抜くのは、難しいだろうなぁ・・・。

後半、NECも切れてしまったのか、北川智規に2トライを与えてしまい、試合 は決まってしまった。
前節まででトライ王争いで、ザワと並んでいた智規ですが、この2トライはデカイですね。
(結局、2試合目でザワは1トライで、智規がトライ王となるのですが・・・。)

Img_6078

Img_6082Img_6085

Img_6089そして、2試合目は、現在2、3位で、来週のプレイオフでも同じカードとなることが濃厚なサントリーとトヨタ自動車。

サントリーはスクラム、ラインアウトでは優位に立ち、フォワードでは圧倒しているのですが、凡ミスが多かった。

Img_6093逆風ということもあったけど、心君のキックにはキレがなかったし、ポロポロ落として、インターセプトされていた・・・。

勝って、来週の試合に弾みをつけたいトヨタに対して、サントリーは今週は勝たなくても本番の来週に勝てば良い、とでも言うように・・・。

前半終了して、0-24という大差がついていました。
まるで、去年の日本選手権準決勝みたい・・・。

ここで帰ってしまった三洋、NECファンも多かったのですが、後半に試合は大きく動き出します。

まず、開始早々にCTBロッキーがトライ!
栗チャンのゴールも決まります。

Img_6163心君に代わって入った野村のキックは、追い風にも助けられ、飛ぶ飛ぶ!

隆道が2つ、篠チャン、そして、ザワのトライで、気がつけば同点になっていました。

Img_6169ザワがボール持つと、皆、盛り上がる!

やっぱりトライ王、なって欲しいですもんね!

アシストの形となった栗チャンですが、多分そのまま走れば自分で決められたはずなのだけど、「ザワをトライ王に」って思ったのかな。
だとしたら、栗チャン、イイ人だ。

Img_6164

そして、40分を経過を知らせるホーンが鳴った。

しかし、両チームともボールを外に蹴りださない。
反則では終わらないので、それから10分以上も攻防が続いた。

サントリーがハーフライン付近から栗チャン、ノムの2回、ペナルティゴールを狙うが、ポストに届かず。

逆にトヨタに走られ、ピンチ!
ライン際を走る選手にタックルに入れば、外に出してしまい、試合が終わってしまう。
栗チャンのディフェンスに躊躇が見られる。
しかし、その瞬間、ボクの席の目の前でラインを踏んだ!

なんと、31-31のドローとなったのでした。

Img_6156Img_6155

いやぁ、終わってみれば、良い試合だった。
両チームとも、最後まで勝つぞ、という姿勢を貫いたのが良かった。

来週は同じカードで花園ですか?

う~ん。

秩父宮のチケット持っているのだが、やっぱり大阪だろうなぁ・・・。

今週のテンションのまんまなら、ものすごい試合が期待できそうですね。

Img_6158Img_6157Img_6166

| | コメント (0) | トラックバック (1)

『歓喜のうた』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Kankiすごくバランスの取れた映画でした。
好きですね。この感じ。

みたま町文化会館に勤める主任の飯塚は、大晦日にまぎらわしい名前のママさんコーラス・グループのコンサートをダブル・ブッキングしたことに気づく。双方とも頑として出演を譲らず、調整役の飯塚は板挟みになっていく。
折り悪く、ロシア人ホステスに入れあげていたスナックからツケの精算を迫られ、別居中の妻とは娘の誕生日(これまた大晦日)の食事会のことでなじられる。
忙しい中、懸命に練習するママさん達の熱意や温かみに触れ、【共演】ということで解決策を図るが・・・。

小林薫さんがメチャクチャ良い!
いかにも土木課から左遷させられた主任さんと言う感じの、いい加減さ、ダメダメさ加減が良く出ていました。
この人がある1日、やる気になって、事態を上手くまとめていくのですが、きっと新しい年になったら、何も変わらないのでしょうね。
絶妙でした。

新参コーラスグループのリーダーを演じた安田成美さんは、6年振りの映画出演。
以前は、活発で男っぽい感じの女性を演じることが多かったですが、ここではしとやかで、誰に対しても包容力のある奥さんという役どころ。
少々もの足りない部分はあったのですが・・・。
それでも、「私、○○には強いんです。」と、茶目っ気のあるシーンはいくつかあって、渡辺美沙子さん、笹野高史さんとの下りは面白かったです。
主婦業も一段落して、またスクリーンに帰ってきて欲しいですね。

