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韓流シネマ・フェスティバルⅥ『甘く、殺伐とした恋人』

Amakuこれ、ムチャクチャ面白かった!

いわゆるスター俳優なしの低予算映画ながら、口コミだけで観客が増え続け、3週連続1位という快挙を成し遂げた作品です。

単なるラブコメと思って観ている内に、事件が起きてスリラーとも、ミステリーとも言えない、ブラックな世界に突入していく、カテゴライズできない面白さが待っています。

知的で紳士的な大学講師・ファン・デウは、女性と恋愛に対して体質的に拒否感を持ち、30歳を過ぎて、たった一度もまともな恋愛が出来なかったほど気が小さい性格の持ち主。そんなある日、部屋の掃除中にギックリ腰になり、一人身の寂しさを募らせていく。
ある日、デウは親友の悪戯で、同じマンションに住むミナにデートを申し込むことになるが、彼女はデートの申し込みを受け入れる。恋愛超初心者のデウの表現と行動に、ミナは戸惑いを隠せないが、いつの間にか彼の純粋さにはまって、2人の恋愛はスタートする。
しかし、愛が深まるほどに、彼女への疑問が増えていく。
読書が趣味なのに、ロシアの文豪・ドストエフスキーの『罪と罰』も知らないし、美術学生なのに、自分の部屋に飾っている絵の作家・モンドリアンも知らない。(オマケに上下逆!?)
知的なミナと全然似合わないルームメートに、ヤクザ風の元カレが押しかけてきたと思ったら、全身を土まみれになって帰宅する。
更には、彼女の名前は“ミナ”ではなく、“ミジャ”だと知ってしまう。
彼女の正体は一体・・・。

『シュリ』でコネ入局の坊っチャン捜査員を演じたパク・ヨンウが、恋愛経験ゼロの大学講師を気味悪くならないところで、かわいらしく演じます。
韓国人っぽく言うところの「キュート」な感じです。
(韓国人は、男子に対してキュートって使うんですよね。なぜなんだろう?)

この作品でブレイクしたチェ・ガンヒは、デウの前ではイタリア留学を控えた知的で優雅な美術大生、しかし本当は・・・。
極端だけど、女の子の裏と表をきちんと演じ分けています。

ラストシーンは、シンガポール。
研究者として成功するだろうデウと、一生○○生活のミナは、また何処かですれ違いを繰り返せたら、素敵な関係になれるのかもね?

予想不能なストーリーは、ブログでどうこう云うよりも、観て頂けてこその面白さです。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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