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『ベクシル 2077日本鎖国』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

2077鑑賞してから言うのも何なのですが、僕はリアルなCG映像って苦手なのでした。

免許取りに行った時、シュミレーション教習で、吐き気を感じてしまい続行できなくなり、「たまにいるので、気にしないで大丈夫」と教官に言われた位なんです。

だから、これまではピクサーのような現実感のない映像なら大丈夫だったのですが・・・。

それでも「この作品は観たい」と思ったのは、『日本鎖国』というショッキングなタイトルと黒木メイサでした。
とは言え、声だけなので「メイサを観た」という実感はないのですけど・・・。

21世紀初頭。バイオ技術とロボット産業が極度に発達した日本は市場を独占し、その技術の危険性から国際連合が国際協定を設けた。
しかし、これ反発した日本は、国連を脱退し、ハイテク鎖国に突入する。
それから10年が経過した2077年。
米国特殊部隊【SWORD】は、日本への潜入を決意する。日本の公安警察に派遣されていた経験のあるレオン中佐の指揮の下、彼の恋人でもある女性兵士ベクシルも作戦に参加していた。
しかし、彼らを待ち構えていた大和重鋼のサイトウと警備兵に取り囲まれてしまい、なす術がなかった。
しかし、ベクシルはマリアという日本人女性に助けられ、かつて東京と呼ばれた街に潜入する。
地下組織でレジスタンスとして活動するマリアとその仲間達と行動するうちに、日本の変貌した姿と、大和重鋼が企む壮大な計画が次第に明らかになっていく。

今からたった数十年後とか、そこが日本であるかはともかくとして、近い将来に何処かの国で起きても不思議のない世界なのかもしれません。
大和重鋼本社の未来型ビルディングとレジスタンスが活動するスラム化した東京の闇市。この対比は、本当にありそうな光景でした。

前半のパワード・スーツでの戦闘シーンは迫力がありました。
『ロード・オブ・ザ・リング』でも使われたモーション・キャプチャーで、人間の動きをトレースして描かれているので、動きはスムーズでした。

機械を飲み込むジャグというバケモノの設定も面白かったです。

本当に、僕が生きている間(2077年は、100歳超えている!!)に、こんなの見られるのでしょうか?

しかし、中盤以降、ベクシルが日本に潜入してマリアが登場する辺りから人間ドラマになってしまうのが残念でした。
マリアのかつての恋愛とか、レジスタンスの仲間達が抱えている過去とか、悪くはないのですが、別にCGでなくても・・・と思ってしまいました。

マリアの声を担当した松雪泰子は、大人の女という感じで合っていましたが、キャラがベクシルより際立ってしまった感もありました。

メイサは、監督から「実際に舞台でアクションする感じで演技して」と言われたそうですが、彼女は生身でこその女優さんなのかな、とも思いました。
微妙な心理表現を要求されたドラマや、アクションのない声優の仕事が、次に活かされていれば良いのですが。

折角のCGなので、戦闘シーンもう少し増やして、超豪華なハウス系の音楽ともリンクさせられたら、もっと良かったかな。

追伸)今回はCG酔いはありませんでした。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★☆)

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