その他、最近良くでる伊藤淳史君、歌チカラにジンワリさせられる由紀さおりさん(お姉さんの安田祥子さんもメンバーで出演)、頑張る母の姿に思わずホロリとさせられた藤田弓子さん・・・、芸達者な役者さんが贅沢に出演。

原作者の落語家立川志の輔さん、そして談志師匠もゲスト出演しています。

主任に偏ることなく、ママさん一人一人の背景を描いたのが良かったですね。

派手さはありませんが、安心して観られる作品になっています。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『リアル鬼ごっこ』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Onigokkoこの文章はかなり後になってから書いているのですが、久し振りに立ち見の出る映画を経験しました。

テレビでは、【佐藤】姓の人々が相次いで亡くなるという奇妙なニュースが流れていた。病死、事故、自殺・・・死因は様々だが、それらに不審な点や因果関係は見つからなかった。
ある日、佐藤翼は対立する不良グループに追われていた。いよいよ捕まってしまうと思った瞬間、翼は彼らの前から忽然と姿を消し、国王が支配するもう一つの別の日本に迷い込んでしまう。
そこでは、王の命令によって、なぜか【佐藤】姓を持つものだけが【リアル鬼ごっこ】と称し、標的として追われ、捕まると殺されていた。
そこで翼は、対立するグループのリーダーで幼なじみの佐藤洋や、感情を持たず病院に入院している妹の愛とそっくりな人たちを出逢い、共にサバイヴァルに挑んでいく。

まず、【リアル鬼ごっこ】って発想が面白いですよね。

予告編とかでは「増えすぎた人口を抑制するために、人口の多い佐藤さんを減らす。」となっていましたが、実際はそうではなく、もっと私怨ぽいのですが・・・。

パラレルワールドで、片方の世界で死ぬともう一方の世界でも死ぬというのも面白いし、片方の世界にしか存在しない【特別な存在】という発想も面白いと思いました。

主演の石田卓也君は、最近、良く見るね。
今回は特技は逃げ足の速さという高校生を、全力疾走で演じていて、髪なんか汗びっしょりで好感は持てました。

そして、谷村美月は、二役(というか三役?)で静と動を演じます。
特殊な能力を持つが故に心を閉ざした妹・愛と、パラレル・ワールドの秘密を知り、家族を守るために国王とすら戦おうとする愛。
上手く演じているなと思いました。

処刑シーンなんかは残酷ですが、逃げる人たちのドキドキ感が伝わってくる作品でした。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『アメリカン・ギャングスター』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Agsラッセル・クロウって、渋くて、演技、上手いなぁ、と改めて感じました。

1970年代のニューヨークに実在したハーレムのカリスマ・ギャングと組織からはみ出た麻薬捜査官の対決を描いた作品。

儲けをハーレムの人々に分け与えるカリスマ・ボスに仕えて15年の運転手フランクは、ボスの死後、一匹狼として、ベトナム戦争の軍隊を利用して東南アジアからの麻薬ルートを開拓し、大儲けをする。家族を呼び集め、販売拠点となる街に配置してはいるが、本人は目立つことなく、警察のマークから外れていた。
一方、恐喝や横領が横行する警察の中で、一切の汚職に手を染めなかったリッチーは、警察内部で四面楚歌に陥っていた。夜学に通いながら、司法試験を目指すことで、警察から抜け出そうとしていた。
しかし、そんな状況にバランスを崩したリッチーの相棒が、麻薬の過剰摂取により死んだことで、純度の高い麻薬がニューヨークで売買されていることを知る。
特別麻薬取締局の責任者に任命されたリッチーは、姿見えぬ影の麻薬王に迫る。

前半は、二人の物語が同時進行でパラで流れていきます。
アクションがあるわけでなく、会話だけが流れていくので、これで2時間半はキツイかも、と思ったのですが・・・。

後半、モハメド・アリのボクシングの試合中にリッチーがフランクの存在に気付く辺りから一気に面白くなっていきました。
前半に二人の人となりをきっちり描いたのが、後半に生きていると思いました。
ゾクゾクしました。

そして、リッチーはフランクを逮捕することが目的ではなく、もっとそれ以上の巨悪に向って対決を挑んでいく二人の姿は小気味良かった。

個人的には、「自分ってラッセル・クロウのファンだったんだ」と気付いたのが、収穫かなぁ。
正義の警察官でありながら、風体は「普通のオッサン(?)」っぽいラッセル・クロウの役作りは好きだなぁ。

それから、最近では正義の役が多かったデンゼル・ワシントンが、目立たぬようにしながらもカリスマ性のあるギャングを演じているのも興味深かったです。

派手さはありませんが、押さえておきたい作品ですね。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『人のセックスを笑うな』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Dontlaugh結構、賛否分かれるのかな?

