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中国映画の全貌2007④『鄧小平』

会社帰りに観てきました。

人気作や中国映画の転機となった作品の再演が多い中、日本初公開の新作の1本です。

3度の失脚から政界に復帰した鄧小平を中心にして、70年代末期、いわゆる「文革」の終焉から経済大国へと発展する契機となる90年代までの中国を映し出します。

中国現代史はそれほど詳しい訳ではないので、「へぇ~、はぁ~、なるほどぉ」てな感じなのですが、科学技術や産業の発展と、人の教育の拡充を目指した政治家として、書物や過去の偉人の思想に頼るのではなく、実践することから学び、革新を目指す思想家、経済人として、小柄なのにパワフルなヘビースモーカーな男が、そこにいました。

彼はマルコスや毛沢東と批判するのではなく、彼等の唱えた理想郷としての社会主義の上に、より現実的な中国に似合った社会主義を目指していたのだ、ということが、何一つ難しいことなく語られていました。

この類稀な指導者を演じたルー・チー氏は、写真を見ると別にそっくりということもないのだけど、TVでも見たことのある顔に見えてくるから不思議でした。

欲を言えば、政治家として以外の部分、例えば、画面には寄り添うように映っているファースト・レディである奥さんや家族とのエピソードなどが多少織り込まれていると、人間臭くて面白かったかなぁ、と。
(だからこそ、歴史上のヒーローとして、敢てそこは盛り込まなかったのかもしれませんが。)

最後の方で、広州の深セン特別区の工場地帯に視察へ言った鄧小平が「中国になった香港を歩いてみたいなぁ」という内容のセリフがあるのですが、実際には、香港がイギリスから返還される5ヶ月前の1997年2月に亡くなってしまうので、その辺は切なかったですね。

没後10年も経たずして映画になってしまうのですが、日本では吉田茂首相をモデルにした映画があったと思う(確か森繁久弥氏が主演していた。タイトルは『小説 吉田学校』?)のですが、同じ感覚なのでしょうかね?

何年後かに小泉孝太郎主演で、『小泉純一郎物語』なんて出来たりして・・・。

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