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ハノイ通信<3>半日観光ダイジェスト

301アジア・ホテルは朝食付です。
所謂、ビュッフェ・スタイルなのですが、とにかくフォーがウマイ!
器に麺と野菜だけが入っていて、自分でスープを入れて食します。
また、フランスパンも柔らかくて、バターだけでいくつも食べられそう。
サニーサイドエッグ、ベーコン、ソーセージ、スイカ・パイナップル・バナナが取り放題です。

302昨日の夜は気付かなかったのですが、このホテルはかなりオリエンタルな感じです。
建物自体は年代物で、フランス統治時代の影響が、少し曲線を描く階段や照明設備、飾ってある絵画とかに見らます。
テーブルとか箪笥等の調度品はアジアン・テイスト。
採光の仕方も上手くて、照明をつけなくても、柔らかい光が入ってきます。

さて、ベトナムと言うと、いわゆる喫茶店が主催するカフェ・ツアーというのが有名で、英語のガイドであれば物凄く安い価格でツアーに参加できます。
普段の旅行であれば、半日観光なんて参加したことないのに、今回は参加してみることにしてみました。

ツアーの内容は、ホーチミン廟→一柱寺→文廟→(物産店)→玉山祠→旧市街→大聖堂と周るツアーです。
日本人ガイド付きで、40米ドルは少し高めでしたが、昨日の到着時間が遅かったので、現地で申し込めるツアーに限りがあったのです。
多分、20米ドルくらいで行けるのではないでしょうか。

303まず、ホーチミン廟ですが、金曜日は休観日でしたので、広場の前から見るだけでした。
木陰で聞いた、ホー・チミン氏の生涯。独立戦争の終焉を待たずに亡くなるのですが、「死人のために豪華な廟を建立しないよう」に遺言します。
しかし、彼の死後に圧倒的多数の国民がホー・チミンの遺言を無視し、独立宣言をしたこの場所に廟を建立することに賛成したそうです。
彼の遺言では、いくつかの大きな都市に墓を置くようになっていたそうですが、彼の墓を分けることは、交戦中の彼等に取って、ベトナムの分断をイメージさせたのだそうです。この廟には、ベトナム統一の願いが込められているのですね。
304丁度、警備兵の交代の時間にぶつかったので、交代の様子を見ることが出来ました。
警備は三人一組らしく、二人は廟の入口で微動だにしないのですが、上官らしい一人は近くの木の陰に立っていたのは、何となく可笑しかったです。
毎朝の国旗掲揚の時間には、もっと多くの兵隊の交代があるので、数千人の国民や観光客が見物に来るそうです。

305ホー・チミン廟の隣りにあるのが、一柱寺。
池の上にハスの花をイメージして建てられた一本柱がユニークなお寺です。
戦争で破壊されたため、現在の建物は一回り小さく、コンクリート製に改築されたものだそうです。
本当はきちんとしたお寺の名前があるのですが、地元の人も「一柱寺」と呼んだ方が通じるそうです。
40代になっても子供の出来なかった王が、夢に現れた通りに建立したところ跡継ぎが恵まれたとのことで、子孫繁栄の祈願に多くの方が訪れるそうです。
生涯独身で跡継ぎのいないホー・チミン氏の隣りにあるというのが、印象に残りました。

306次に訪れたのが文廟。
孔子を祀るための建物であると同時に、ベトナム初の大学という性格も持った建物です。
全国から優秀な若者を集めて勉強させ、多くの科挙試験合格者を輩出したそうです。
石碑などはほとんど漢字で書かれており、ここも漢字文化の国であったことを感じました。
ちなみに現在は漢字を読める人は、中国や漢詩を研究している人くらいしか使えないそうです。
そもそも、フランス統治時代には、フランスが支配しやすいように、一部の特権階級以外の人には学問の機会を与えなかったので、ベトナム語をしゃべれても、読み書き出来る人はいなかったそうなのですけど。
307建物に使われている赤い瓦が印象的ですが、一つ一つを見ると靴の形をしているそうです。
法律で王室関係の建物にしか使うことが出来ないことになっているそうで、大学の教室の瓦とは形が違うのだそうです。
現在では、王室の子孫はいても、王はいないのですから、誰が許可を出すのでしょうね・・・。

この後、「Coco Silk」という日本人向けのシルク製品専門店と、「Ao Dai」という民芸品屋に寄りました。

38バスはホアンキエム湖に向かい、湖に浮かぶ玉山祠へ行きました。
この湖には、王が亀から授かった剣で、中国・明国を撃破し、剣を還したという伝説があり、「還剣湖」という名になったそうです。
そう言えば、そんな話を昨日の人形劇で観ましたね。
年齢200歳を超えるつがいの亀がいて、残念ながらメスの亀は亡くなり剥製となり展示されています。全長は1m70cm!デカイです。
オス亀は生きているそうなのですが、姿を現すことはほとんどなく、何と2mを超える大きさなのだそうです。

39そして、最後に行ったのが大教会。
ベトナムはカトリック教が中心だそうで、街中でも小さな教会は見かけましたが、この教会は本当に大きくて、重厚な建物でした。
教会の中に入れなかったのですが、ミサをやっているのは、土曜の夜と日曜だそうなので、今回の旅行中では無理でしょうね。非常に残念でした。

この後、バスはホテルへ向かい、昼食を頼んでいない僕らは下ろされました。10米ドルの食事って、どんなんだろうという興味は少しあるのですが・・・。

そう言えば、観光地では、韓国や北朝鮮の観光客を見かけました。
ベトナム戦争にアメリカ軍として参加した韓国人には、そこに何か自分のルーツを感じているのかもしれませんね。

また、北の方は同じ社会主義国ということで渡航しやすいのでしょうか。
赤い金日成バッチを間近で観るのは初めてだったので、思わず「ガン見」しちゃいました。

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