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『Water』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Water吉田修一さんの原作を読んだのは、3~4年前のことだと思う。
2年半位前に、何かの雑誌で原作者自身の脚本そして監督で映画を作っているというのを読んで、ずっと気になっていました。
と言うことで、漸く観ることが出来たのですが、正直少し戸惑っています。

原作は短編集の中の一編で、同じ本の中に長崎の酒屋の兄弟の話があってゴッチャになってはいたのですが、坂の多い長崎の風景が織り込まれていて、主人公がとにかくすごく青春していて、キラキラした感じが映画向きだなと思っていました。

完成した30分の短編映画は、原作のエッセンスを匂わせつつ、登場人物を凌雲、圭一郎、圭一郎の彼女の藤森、凌雲の母親に絞込み、コンパクトになっています。それぞれのキャラクターも微妙に異なっているのですが、この時間内にまとめようと思うと、こんな感じになるのかなぁ、と言う印象です。

原作では他のエピソードの方が多いこともあり、余り気にならなかったのですが、映像として水泳部の練習シーンなど裸の男子が動き回り、原作より圭一郎がクローズアップされていることで、行き交う視線に「ボーイズラブ」のカラーが強くなっている印象が強いです。男子が友達のことを想う気持ちは、単なる好意なのか、本物の愛情なのか、10代の微妙で不安定な感じは出ていたと思います。

また、原作の凌雲の印象はみんなが悩みを相談にいく頼り甲斐のあるリーダーなのですが、映画では内面の弱さを強調しているところがあります。『テニミュ』(最近、ミュージカル版『テニスの王子』をこう呼ぶことを知ったので使ってみた)に出演している滝口幸広君は、この撮影当時『ウォーターボーイズ2』でシンクロをやっていたそうで、肩幅とかガタイはデカク映っていました。

原作者自身が撮った作品ですので、作品のテーマにブレはないのでしょうが、出来ればもう少し長いサイズで観てみたかった気がしました。

(満足度:★★★、オススメ度:★★☆)

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