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『ベオウルフ』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Beouruhuロバート・ゼメキス監督が、英国文学最古の英雄叙事詩を最新CG技術を駆使して映像化したファンタジーということで、鑑賞しました。

『シン・シティ』や『300』と同じ手法によるものですが、前2作での慣れもあったのか、(苦手な)CG映像も観やすくなったのかなぁ、というのが感想でした。

6世紀のデンマーク。年老いたフローズガール王が統治していた。怪物グレンデルが多くの住民を犠牲にしていた。うわさを聞いて海を渡ってきた勇士ベオウルフは素手で怪物を撃退。英雄の称号を得た彼に対し、グレンデルの美しい母が誘惑を始める。
その後、フローズガール王の死後、デンマーク王位を継承し、一目惚れしていた前王の若き后とも結婚したベオウルフだったが、前王と同じ呪いに悩まされる。

古代デンマークが舞台ということで余り馴染みはないのですが、物語は複雑ではないので、十分に楽しめます。

CG映像は、少し夜の場面が多くて、全体的に暗かったのが気になりましたが、キレイです。
だからなのだと思うのですが、クライマックスのドラゴンとの対決のゴールドの輝きや、エンディングの夕焼けのオレンジが印象に強く残っています。

ただ、そういった部分が目立ってしまうため、男の名声欲と甘い誘惑への弱さ、呪いの結果とは言え、異形の我が子への悲哀を含んだ愛情といった心理ドラマの部分が弱かったような気がしました。
フローズガール、ベオウルフの二代に渡り裏切られた王后の不信感とそれでもまだ愛しているという複雑な心理も平坦に見えてしまう。

アンソニー・ホプキンス、ロビン・ライト・ペンという名優を起用しているのに、CGでなけれえば・・・、という部分はあるかもしれません。

でも、フローズガール王の家臣の一人を演じたジョン・マルコビッチは、CGでも似合っていたかも・・・。

さて、CMなどでは妖艶なアンジェリーナ・ジョリーが目立っていますが、実際には出番はそれほど多くはありませんし、露出もCG処理されているので期待するほどでもないかもしれません。
CG世界でも、美しいことは変わりがありませんが。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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