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『さらば、ベルリン』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Berlin『オーシャンズ13』が公開中の、スティーブン・ゾダーバーグ監督&ジョージ・クルーニーのコンビによる、第二次世界大戦終了間際のベルリンを舞台にしたサスペンス。

本当に同じ監督が撮った映画なの?と思わせる、演出になっております。

欧州での戦闘も終結し、日本のみが交戦状態となった1945年7月。ポツダム会談の取材のため、アメリカ人従軍記者のジェイクは、ベルリンを訪れる。本当の目的は、戦前の駐在員時代にベルリンに残してきた不倫関係にあった人妻・レーナと再会することだった。
偶然にも、彼女はジェイクの滞在期間中の運転手を務めることになったタリー伍長の現在の恋人であった。
そんな状況の中、銃殺されたタリーの遺体がソ連占領地区で発見される・・・。

全編がモノクロ・フィルムに、当時の映像が重なり、重厚長大なイメージがある。
軽薄短小な『オーシャンズ』とは対極な世界。
光りと影の入れ方にも、40年代のハリウッド作品の手法にこだわり、ファム・ファタルを演じるケイト・ブランシェットは、肌の白い抜け具合とか綺麗でしたよ。
演技も心理描写は省き、身体全体で表現する演劇に近いような演出をされたとか。

しかし、観ている側にとっても、一筋縄ではいかない、難解な展開でした。

登場人物が多く、特に男子は国が違えど軍服なので、カラーだったら色とかで敵味方も分かるのですが、形だけで判断しなければいけないのに、疲れました。

視点も、物語が展開するに連れ、トビー・マグワイア演じるタリー伍長、レーナ、ジェイクへと移っていきます。
これにも感情移入がしづらかった。

トビーはヒール役で、パッと見はさわやかで穏やかそうなのに、裏では金の亡者になっていて、かなり危険なことをしている悪い奴。
『スパイダー』の後だったので、悪役も違和感はなかったかも。
でも、前半の早い時点で、消えてしまいました・・・。

事件が起きてからは、サスペンスの定石通りに展開するので安心して観ていられました。

後半は、パレードでの逃走シーンを一気に見せたり、全ての謎が解ける雨の滑走路でのラストシーンは印象的でした。

この二人、まだまだ企画を持っているらしく、目が離せませんね。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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雑誌「Cawaii」の読者モデル出身。2002年三愛スイムスーツイメージガール。第3回日本DVシネマ大賞「DVDアイドル賞」受賞。現在は雑誌のグラビアをはじめテレビ番組やCMに出演中。 テレビ、グラビアをはじめ写真集やDVDで活躍中のタレントさんです。出演番組などの情報はSCHEDULEを参照してくださいな。 管理人は個人的に「天ボケ?」と思わすようなキャラと目がツボにはまってます。あと笑顔。 すこし恥ずかし... [続きを読む]

受信: 2007年10月 3日 (水) 15時45分

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