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『恋するマドリ』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Madori会社の先輩社員が「ガッキー、可愛いッ」とうるさいので、別に興味なかったのだけど、観て来ちゃいました。

出来ちゃった結婚で家を出ることになった姉と大ケンカして、大学の近くに見つけたアパートで一人暮らしを始めることになった美大生のユイ。
イスのデザイナーを目指す彼女は、偶然から学校の先輩でもある、部屋の元住人のアツコと知り合い、意気投合する。ケガをした同級生の代わりに行ったアルバイト先では、上の部屋に住むタカシの研究のアシスタントになり、やがて恋するようになる。
しかし、いくつかの偶然が重なって、アツコとタカシが恋人同士だったことがわかる。

ガッキーより、菊池凛子のしゃべり方ってルックスに合ってなくて、面白れぇ、って、そっちの方が気になったのでした。

しかし、二人並ぶと背が高い。龍平やピエールも高いので、バランスは取れていたが・・・。

ガッキーは女子高生役のイメージがあるけど、ここでは20歳の女子大生で、将来に悩んだり、格好良い男性に憧れたり、未練タラタラな元恋人同士の二人をもう一度くっつけようとしたり、等身大のキャラクターだし、ちょっとたどたどしいしゃべり方も作品の空気になっていて、良かったのではないでしょうか。

菊池凛子は、『バベル』のインパクトが強すぎるので作品選びが難しいと思うのですが、気負いがなく軽い感じのこの作品は正解なのでは。
建設現場を取り仕切る女性デザイナーには若すぎる感じもするのだが、キャリア・ウーマンだけど恋愛には不器用で、すごく好きすぎて、年下の男から逃げ出してしまう子供みたいな女性を矛盾なく魅力的に演じていました。
年下の女の子との友情というのも、悪くないですよね。

こんなにノーマルな(?)恋愛モノで会うとは思わなかった松田龍平君ですが、奈良の山持ちの跡継ぎで、愛する女性の気持ちに鈍感すぎる研究者という役を浮世離れした感じで演じていました。
こいつ、好意を寄せてくれている年下の女の子(ガッキー)の気持ちにも全く気付かずに優しくしているんだろうなぁ、と分かります。

プロレスラーの中西学が、引っ越し屋を兼業するレスラーとして出演しています。最初の引っ越しシーンだけなのかな、と思ったら、ユイのファンになってしまい、その後もチョコチョコ登場して、彼女を助けてくれます。
強面なのに、イイ奴という、おいしいキャラをゲットしています。

世良公則は、エッ!っていう設定で、頭の中で計算してしまいたくなります。
なかなかのポイントとなる役です。
成田空港へ急ぐシーンは爆笑で、なぜか羽田空港を目指していませんか!?
映画ならではの演出・・・で良いのかな?
前半、全くセリフなしで絵になっていたので、最後までセリフなしでも良かったかも?

でも、一番おいしいのは、同じアパートの住民役の、内海桂子師匠ですね。
要所要所で良いことを言いにフッと現れ、夕暮れの部屋での三味線のシーンも良いですのですが、最後のVサインが決まってました。
多分、そうだろうなぁ、とは思ったのですが、さすがです。

絶対観るべしとは言いませんが、観ればすごく優しい気分でニッコリなれる映画です。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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