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『クィーン』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Queenヘレン・ミランのオスカー受賞も納得しました。

ダイアナ元皇太子妃の事故死から国葬までの1週間の王室の様子を、エリザベス女王を中心に描かれます。

女王役のヘレン・ミランは、顔がそっくりとか言うわけではないのだけど、自分の感情を抑え、国のことを第一に考える女王としての威厳があり、チョッピリ皮肉屋でユーモラスな面もあるチャーミングな女性として見事にスクリーンで生きていましたし、孤独との戦いとも言える渓流での涙は素晴らしいものがありました。

ブレア首相を演じたマイケル・シーンも良かったです。王室と国民との距離感を憂いながらも、女王の真の強さや優しさに惹かれていく過程を丁寧に演じていて、擬似母子とも言えるドラマを作り上げています。
母親に疎まれ、保身のために現代的思想の持ち主ぶるチャールズが情けなく見えてくるので、面白かったです。

かなりの脚色は手を加えているでしょうが、登場人物のほとんどが存命の中、たった10年前の出来事を映画にしてしまうのはスゴイことだと思います。

マスメディアが、事故の原因が自らにあることを、王室の非情さを報道することで、見事に問題のすり替えに成功しているのですが、メディアの怖さを感じることが出来ます。そこで語られるのが「真実」であれ、そうではないとしても・・・。

スキャンダラスに描こうと思えば描ける題材を、抑制の効かせて淡々と描いた演出が良かったと思います。

イギリス王室ファンなのでしょうか。割と年齢層の高い観客で一杯になっていました。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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