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『純愛 -JUN AI-』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

JunaiEXILEつながりで、観てきました。

メインの客層は、主人公より少し下の世代の御婦人方。
それでも、Live会場でチケットを売っていたので、boys&girlsも多かったです。

1945年。終戦直後の中国・東北地区の山中で、結婚式の最中に空爆にあい、逃走中の保健師の愛と教員の俊介夫妻は負傷し、同じ開発地区の集団からはぐれてしまう。
何とか農村に辿り着くが、村人に見つかってしまい暴力を受けるが、盲目の老婆に助けられ、村人の逆子の出産に立ち会ったことから認められていく。
そして、生き延びるために咄嗟についた「姉弟」という嘘から、老婆の息子が愛に好意を感じ始めていた。
傷も癒え、日本へ帰国するため、汽車に飛び乗ろうとする二人だったが、俊介が中国軍の銃弾に打たれ、離れ離れになってしまう。

中国残留婦人という問題と、時を越えた愛を、中国・東北地区に鯉のぼりを掲げる風習のある村の由来に絡めて描き出す、ラブストーリーでした。

かなりヘビーな感じを想像していたので、正直、意外でした。

確かに、敗戦に混乱する日本兵の暴力とか、村人が日本人に対する怒りとか、村が匪賊に襲われて死者が出るとかあるのですが、登場人物、特に主人公の愛と盲目のお婆さんが、良い人過ぎるよなぁ。

また、出産シーンがいくつかあって、戦争と混乱の時期にも生命は誕生する、そして、その希望の象徴として愛が鯉のぼりを贈るというのは、良いエピソードでした。

映画として出来すぎていて、完成しつくされた印象でした。

途中までは「このまま終わるの?」という展開だったのですが、60年後の現在となり、この村を訪れる川津佑介さんのシーンで、「なるほど」と納得しました。

その後で流れるATSUSHIの『INORI』を聴くと、映画のイメージに合っていて感動できました。

プロデュースから、脚本、主演された小林桂子さん、新人ながら年下の夫を演じたYASUTAKA君という日本人キャストも良かったけど、老婆を演じたチャン・シャオホワさん、最初は嫌な奴だけど恋をして変わっていく農夫を演じたポン・ボーさんと中国人キャストが印象的でした。

いわゆる戦争映画の一種ではありますが、最愛の人と、現在の幸福のどちらを取りますか、というオーソドックスなラブストーリーです。
いがみ合っていた人たちが、共生し、やがて愛し合うという愛のカタチは、素直に感動できます。

が、現在も中国で生活をしている婦人達が、「晩年は故郷で過ごしたい」と、家族を伴い、日本に帰国する現実もあるわけで、その辺の葛藤を描いたバージョンもあっても良いのかな、と思いました。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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