例えば、このタイトル。
日本語のイメージとは全く違っていて、英文の【Don't laugh at my romance】って方がしっくり来るなと思いました。

首都圏の地方都市。美術専門学校に通う19歳の男子生徒・みるめが、39歳の講師・ユリさんに恋をした。
夜明けの道路で酔っ払ったユリさんをトラックの荷台に乗せたのをきっかけに親しくなり、モデルを頼まれてアトリエに遊びに行ってみたら、何とヌードモデルだった!!そして、そのまま男女の仲へ。交際が始まった。
みるめに片想い中の同級生えんちゃんと、彼女を見守るみるめの親友・堂本。
そして、ユリさんには旦那さんがいることが発覚!
電話に出たら、会いたくなる。会ってしまえば、抱きたくなる。
あきらめようとすればするほど、募る想い。
この恋は一体どうなるの?

全体に流れるほのぼの感、間延びとも取れる長回しによるシーン。
準備されていただろうセリフが終わってからのリアクションの面白さは、役者の素の部分が見られたようで、ドキュメンタリーのようでもありました。

実際に、松山ケンイチ君は、試写会などで「永作さん、好きです」発言を連発していますからね。

そして、蒼井優ちゃんも実にナチュラルな演技で、かわいい。
特に、横恋慕の堂本役の忍成君に不意打ちキスされた時の照れた表情!
あれって、台本にあったのかな?

そして、何よりユリさんを演じる永作博美が素晴らしい。
正月の『ロンドンハーツSP』で、芸人が選ぶ女性タレントNo.1になったりしていましたが、小悪魔みたいな大人の女性像を見事に表現していました。

「だって、触ってみたかったんだもん。」

って、言われてみたいっすねぇ。

温水、あがた森魚、春団次師匠と、大人たちも渋いっ!

何度か企画に上がりつつ、このタイミングで製作できたというのは、宣伝文句ではないが【奇跡のキャスティング】でしょう。

全席指定席の映画館は、平日も満席続きだそうです。
ボクも最前列でした!

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

『全然大丈夫』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Zenzen渋谷で時間調整が必要になって、「セゾンカードで300円引き」と言うので入ったのですが、これが面白かった!

ゆるゆるの世界が広がっています。

人を怖がらせることが生きがいの古本屋の長男・照男と、清掃会社に勤める【いい人】のサラリーマン・久信は幼なじみ同士。もうすぐ30歳だというのに、大人になりきれない二人の前に、何をやらせても不器用なあかりという超地味な女性が現れて、胸をときめかせる日々が始まるのだが・・・。

荒川良々のそこにあるだけで可笑しい存在感が楽しく、頼りない男をやらせたら絶品の岡田義徳が達者に絡む。

そして、いつもは凛々しい佇まいの女性を演じることが多い、木村佳乃のダメダメっぷりが見事!
この人、こんなに演技の出来る女優だったのですね!
再発見でした。

しかし、あかりみたいな女性は珍しいゾ。
機械に苦手でカメラを落とすというエピソードは有りにしても、面接に血だらけで現れたり、段ボール箱を組み立てられなかったり、いつもポケットにチクワを入れていたり・・・。
でも、絵を描かせたらシュールだし、こだわりのある女性。
恋をして、変わっていく・・・。

ココリコ田中も良い味だしていました。

バックに流れるハワイアン、ウクレレの音もゆるゆるで、グッドでした。

ラスト、奈良の町を歩く幼なじみ二人の散歩も楽しく、久し振りに奈良に行きたくなりました。

(満足度:★★★★☆、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップリーグ最終節、順延・・・

今日のトップリーグ最終節は2月9日に順延となりました。

今日は早めに家を出て、渋谷経由銀座線で外苑前まで行ったのですが、改札のところにシミズスポーツのお兄ちゃんがプラカードを持っていました。

僕がラグビーを観るようになったのは、雪の早明戦をTVで観ていて、スゴイなぁ、と思ったのがきっかけ。
だから、雪でもやるような気がしたのですけどね。

今日もこのままゲレンデに行けそうなウエア上下で、完全耐寒、耐水装備だったので、少し残念でした。

それにしても、普段ならJR千駄ヶ谷駅か、都バスの千駄ヶ谷小学校前から歩くのですが、渋谷経由にして正解だったなぁ・・・。
20分かけて歩いて行って、中止ですって、イヤだもんなぁ。

