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『オール・ザ・キングスメン』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Allthekingsmenう~ん、何なのだろうか。

アメリカ・ルイジアナ州。不正を告発した下級役人ウィリー(ショーン・ペン)が、半ば騙されて州知事選挙に立候補し、労働階級を味方につけるイメージ戦略に成功して知事となるが、数年後には自らもスキャンダルにまみれていくという、実話を基にした映画のリメイク作品です。

ウィリーを取材し、彼にのめり込んでいくジャーナリスト・ジャックに、ジュード・ロウ。ジャックの初恋の女性にケイト・ウィンスレット、ジャックの名付け親でやがてウィリーと敵対する判事にアンソニー・ホプキンスと豪華キャストとなっているのですが・・・。

ショーン・ペンの演技は見事です。前半の理想に燃える労働階級のヒーローも、後半の賄賂や愛人に溺れる囲った汚職知事も、違和感なくハマって見えました。毎回違ったキャラクターを演じるというよりなり切っています。

そして、ジュード・ロウは、格好良かったなぁ。前半はウィリーを擁護する記事を書き、選挙戦を有利に戦うための指南役というか、アドバイザー的な役回りだったのですが、後半に彼の恋愛や過去の秘密が描かれることで展開が面白くなりました。

しかし、正直、主演二人の演技の上手さだけが際立ち、ストーリーの展開に魅力を感じることが出来ませんでした。

全体としては「政治サスペンス」ということで、夜のシーンも多く、全体に暗めな印象で、説明的な長セリフも多く、途中で眠たくなりました。拳銃シーンをセピア調にしたり、構図を対象形にしたりという演出もあったのですけどね。

ジャックが新聞記者という職を捨ててまでウィリーに傾倒していったのか分かりづらかったし、いきなり5年の時間を飛ばしたので理想主義に見えたウィリーがどうして不正に手を染めていったのか気になりました。
その辺りのバックボーンがもう少し分かると、「善は、悪から生まれる」というテーマも見えてきたのかもしれませんが・・・。

それから、判事役のアンソニー・ホプキンスは、相変わらずオイシイところを持っていきましたね。

(満足度:★★★、オススメ度:★★★)

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