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『シルク』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Silkカナダ、イタリア、日本の合作映画。
外人から見たニッポンの風景ということで、ブログなんかでは結構ダメダメな評価を読みますが・・・。

1860年代のフランス。軍隊から帰国しエレーヌと結婚したばかりのエルヴェは、村の有力士の依頼を受け、新妻をフランスに残し、世界でもっとも美しい絹糸を吐く蚕の卵を求め、日本へと旅に出る。
幕末の日本に到着したエルヴェは、鎖国の時代に闇で貿易を行う原十兵衛と出会う。彼の妻として紹介された、絹のように光る白い肌の少女に目を奪われる。
フランスに帰国してからもその少女の姿が頭から離れないエルヴェは、その後、幾度となく危険な渡航を続けるのであった。
ある時、別れ際に少女から渡された日本語の手紙の翻訳を頼むため、娼館を営む在仏日本人のマダム・ブランシュに会いに出掛けるのだが・・・。

中世のニッポンの風景、雪景色とか、温泉から立ち上がり振りかえる少女の表情とか、外国人が見たら、思わず「ビューティフル!」と言ってしまうに違いない映像が随所に見られます。

“キョージュ”こと世界の坂本龍一氏の奏でる、日本的な情緒のある音楽も聴き所の一つ。

しかし、他の方も言っている通り、物語としては、新婚の妻を愛しながら、異国で出逢った少女に一目惚れする主人公と、権力者の妻という立場でありながら、若い異国人に惹かれ、しかし自分の代わりに若い女性を引き合わせる少女というのに、リアリティは薄いかもしれません。
圧倒的に魅力的という訳でもないですし。

それでも、エルヴェは少女を介し、エレーヌを見つめていたことに気付いたり、エレーヌは全てを理解した上で彼を愛し続けたり。

前半、添え物っぽくて、もったいないかな、と思っていたキーラ・ナイトレイも、後半に全てを包み込む、広がりを見せていきます。

一人の男の幻想の中で、全てを一つに重ね合わせていくラストは、上手くまとめた方ではないかなぁ。

『ハンニバル・ビギニング』でコン・リーが演じた在仏日本人は紫夫人で、今回の中谷美紀が演じたのは白夫人と、なぜか色なんですね。
中谷さんの背筋の真っ直ぐな気品のある立ち振る舞いは格好良かったですよ。

闇商人を演じた役所広司さんも、もちろん格好良い。

東京国際映画祭のクロージングのチケット争奪戦に参戦せずに、一般公開で普通に見たので、落胆みたいのは特になかった、かな。

(満足度:★★★、オススメ度:★★★)

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