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2007年を振り返る<映画編>

早いもんで、今年も残すところ、カウント3です。

いつもの通りに振り返ってみましょう、ってことで、まずは映画編です。

今年はですね、映画祭の特別上映を含めると260本(明日以降も観るかもしれないので、+α)も観ていたらしいです。
我ながらビックリです。

新宿歌舞伎町でシネシティ会員1,000円というサービスが始まって、さんざん観倒しましたからねぇ。

ということで、印象に残った作品を、邦画、洋画、アジア映画で挙げてみました。
全部で10作品にしようと思ったのですが、11本になってしまいました。
(何か、去年も同じことを書いたような気がします。)

まず、邦画です。
順位ではなくて、鑑賞順です。

・それでもボクはやってない(1月)
・キサラギ(6月)
・夕凪の街、桜の国(8月)
・サッド・ヴァケーション(9月)

周防監督の『それでもボクはやってない』は、いつもの笑いはほとんどなく、マジメに痴漢冤罪を描いていて、加瀬亮、役所浩司さん、瀬戸朝香の演技と共に記憶に残っています。

加瀬君は、今年のベスト俳優だと思っています。
『オリヲン座からの招待状』など、出演した作品全てで、素晴らしい演技を見せてくれました。

『キサラギ』は舞台を観ているような楽しさがあって、伏線の張り方など見事でした。
何より、旬な役者5人を集めたキャスティングで、勢いがありました。
ロングランはしましたが、単館系での上映だったのがもったいない。

戦争の悲しみを戦後と現在の二人の女性を通して描いた『夕凪』では平和の意味を噛みしめ、一連の青山監督作品の集大成で、母子の愛憎を擬似家族的なコミュニティの中で描いた『サッド・ヴァケーション』は、期待通りの作品でした。
母親は、そして女性は偉大である、ってことでしょうか。

今年の洋画は安定した人気の約束されたシリーズ物が多くて、「これは!」と言うものが少なかったような気がするのですが・・・。

・リトル・ミス・サンシャイン(1月)
・ブラッド・ダイヤモンド(4月)
・ボーン・アルティメイタム(11月)
・マイティ・ハート(11月)

まず、何より『リトル・ミス・サンシャイン』のような作品に出会えたのは嬉しいですね。
低予算ながら各地で評価が高いのも頷ける内容でした。

『ブラッド・ダイヤモンド』は、ディカプリオが久し振りにスコセッシ監督以外の作品に出演して、本当に演技が上手くなったなぁ、と実感できた作品でした。

前言を撤回するようで申し訳ないのですが、シリーズ物の『ボーン』を選出してみました。
今年はマット・デイモンの作品が多く公開されましたが、その中でも、この作品は面白かったです。
シリーズを通して観ていないと楽しめないのは残念ですが・・・。

そして、『マイティ・ハート』は、このままアカデミーまで行って欲しいなぁ。
本当は『グアンタナモ』の方が衝撃的だったのですが、期待を込めて、こちらにしてみました。
初めて、演技者としてアンジーが上手いと思いました。(すみません・・・。)

最近観た中では、『再会の街で』とか、『once ダブリンの街角で』なんかも、好きな感じでした。

最後に、アジア映画です。
こちらも公開作品は増えたような気はするのですが、小粒だったような気がします。

・私たちの幸せな時間(7月)
・長江哀歌(エレジー)(8月)
・カンナさん、大成功です(12月)

心を閉ざした囚人と元歌手が出会い、共鳴しあう、『私たちの幸せの時間』は、派手さはないものの、「生きる」とか、「愛する」とかを考えさせられる、心が洗われる一作でした。

『長江哀歌』はダムに沈み逝く古の街ですれ違う普遍的な人々の物語に、現代の中国を象徴するような近未来的とも言うべき不思議なショットを織り交ぜ、不思議な映像と、左右対称とも言うべき2つのストーリーが印象的でした。

そして、『カンナさん』は、日本の原作漫画を韓国風にアレンジした日韓コラボレーション作品。『墨攻』、『肩ごしの恋人』なんかもそうでしたけど、映画としての完成度は『カンナさん』の方が高かったですね。

200本以上も観れば、アタリもハズレもある訳ですが、イマイチだったのは、大抵「これって今年観たんだ」って位、記憶にありませんからねぇ・・・。

最初につけた★印と、暫く経ってから感じる印象が違うのも、また楽しいですし。

来年も、ステキな映画に出逢いましょう。

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