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韓流シネマ・フェスティバルXXI 『多細胞少女』

Dasepo今年の韓流シネマフェスティバルの最後の作品です。

・・・なんじゃ、こりゃ!

昨年の東京国際映画祭で、チケット売り出し後に急遽追加上映が決定して、僕は観られなかったのですが、観た人がウワサしていた通りのヘンテコな作品でした。

舞台は、風紀の乱れ切った、【快楽の名門】ムスルモ高校。
生徒会長と副会長は公認のSMカップルで皆に模範を示し、教師と生徒が性病検査で早引きすると「お前もか!」と教室がもぬけの空に・・・。
全校生徒がクールでセクシーなこの学校にも、純情を燃やす生徒もいた。
援助交際で家族を養う貧乏少女、スイスから転校して来た美男子・アンソニー、容姿が醜く、童貞でイジメられっ子の一つ目。
貧乏少女はアンソニーへの身分違いの愛を夢見ていて、アンソニーは一つ目の美しすぎる弟・二つ目に対して恋愛感情を抱き、自分の性別を混乱する。そして、一つ目はサッカー部主将の熱い求愛を無視して、親切な少女・トラジに胸をときめかせていた。

ミュージカル風な展開、ホラー調だったり、SFXを使った妖怪退治があったり、何でもありのてんこ盛り。
聞けば、原作はインターネットで発表された漫画なのだとか。
なるほどね・・・。

例えば、イケイケ女子を貞操を守る女性に変身させていたのが妖怪だったりして、「生徒を縛り付ける学校や校則=妖怪」と、若者が言いたいことをかなりデフォルメしているのだな、と理解していくと、面白くなっていきます。

そして、枝葉を整理すれば、結構ありがちな物語です。

影の薄い借金苦の少女が、サラ金社長のプロデュースで芸能界デビューして、一躍有名になって、すぐに社長とのスキャンダル(誤報)で引退するも、借金は返済できたし、性格も明るく、積極的になって、ハッピーエンディングなのかな。

セレブでちょっとタカビーだったアンソニーも、男に惚れたことを悩み、スターになった少女に接近するが生活環境の違いから最悪な別れ方をするが、親の離婚で少女と立場が逆転してしまう。
でも、それはそれで青春の勘違いってことで、幸せに見えた。

全くもてない一つ目も最後にはキャラクター商品で成功して、コンプレックスも考えようによっては武器になる、ってメッセージを送ってくれている。

次世代タレントと呼ばれる若手が大挙出演。
日本でもおなじみの大物俳優が女装癖のあるサラ金会社社長や妖怪ババァを演じているのも楽しい。

でも、でも、やっぱりヘンな映画だな。

(満足度:★★★、オススメ度:★★☆←好き嫌いが分かれるはずなので。)

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