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Live! 松たか子『tour 2007 “I Cherish You”』@中野サンプラザ

チケットを入手したものの、ファン層がイマイチ分からなくてドキドキして、中野に向かいました。
割りと老若男女を取り揃え、どっちかと言うと年齢層は高めなのかな?
とにかく、お兄さん以上の男性が多かったので、少し安心しました。

歌手活動10周年を記念した、4年振りのツアーということで、その間に出した2枚のアルバム(『僕らがいた』、『Cherish You』)の楽曲が中心のメニューでした。

この2枚って、僕より上の世代には竹内まりやさん、小田和正さんのオリジナル並みのクオリティの楽曲(まりやさんは実際に提供曲を自身のアルバムでセルフ・カバー)にときめくでしょうし、同年代より若い人達にとっては、スキマスイッチやトライセラトプス、ゴーイング・アンダーグラウンドなど気になっていたミュージシャンの個性的な楽曲が、松たか子流に料理されていてスゴク良い感じなんですよね。
まぁ、プロデューサーの佐橋君の力によるところも大きいのでしょうけど、センスが良いんです。

ライブでもセットはシンプルに、照明の当て方で、夕焼けの山岳地帯だったり、ムーディなラウンジやクラブみたいだったり、夜明け前だったり、桜だったり、星空だったり、色々な表情を見せてくれます。

松さんの衣装もベージュ色のパンツに白のTシャツ、シースルーの白いブラウスと至ってシンプルだし、衣装替えもなし。
それでも1曲1曲で全く違う表情を見せてくれます。

観客からの「かわいい」、「格好イイ」の声に「エッ、どっち?」と返していましたが、片思いの歌では少女みたいで可愛らしく見えたし、『時の舟』、『未来になる』なんかではジャンヌ・ダルクみたいな強い女性が立っているようにも見えたし、誕生日を迎え○代を迎えた女性に「かわいい」は失礼かもしれないけど、「両方です!」って感じでした。

真っ暗な中にピンスポットだけで浮かび上がって歌うバラードなんかは、「やっぱりこの人は女優なんだな」と意味もなく思ったりもしました。

MCでは『役者魂』の烏山君が入っているような口調だったりして面白かった。
あの役って、割りと地に近いんだろうな、とは思ってはいましたが・・・。

シングル・メドレーでは10年間に発売されたヒット曲の数々を発表順に連打するという贅沢なメニューでした。
1年に1曲位のペースでの選曲なのですが、個人的に大好きなのは、『I STAND ALONE』、『桜の雨、いつか』、『コイシイヒト』、『ほんとの気持ち』、そして、記念すべきデビュー曲であり、一番新しい曲でもある『明日、春が来たら』。
松さんも飛び跳ねてましたが、聞き手だって、そりゃ、もう大変!
全部、口ずさめるじゃん!

ちょっとリズムを強調したアレンジになっていたのですが、バックバンドのベーシストは、な、なんとTATSU(from GANGA ZUMBA)ではないですか!
髪型、立ち居振る舞いで、舞台に出て来た時に気がついて、鳥肌が立っちゃいました。

観客の中には、「高麗屋」のファンだったり、女優・松たか子のファンだったりする方も多いと思います。
でも、単に女優というジャンルだったら、もちろんファンですが、彼女よりも好きだったり、上手な方を挙げることは出来ます。
僕にとっての「松たか子」は、胸の奥にある想いを乗せた「言葉」を伝えることの出来る表現者であり、日本では稀有な存在の「歌手・松たか子」が好きなのだな、と再確認したライブでした。

これからも、無理をせず、たまにで良いので、ずっと素敵な歌声を届けて下さい。

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