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『呪怨 パンデミック』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Juonアメリカで観客動員初登場第1位を記録した、清水崇監督の『呪怨』の上陸です。

キャストをアメリカ人に置き換えて、まんまコピーした前作とは異なるオリジナル作品となっています。

物語は3つのパートからなっています。

メインとなるのは、前作で事件に巻き込まれ入院中のアメリカ人留学生・カレンを連れ帰るために来日した妹・オーブリーと、伽椰子の事件を取材する香港人記者・イーソンが、事件の真相を確かめるため、「あの家」、そして、伽椰子の生家を訪ねる物語。
ここでは、伽椰子誕生の秘密が明かされます。

サラ・ミシェル・ゲラーと石橋凌さんが引き続き登場し、主役の二人をアンバー・タンブリンとハリウッド映画初進出の香港のエディソン・チャンが熱演しています。
エディソンはカナダ出身なので、元々英語はネイティブということで、非常に聞き取り易かったです。

2つ目が、東京のインターナショナル・スクールが舞台。転校したてのアリソンは学校に馴染めずにいたが、クラスメイトのヴァネッサとミユキに誘われるまま、「あの家」へ肝試しに出掛けたことから始まる恐怖体験が綴られます。

そして、シカゴ。小学生のジェイクの視点で、父親が再婚した日から古びたアパートの住民たちが少しずつおかしな行動をするようになっているのに、そのことに誰も気付いておらず、一人で恐怖を感じている物語。

この3つの物語が、どの順番で発生しているのか明らかにされぬまま、同時に進行するのですが、垣根があるようでないような不思議な世界を作り上げていました。
『バベル』もそうでしたが、こういうのが流行なのですかね。

正直、評価が難しいです。
個人的には全く怖さを感じなくて、ホラー映画としては物足りなさがあったものの、前作から引き続いての謎解き部分に、「へ~、そうだったんだぁ」と納得しながら観てしまいました。

日本人が監督をしていながら、敢えてハリウッド映画に出てくる日本(最近だと『ワイルドスピード×3』とか)っぽくしているのが面白かったです。
「成田から東京までタクシーでいくら掛かったんだろう」とか、
「初来日の女の子が青森までどうやって一人で行ったんだろう」とか、
「インターナショナル・スクールなのに制服?しかも、スカート丈を丸めて短くする指導あり」とか・・・。
突っ込み所は満載でした。

渋谷のラブホの部屋をパネルをのボタンを押して選ぶとか、丸いベットから彼がシャワーを浴びているのが見えるとかも狙いなんだろうなぁ。

最近のホラー映画は、どの国で作られても『リング』とこの『呪怨』の影響を受けているのが分かります。
清水監督も「今のブームが下火になって、みんなが忘れた頃に日本版のパート3を撮りたいです。10~20年後になるかも。」と話しているようです。

観てみたいような気もしますが・・・。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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