今日に限って『ラストコーション』の前売券を持って来なかったから、『アメリカン・ギャングスター』でも観に行くとするかな。

来週こそ、燃えましょう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『テラビシアにかける橋』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Terabithiaこういう世界、好きだなぁ、と思いました。

アメリカの貧しい家庭で、4人姉妹の真ん中、唯一の男の子として両親に顧みられることなく育った小学5年生のジェス。学校でも、走るのは早かったが、クラスのいじめられっ子だった。唯一の楽しみは、スケッチブックに空想上の奇妙な生き物の絵を描くことだけだった。
夏休みが終わった新学期、個性的な少女レスリーが隣家に越してきた。ジェスは、偏見を持たず、自由な発想の持ち主のレスリーに次第に心を許していく。親友同士となった2人は、自宅の近所の森に美しい空想上の王国【テラビシア】を作り上げていく。
しかし、そんなふたりに悲劇が待っていた。

自分の場合は、小学校の学区域の端っこに住んでいたこともあって、家に帰ってしまうと友達と遊ぶより家で絵を描いたり、本読んだりするのが好きでした。
加えて、東京と言っても、寺社仏閣に囲まれた緑の多い街に住んでいたので、もの凄い大きな木陰を持った大樹とかありましたよ。

だから、物語の世界に、そして、子供たちにすっかりシンクロすることが出来ました。

主人公を演じた子役2人が良かったです。
特にジェスを演じたジュシュ・ハッチャーソン。
彼は『ザスーラ』に出演していたのですね。観たことあると思いました。

登場した時は、女系家族の中で居場所がなく、すぐ下の妹が父親から溺愛されていて軽い嫉妬心もあったりして、ものすごいお子様顔だったのが、次第に少年の凛々しい表情に変わっていくのが分かります。

ティーンエイジになりたての、その瞬間にしか撮れなかったであろう、表情なんでしょうね。

学校の方も、いじめや意地悪な上級生がいたり、見とれてしまうほど魅力的な憧れの教師がいたり、ベタではあるのですが、リアルに出来ています。

現実と夢が交錯する展開に戸惑う方もいるとは思いますが、映像はキレイですし、過去のファンタジー作品に負けない作品なのに2時間未満にまとまっているのも観易いと思いました。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『子猫の涙』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Konekoボクサーの一生って、映画の題材に取り上げられることが多いですけど、波乱万丈ぶりは面白いですねぇ。

1968年のメキシコオリンピックで、ボクシング・バンダム級で銅メダルを獲得した森岡栄治。プロ転向早々に網膜はく離で、25歳の若さで引退。
その後、家庭を顧みない生活を続け、愛想をつかした妻は子供たちを置いて、家を出てしまう。担任教師にさえ口説こうとする栄治に翻弄されつつも、娘の治子はまっすぐ育っていく。
しばらくして、クラブのホステスだった愛人の裕子を連れてきて、家族として一緒に暮らし始める。

破天荒な栄治に合わせるか、何があっても健気で大人びた治子に合わせるか、正直悩んでしまいました。
武田君にボクサーのイメージは有ったけど、破天荒なイメージがなかったからかなぁ・・・。

ホステスで、しかも娘の治子にしてみれば父親を奪ったヒールな女を演じる広末もイメージにはなかったですね。
でも、身体を触ってくる客に啖呵を切るシーンと、反抗的な態度で父親譲りのボクシングスタイルでぶつかってくる治子とぶつかるシーンは、見事でした。
こういうのも出来るのか、と。
老けシーンは、チョット・・・でしたけど。

栄治の後輩にあたるボクサー出身の赤井秀和が、心を通わせる刑事の役で出演していました。

そして、大きくなった治子を宝生舞が演じているのはやられました。
彼女の大阪弁の演技って、あんまりないですよね。
子役の話し方に近くて、すごく自然な感じがしました。

話をモノローグだけですっ飛ばした20年間位の成功の歴史も、もう少し見たかったですね。
少しだけ触れていますが、○セラの話とか、大阪人らしいオチだなぁ、と笑えました。

(満足度:★★★、オススメ度:★★★)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »