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2007年3月

Live! BoA「アリーナツアー2007 Made In Twenty(20)」@横浜アリーナ

BoAのライブに行って来ました。昨年のライブハウス(SHIBUYA-AX、Zepp Tokyo)には行かなかったので、2年前の代々木以来になります。
本日はツアー初日ということでネタバレしないように注意して書き進めないといけませんね・・・。

BoAのライブの客層って面白くて、当然10代後半~20代前半の男女、特に女子が多いのですが、ちびっ子連れの家族とか、中年夫婦、それから30代のOLとかも結構います。
今回はセンター席(いわゆるアリーナなのですが、横浜アリーナは1階席をアリーナと呼ぶのでややこしい)が取れたのですが、僕らの周りは30代の兄さん連中が固まっていたので、かなり安心できました。
でもね、リズムの早い、ダンサブルな曲では拍手も動きも付いていけてない...微妙なノリになっていたような気も無きにしもあらずです。

初日ならでは、ということでは、イヤホンの受信機(?)が衣装のポケットから落ちて、慌ててしまったり、セットの撤収でスタッフがモロ見えだったりしたのですが、大きなアクシデントはなかったと思います。
足の怪我も完治して、ダンス曲では過激に動いていました。
実はリップシンクなのかなと思う場面もあったのです、例のマイクセットの装置を衣装に付ける時、一瞬だけ声が途切れたので「生」で歌っていたのが分かりました。以前に韓国で知り合った韓国人の女性は「あれだけ踊りながら、ライブで歌う韓国人歌手は初めて見ました」と感心していましたよ。

今回のツアーは新作「MADE IN TWENTY(20)」を引っ提げてのツアーなので、新作からの曲が中心なのですが、前作「OUTGROW」ではアリーナ級のツアーを組まなかったので、収録シングル曲を含めて何曲か採用されていました。
BoAの曲って、アップな曲でもスパニッシュ・ギターが入るような哀愁感の漂う曲が多いのですが、昨年リリースした『七色の明日』や『KEY OF HEART』のおかげで幅が広がり、ライブの盛り上げのポイントになっていました。
逆に、CDシングルとしては最大のヒット曲『VALENTI』は盛り上がるには盛り上がるのですが、微妙な曲順に出てきた感じがしました。

それから、最近思うのですが、バラードが上手くなりましたよね。いや、元から下手ではなかったのですが、以前は韓国人特有の熱唱系で、押しが強すぎた感じがしていたのです。でも、今日の『Winter Love』や結婚式でも歌われる初期の名曲なんかは、熱唱するところは熱唱しつつも、引きで欲しいところはソフトで女性らしい歌唱法に変わってきたな、と思いました。

衣装は、アンコールも含めたお着替えタイムは5回。舞台上での早着替え(上着の引き抜き)も含めると8パターンありました。
格好イイ感じのデザインで、ヘアもショートカットのウィッグを何パターンか付けていました。どれも似合っていましたが、アンコールに登場した、普段のロングにTシャツ姿もさり気なくオシャレで、捨て難いですね。

バラードに酔いしれ、アップテンポの曲に拍手&軽~くダンシン、そしてクラブ系の横揺れまで体感でき、非常に楽しめた夕べなのでした。

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『蟲師』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Mushishi1

正直、かなり難解なストーリーでしたね。

『AKIRA』の大友克洋監督の実写作品。オダギリジョー、蒼井優、大森南朋と“旬”な俳優が主演だけに、かなり期待をしていたくせに、相変わらず原作を読まず、予備知識のないまま、映画館に入ってしまいましたから。

大友監督との出会いはキャラクターデザインで参加されていた『幻魔大戦』ですから、もう25年位前になるのですね。その後、総監督をされたオムニバス『MEMORIES』や監督作品の『AKIRA』と『スチームボーイ』、監修された『スプリガン』と大体観ています。

今回も、およそ100年前、大正の近代化の中で、自然と共存していた時代を、お化けとか妖怪、ましては虫ではない、「蟲」という異界のモノを通して、民俗学的な伝承、言い伝えの色のあるファンタジーを、独特な世界観で描いていました。
山間の村の自然描写はキレイだし、CGを使った蟲は気持ち悪くも、不思議な魅力がありました。
ホラー的な恐怖と言うより、神なるモノへの畏怖というのに近いのだと思います。

主演のオダジョーは、不思議な力を持つ白髪の青年・ギンコを、作り込み過ぎず、腹八分位で演じて見せ、存在感を示しています。彼は演技が上手い下手と言うよりも、どんな役も自身に引き寄せ、特異なキャラも説得力を持って自然に見せてしまうパワーがスゴイのですよね。主演作が途切れないのも頷けます。
ただ、今回のギンコですが、子供の頃の記憶のない彼が旅を続ける理由が、イマイチ伝わって来ないのが残念でした。

Mushishi2ギンコと互いに恋い慕い合いながらも、「蟲に取り付かれ一所に留まるしかない女と、蟲を探して一所に留まることの出来ない男の運命」を受け入れる女・淡幽役は、蒼井優ちゃん。儚げな中に強さのある女性の感じは出していたのだけど、この役は彼女でなくても良かったかも。蟲に取り付かれるという特異なキャラのせいか、彼女の何気ない仕草にも意味を待たせる演技が観られず、勿体なかったかなと思いました。

Mushishi3

その点、大森君が演じた虹郎は、蟲が見えるわけでも、蟲に取り付かれたわけでもなく、年老いた父親に子供の頃に一緒に見た虹を見せるため、虹の姿をした蟲を探す普通の青年です。こういう役を演じさせると本当に上手い俳優だなと思いました。

出産後、久し振りの映画出演の江角マキコさんですが、ギンコの過去に関わりを持つヌイという女性を演じています。オダジョーが活躍するシーンに、割り込む感じで登場するのですが、少し浮いているような感じがしました。この女の持つ情念みたいなのが、後の物語に多大な影響を与えているはずなのに、その点が薄かったのが惜しかったかなぁ。
彼女の演技の魅力は、現代的な雰囲気にあると思うので、こういう時代モノでも現代女性に通じる粋な感じのある役が合っていると思います。

逆に、庄屋の女主人役のリリィさん、元・蟲師という淡幽の乳母・たま役の李麗仙さんの熟女二人は役にピッタリはまっていて、存在感を放っていました。
大友作品の印象として、「ヒロインよりサブキャラの方が魅力的」というのは、確かにあったような気がします。

ファンには堪らない世界ですが、そうでない人(特に春休みで小学生も結構観に来ていましたが、)には全体的にトーンが暗く、正直厳しいかも・・・。

ラストシーンの後、ギンコは何処へ向うのか?
「?(クエスチョン)」の多い作品だけに、何度も観てしまうかもしれないですね。

(満足度:★★★、オススメ度:★★★)

関係ありませんが、サブキャラの魅力に触れていて、思い出しました。
『スチームボーイ』のスピンオフ(?)『スチームガール』の企画はいつになるのでしょうか?
結構、楽しみにしているのですが。

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『ホリディ』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Holiday1どうして海外ではこんなオシャレな映画が出来るのでしょうか。
『スマスマ』のビストロでの二人を見た時に絶対に観ようと決めていました。

キャメロン・ディアスは、こういうロマンティック・コメディには打ってつけの可愛らしさで、スタイル抜群なのに変顔も厭わない潔さが良いです。
ジュード・ロウは格好良すぎです。「年齢的に、もう裸にならない」と何かのインタビューで言っていましたが、いきなりキャメロンとベッドに入っていました。
この二人、僕の1個下というのが信じられないですね。

Holiday2もう一人の主役、ケイト・ウィンスレットがコメディに出演するのは珍しく、興味を引きました。アカデミー賞の常連の彼女は文学作品が多いと思いますが、こういう芝居も出来るのだなぁと見入ってしまいました。『タイタニック』より断然良いのではないでしょうか。(と書いてはみたが、実は『タイタニック』は観たことがないのでした。)
そして、相手役となるジャック・ブラックも、コメディのイメージは強いですが恋愛モノは初めてではないでしょうか。女優の恋人がメキシコで映画撮影中に、レンタルショップでオススメのDVDを説明する仕方とか、らしくて良かったです。

「浮気をしたアンタが悪い」と一喝して男を追い出し、親の離婚以来泣けなくなったロスの映画予告編制作会社の経営者のアマンダ(キャメロン)と、3年間ずっと一人の男を思い続ける“都合のいい女”の結末として、恋人に別の女と婚約されてしまうロンドンの新聞記者アイリス(ケイト)が、失恋の痛手から立ち直るために2週間の期間限定ではじめた“ホームエクスチェンジ”。「男は懲り懲り」と言いながら、新たな出会いにときめいてしまう。

アイリスがロスで仲良くなる元売れっ子脚本家アーサーを含め、主要な登場人物が抱える問題が現在的で、誰もが共感できるところがあるはず。ナンシー・メイヤーズ監督の女性らしいキメの細かな心理描写が上手いと思います。
メールの関係だけで「付き合っている」というアイリスも、最近ありがちですよね。

2週間限定の恋の行方はどうなるのか、とドキドキさせられながら、こういうハッピーエンドだと嬉しくなってしまいました。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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サッカー北京オリンピック予選!U22日本代表vsシリア代表@国立競技場

0328_board会社の帰りに国立競技場に行ってきました。
前回の香港戦が余りに人が少なかったので、心配になりまして・・・。
今日は約18,500人ということで、2階席はともかく、バック側の指定席に空席が目立つ程度でした。

0328_hirayama2家長選手の先制ゴールは、ガンバ大阪ファンとしてはチョット嬉しかったけど、今日は2本のゴールを決めた平山相太選手ですね。
日本に帰国した当初はフィットしていないなぁ、という感じでしたが、大分、動けてきたのではないでしょうか。
とにかくシュートを蹴ろうという意気込みは伝わってきました。1本目はセットプレイでしたが、先日のA代表の巻選手のゴールのようにヘッドにドンピシャで来てましたね。
しかし、あれだけゴールが決まらないのも珍しいと言うか、バーに当てる方が難しいでしょう、普通・・・。決定的なシーンをモノに出来れば、あと2点は追加できたのではないでしょうか。

0328_hondaJEF千葉のDF・水本選手、MF・水野選手、名古屋の本田圭佑選手は、北京オリンピック後も含めて、期待して観てしまいました。本田選手は上手いですよね。
日本国籍を取得した柏の李忠成選手なんかも、素材としては面白いですね。Jリーグでもチェック入れてみようと思っています。

しかし、U22シリア代表は、思っていたより強くはなかった感じもしました。
もう少し点数が欲しかったところですが、とりあえず完封ということで、良しと言うことなのでしょうか・・・。

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『絶対の愛』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Jikan韓国の奇才キム・キドク監督の作品。
「もう韓国映画は作らない」と引退宣言をした監督ですが、新作『息』の撮影を開始したそうで、最後の作品にはなりませんでした。

キム・キドクと言えばインモラルな表現の中で孤独とか、悲しみをかを描く監督ですが、この作品、特に前半ではいつもと感じが違うなぁと思いました。テーマも、内容も平凡かな、と思っていたのですが・・・。

今回のテーマは「整形」です。韓国美人を指して「整形している」と言われるますが、プチ整形みたいなのを含めれば、「整形天国」なのでしょうね。
そこを切り込んだ訳ですが、原型がなくなるまで顔を変えて、元カレの前に別人として現れるのはなしと思いますけど、整形自体がインモラルかどうか微妙です・・・。

女は男の愛が続くことを信じられず、心変わりを引き止めるために姿を変えようと思う。男はときめきが少なくなったかもしれないが、愛は変わらずそこにあることを知っている。元カノが消えてからの男の落ち込み、狼狽ぶりは情けなくリアルだし、そこには二人の愛の時間の密度が表われていると思う。しかし、突然目の前に現れた美人の女にときめくのも男の性というもので、元カノから「会いに行く」と手紙をもらい、元カノを選ぼうとした男の気持ちは理解できます。

『許されざるもの』で、模範兵を演じたハ・ジョンウが女の激しい愛を受け止める男を繊細に演じていて好感が持てます。ミス・コリア出身のソン・ヒョナは、自らの整形体験をカミング・アウトしている女優だけにハマリ役とも言える。

この後からの展開、元カノが突然に消えた理由が整形で顔を変えていたから、と知った男の取った行動、そして女が味わう地獄のような日々は、キドク節炸裂と言う感じでしょうか。

姿を変えてまで男の気を引こうとした女の想い叶わず、選択した道。整形という悲しい愛の形が永遠に繰り返されることを暗示するラストは背筋がゾッと怖くなりました。

激しく、絶対的な永遠の愛を模索しようとした男女の愛と地獄を味わえます。

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★)

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LIVE! 森山直太朗「全ての柔らかいモノのために」

今年初めてのLiveです。森山直太朗「全ての柔らかいモノのために」東京国際フォーラムの二日目でございます。

年末に発売された『風待ち交差点』を引っ提げてのツアーですが、Liveの定番『太陽』、『星屑のセレナーデ』、『今が人生』なんてのは、きちんと挿みつつ、『さくら』や『夏の終わり』、『愛し君へ』が聴けたのはスゴク嬉しかったなぁ。
反面、新作から『風花』、『恋しくて』と言ったシングル曲が聴けなかったのは残念。季節モノとして『時の行方~序・春の空』も聴きたかったなぁ。

直太朗君の曲って、澄んだ高音が魅力的な優しく、しかし力強いイメージがあったのですが、Liveで新作の曲達を聴いてみて、適度に弱さだったり、柔らかい印象が加わっていて、すごく立体的な表現がされていたような気がしました。歌ってやっぱり進化(深化?)していくのですね。

MCで「東京生まれの東京育ちですが、東京に対して郷愁みたいなのを感じることはほとんどないのだけど、さっき『今が人生』を歌っている時に、音楽の世界に入ってまだわずかだけど、初めて故郷に凱旋してきたぜ、って感じがした」というようなことを話していました。いつもは空回りするシーンが無きにしもあらずな感があるのですが、確かに今日はずっとイイ感じにアツく進行されていたような気がしました。

東京国際フォーラムのAホールは5千人以上を収容できる(正確には、来場者5,006人とアナウンス)のですが、単独での東京公演の会場としては最大規模というのも関係があるのかな。『虹』で共演した狛江第四中学の先生との「5千人の顔って初めて見ましたが、気持ち悪いですね」、「先生、今、5千人を一瞬で敵に回した」というやり取りもありましたが、5千人の視線を一身に浴び、コール&レスポンス、合唱の声のパワーというのは、演じる方としてはたまらないだろうなぁ。

「だから、セットリストにない曲を、急遽歌います」と27日からOAされるアサヒビールの発泡酒のCM用の新曲『太陽の匂い』を弾き語りで初お披露目。直太朗君のアコギと、バンマスのピアノ伴奏だけだったので、ものすごくシンプルで気持ちの優しくなれる曲だったけど、バンドでやると印象が変わるのかもしれません。早くCMも観てみたいですね。

2時間半強の時間でしたが、本当に楽しい時間を過ごせました。1階の後ろの方だったのですが、年齢層が若干高めで、彼女に付いて来ました男子率も高く、座って聴かれている方が割りと多かったのですね。立ち上がったら迷惑だな、と気にはしていたのですが、前に座っていた2人組の女子が背が高く、立たれると何も見えなかったので・・・。後ろの方々、申し訳ございませんでした。

6月は台北での海外公演ですね。アジア各地のジャニーズ系タレントのLive映像は、TVでたまに目にしますが、台北の観客が直太朗君の歌にどんな反応をするのか見てみたいなぁ。思いっきり平日なので、多分、絶対に行けないのですけれどね。

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ラグビー!全早稲田大学vs全明治大学@秩父宮ラグビー場

0325_board現役引退試合にオール早慶明を選ぶ選手は多いのですが、今日も何人かの選手が引退していきました。
実は入口のところで、サントリーの高野君が電話で(山下)大悟主将と思われる人物と「花束をどうの」と言う話をしているのを見かけまして、サントリー関係者に引退する選手がいるのだと分かり、席に着きました。
早大ラグビー部のホームページで発表されている出場予定選手にサントリーの選手はいなかったので、明治側だということは分かりました。試合に関係のないサントリーの選手も何人か観に来ていたようです。

0325_kiyoさて、まず試合の方なのですが、現役の学生では久しく観ていない「強い明治FW」が早稲田FWを押し倒し、BK陣も前へ、前へとボールを運びます。
今日の明治のハーフは、サントリーSH・田中選手、クボタSO・伊藤選手。同級生だし、宏明選手は元々サントリーの選手だったから、息も合っているし、やはり一番しっくりくる組み合わせのように思いました。そして、CTBもサントリーの山口大輔選手で、ここ何年も出場機会に恵まれずにいたけど、まだまだ走れるじゃん、と思って注目してしまいました。(この時は、既に気が付いていましたが。)

0325_tsuji対する早稲田は、この数年はFWが充実していたから、ここまで歯が立たない試合を観るのは本当に久し振り。でも、10年位前はこれが普通だったから、早稲田のSHと言うと球出し、タックラーのイメージがありますよね。NECのSH・辻選手は、その流れを組む選手ではあるのですが・・・。
今日はリコーSO・武川選手もキックで前に出すしか活路を見出すことが出来なかったみたいで、「前への明治」なら、「展開の早稲田」という訳には行きませんでした。
終了間際に早稲田がトライ&ゴールを決めましたが、31-14というのは、結構離されてしまいましたね。

0325_yamaguchiさて、最初に書きましたが、今日で引退した選手達。早稲田側が神戸の高森選手、明治側が近鉄の岡本選手、リコーの山品選手、そして、サントリーの山口選手でした。
大輔選手って、キヨ選手や宏明選手より1つ下だったのですね。今はサントリーもお台場に、僕も別の事務所になりましたが、数年前に赤坂の事務所に勤めていた頃、銀行のキャッシュコーナーで良く見かけたのですよね。試合の翌日で、足を引き摺っていたりとかしてましたよ。だから、割りと親近感持っていた選手でした。(因みに、赤坂でよく見かけたのは、大輔選手と永友前監督かな。)

同世代(と言ったら、怒られそうだけど)の選手達が引退していくのは、やはり寂しいですね。長谷川慎選手も引退したので、同じ学年だと神戸の元木選手、伊藤剛臣選手位になるのかな。

出逢いと別れの春だから、仕方がないか。そう言えば、今日は早稲田大学の卒業式だったので、袴姿の女子大生が何人か観戦していましたよ。天気が悪かったので、気の毒でした。

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キリンチャレンジマッチ2007!日本vsペルー@横浜日産スタジアム

0324_boardやっぱり、俊輔はスゴイなぁ!

今日のサッカー日本代表は、海外から中村俊輔選手、高原選手が参加、代表引退宣言をしていた中澤選手も復帰して、ある意味「日本代表らしい代表チーム」に思えました。

0324_shunsuke1第一印象はスコットランドという身体のデカイ連中の中で揉まれているせいか、フィジカル面でスゴク強くなったような気がしました。以前だったら、当たり負けしそうな相手でも、果敢にぶつかっていって、ボールを奪取していました。
エースが強くなって、帰ってくるのは嬉しい限りです。

0324_takahara細かいところでは、連携が良くない部分もありましたが、前半の巻選手のヘッドによる1点、後半の高原選手のボレーシュートによる1点、両方とも俊輔選手のキックからの得点で、決めるべき二人が決めると気持ち良いですね。

高原選手、俊輔選手、後半から出場の中村憲剛選手のシュートは決まらなかったのは残念ですが・・・。

僕の中では、俊輔選手と憲剛選手のW中村が同じピッチにいる25分間は楽しかったです。やはりプレイスタイルが似ているし、前半は俊輔選手が良いボール出しても、周りの選手が対応取れなかったシーンが見られましたが、W中村選手はお互いがお互いの出したいところ、欲しいところが分かっているような感じがしたのでした。

0324_kaji国内組の選手では、鈴木啓太選手、阿部選手の調子がイマイチだったのが気になりました。Jリーグ以外にもアジアチャンピオンシップなどがあり、疲れているのかもしれませんが・・・。
加地選手も良いボールも出していましたが、もっともっとイケルはずですが、駒野選手は相変わらず小さいのに速かったですね。
それから、中澤選手の守備というのは高さもあるので、安心して観られるのも良いですよね。

ペルー代表はヨーロッパ組が辞退し、14人での来日とのことでしたが、2-0で勝てて良かったです。

次は、中田浩二選手や稲本選手辺りを観てみたいなぁ・・・。

本日の観客は60,400人。新横浜駅は改装中のため、規制入場となっていて、スタジアムからずっと列が出来ていました。
サッカー観戦はやはり国立競技場が良いなぁ。いざとなったら歩いて帰れますしね。

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『今宵、フィッツジェラルド劇場で』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Phcすごく不思議な映画でした。

ラジオの公開生放送番組の最終回。でも、最終回らしいことは何一つない。いつもの通りに楽屋に集まり、下らないおしゃべりに花を咲かせ、本番ではカントリー、フォーク、ゴスペルと言った歌たちが響き渡る劇場は、永遠に同じ繰り返しのように思えます。
違いと言えば、ラジオ局を買収した企業の首切り屋がやって来ることと、楽屋をうろつく謎の白いコートの女を見かけた保安係が探偵気取りで調査を始めている。そして、最終回のゲストとして呼ばれたベテランシンガーが楽屋で眠るように亡くなり、番組は最後の時を迎える。

メリル・ストリープやリンジー・ローハンの吹き替えなしの見事な歌声を聴けるのは嬉しいし、風刺に飛んだ生コマーシャルや脚本が飛ばされて即興の歌でつなげるMC、歌手たちのやり取りは面白かったです。ケヴィン・クライン、トミー・リー・ジョーンズといった有名どころから、インディペンデント系の女優(『サイドウェイ』のワイン好きのウェイトレス役の人)、コメディ俳優など芸達者な人たちの演技は観ていて本当に楽しい。でも、群集劇にありがちなキャラの掘り下げが印象はどうしても否めませんでした。

製作者は、この作品の中で何を描きたかったのだろう、と考えてみると、結局「人が死ぬということ」なのかなと思いました。

アメリカ中部地方の人は、悪いことは話題にしなければ起こらなくなる、と信じている。劇中にそんなナレーションがあります。番組のMCも視聴者に番組の打ち切りを告げることができないでいるのですが、色々あっても、結局はラジオ局は買収され、劇場は取り壊されてしまいます。

劇場の終焉と時を同じくしてベテラン歌手は静かに息を引き取りますが、昨日と何も変わらない今日の中に「死」というものが静かにやって来る。そこには劇的なものなど無いと言っているようで、あくせくせずに悠々とそれを受け入れられたとしたら、それは悲しいことではあるけど、ある意味では素敵なことなのかもしれないと思えました。

その答えが白いコートの女のセリフ。
“悔いなく生きた老人の死は悲劇ではない。”に込められているのではないでしょうか。

そして、監督のロバート・アルトマン氏は、この映画を完成させた後、2006年11月20日にガンによる合併症により亡くなっているのでした。カンヌ、ヴェネチア、ベルリンを制し、アカデミーには届かなかった監督の過去作品も観てみたいと思ったのでした。

(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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『許されざるもの』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Unforgiven基本的に軍隊物ですので、日本人には馴染づらいものがあるかもしれません。そもそも、この映画は、興行映画ではなく、映像科の学生が卒業制作として撮影した映画(と言っても、助成金を得ているので、プロの俳優も出演している)なのですが、そう考えるとこの完成度の高さはスゴイと思いました。

学生時代に取っ付きづらくて、先輩から目をつけられている奴は必ずいたと思うし、先輩にいじめられて「俺はアイツ等みたいにならない」と言いつつ、実際に後輩が入ってくると、同じようにいじめてしまった経験のある人もいるのではないかと思います。それが極限状態に達するとこうなるのかな、と想像は出来ます。

主人公は除隊間近な優秀な模範兵の青年で、中学時代の同級生が新兵として入って来ます。大学院で勉強しているために入隊が遅れた新兵は、その高学歴故に軍隊のしきたりに馴染めず、先輩兵達に目をつけられますが、主人公が常にかばいます。このインテリ君は、恋人がいたことがなく、女友達もいないと言ったり、友人への感謝の手紙を書いていたりと、同性愛者と思わせる描写が多々あります。この設定が、後半に効いてきます。

除隊して1年後、平凡な生活を送っていた青年に、休暇中のインテリ君がたずねて来て、彼女と入ったラブホにまで、ストーカーのようにしつこく追いかけてきます。軍隊での一連の事件があっただけに、気味悪がって避けているのだけど、彼の抱えている問題はそんな恋愛感情ではなく、もっと深く、重い問題だったのですが、この1年間に何があったのだろうか、というサスペンス要素が濃くなっていきます。

主人公の青年が有名なTVドラマに出演したこともあるプロの俳優で、同級生はオーデションで選ばれた大学生、その部下となる新兵が監督本人です。インテリの同級生役の役者は、目の鋭い感じが良かったですし、初演技と思えない繊細さで演じていて、才能を感じられました。彼の優しさに漬け込んで、我がままがエスカレートする部下を演じる監督には、俳優としての可能性も感じられました。

ストーリーやテーマはどこかで観たことがあるような印象もありますが、先輩兵が新兵の支給されたばかりのパンツを奪うエピソードなど軍隊生活に重きを置いた点は珍しかったですし、とにかく、有望な新人監督が出て来たなぁ、という印象が勝っていました。

次の韓国アート・フィルム・ショーケースはホン・サンス監督の作品なので楽しみです。

(満足度:★★★、オススメ度:★★☆)

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『世界最速のインディアン』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Indian実を言うと、この映画は“観に行きたいリスト”に入れていませんでした。
しかし、観た人達の評判が異常に良いことを知って、サービス・ディを狙っていたら、最終週になってしまいました。
(後で、別の映画館に移して、上映期間を延長することを知ったのですが・・・。)

ニュージーランドの小さな町から、世界最速のライダーになることを夢見て、アメリカのユタ州にあるボンヌヴァルにやってくる、バート・マンロー、63歳。この親父がメチャクチャ元気で、格好良い。
1960年代に実在した世界最速のジッちゃんライダーを、アンソニー・ホプキンスが生き生きと演じます。どうしてもレクター博士のイメージの強い彼ですが、そこはアカデミー賞俳優。“顔にしわがあっても心は18歳”の男を少年のような真っ直ぐな瞳で、小躍りしたり、恋したり、たまには狭心症の発作で苦しんだり・・・とにかく、上手い。

“夢を追わない人間は野菜と同じだ。”
“ボクシングを観てる奴はいろんなことを言うが、リングで 闘っている人間を褒めろ。”
心に響くセリフのオンパレード。
「老人が夢見たっていいじゃないか」って気持ちにさせられました。まさに男のロマンですね。

隣家のトム少年、郵便局に勤めるガールフレンド・フラン、地元の暴走族のヘッド、貨物船の船員、入国審査官、ホテルのフロント係のトランスジェンダー・ティナ、中古車販売店のメキシコ人店主、事故から助ける先住民族、農場に一人暮らしの未亡人・エイダ、ベトナムから一時帰国の兵士、レースに出場するジムやスタッフ、観戦者たち。
バートと出会う人たち全員が素晴らしい人たちで、始めは多少バカにしていたり、冷やかし半分でも、最後には協力してくれます。
“してくれる”、と言うよりも、バートの魅力に協力せずにはいられなくなるのでしょうね。
とにかく、チャーミングなジッちゃんですから。

バートが「夢を追うのが男のロマン」ならば、フランやエイダの熟女二人が見せる「老人が恋愛して何が悪い」という強気な感じが、「女のロマンは愛に決まってるでしょ」と言っているようで、対照的で面白いなぁ、と思いました。

上映館が限られてしまいますが、是非是非、観て欲しい。
オススメです。

(満足度:★★★★☆、オススメ度:★★★★☆)

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『アンフェア the movie』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Unfair_1以前に文章を書いたことがある人気ドラマの映画化です。

ドラマを観ていない人にも鑑賞しやすい作りにしたために、連続ドラマ時からのファンには少し物足りないかも。
持ち味と言えたシリアスな犯人探しの要素は薄味で、娘の入院する病院を占拠したテロリストと雪平の闘いが中心のパニック映画になっていました。その後に黒幕との対決シーンは用意されているのですが、もう少し地味な感じな、でもスゴク手の込んだ事件の方が良かったのではないでしょうか。

現在の快進撃の最初とも言えるハマリ役の篠原涼子は格好良い。初見の人のためのオープニングの密輸船の捜査シーンでの単独行動だけで世界観を作ってくれます。しかし、今回の雪平は母親としての愛情の部分が強く出ていて、刑事としての信念との間で、揺れる心情を演じています。期待される雪平ではなかったかもしれないけれど、最後はやっぱり雪平は雪平だったと思えました。

TVスペシャルから参加の公安No.1刑事・斉木陣を演じた江口洋介は、管理官でありながら銃撃戦に参戦したりと活躍し、型破りな雪平の捜査方法も受け入れてくれる、頼れるパートナーとなっていました。刑事としての正義感が、警察の不正(80億円の隠し金)を暴くという、父の死の真相を探る雪平とは目的は違えど、同じゴールを目指す同志として、シンパシーを感じていったのではないでしょうか。この男、信じて良いのかダメなのか、いつもとは違うクールな江口に注目です。

レギュラー陣では、捜査が趣味の検視官の加藤雅也のシリアスとギャグの往来、怪しげな渋い格好良さを見せる元・上司の寺島進、そして酸欠による脳障害(これも演技?)から見事に復活した元同僚で親友の濱田マリと言ったところが活躍し、ドラマから引き続き犯人探しを混沌とさせてくれます。チョットしたセリフ、小道具にヒントや引っ掛けがあることは、シリーズを観てきた人なら、説明は不要ですね。

テロの首謀者である元・SAT隊々長に椎名桔平、その元・部下で病院占拠の実行犯に成宮寛貴、警察官僚で大杉漣、看護士に加藤ローザが初参加。
公開中の『さくらん』にも出ている椎名、成宮は、二人とも俳優としての「旬」は正直過ぎた感じはするけど、久々にキレた若者を演じた成宮は、雪平の娘・美央との交流では心優しい青年の姿も見せ、「本当の悪は存在しない」、「悪にも悪の正義感がある」というテーマを示していたと思います。

観客の誰もが心得ていて、伊藤由奈のアグレッシブで格好良い主題歌が流れてきても誰一人として立ち上がらず。そして、エンドロールの後にやっぱりあったラストシーン。
・・・最終章のはずだったけど、まだ続きがあるの・・・?

(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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『Water』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Water吉田修一さんの原作を読んだのは、3~4年前のことだと思う。
2年半位前に、何かの雑誌で原作者自身の脚本そして監督で映画を作っているというのを読んで、ずっと気になっていました。
と言うことで、漸く観ることが出来たのですが、正直少し戸惑っています。

原作は短編集の中の一編で、同じ本の中に長崎の酒屋の兄弟の話があってゴッチャになってはいたのですが、坂の多い長崎の風景が織り込まれていて、主人公がとにかくすごく青春していて、キラキラした感じが映画向きだなと思っていました。

完成した30分の短編映画は、原作のエッセンスを匂わせつつ、登場人物を凌雲、圭一郎、圭一郎の彼女の藤森、凌雲の母親に絞込み、コンパクトになっています。それぞれのキャラクターも微妙に異なっているのですが、この時間内にまとめようと思うと、こんな感じになるのかなぁ、と言う印象です。

原作では他のエピソードの方が多いこともあり、余り気にならなかったのですが、映像として水泳部の練習シーンなど裸の男子が動き回り、原作より圭一郎がクローズアップされていることで、行き交う視線に「ボーイズラブ」のカラーが強くなっている印象が強いです。男子が友達のことを想う気持ちは、単なる好意なのか、本物の愛情なのか、10代の微妙で不安定な感じは出ていたと思います。

また、原作の凌雲の印象はみんなが悩みを相談にいく頼り甲斐のあるリーダーなのですが、映画では内面の弱さを強調しているところがあります。『テニミュ』(最近、ミュージカル版『テニスの王子』をこう呼ぶことを知ったので使ってみた)に出演している滝口幸広君は、この撮影当時『ウォーターボーイズ2』でシンクロをやっていたそうで、肩幅とかガタイはデカク映っていました。

原作者自身が撮った作品ですので、作品のテーマにブレはないのでしょうが、出来ればもう少し長いサイズで観てみたかった気がしました。

(満足度:★★★、オススメ度:★★☆)

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ラグビー!全早稲田大学vs全慶応義塾大学@秩父宮ラグビー場

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日本で最もラグビーの歴史の古い早慶明三大学が、現役選手とOB選手の混成チームで争う対抗戦。今年で28回目だそうですが、最後に観に来たのは、サントリー前監督の永友洋司君の引退試合だったから、5年位前になるのですね・・・。

事前に早大ラグビー蹴球部公式サイトに先発予定選手が掲載されていて、慶応の方は事前発表はありませんでしたが、直感でサントリーが協力的な印象がしたので、足を運んでみました。

まず、この先発メンバーを見て下さい。

<全早稲田大学>
1.前田航平(サントリー、H18)
2.青木佑輔(サントリー、H18)
3.伊藤雄大(ヤマハ発動機、H17)
4.小島浩之(ワセダクラブ、H17)
5.桑江崇行(タマリバ、H17)
6.松本 允(九州電力、H18)
7.上村康太(サントリー、H15)
8.佐藤喬輔(三菱重工相模原、H14)
9.辻 高志(NEC、H12)
10.矢富勇毅(4年)
11.勝田 譲(タマリバ、H18)
12.菊池和気(サントリーフーズ、H17)
13.今村雄太(4年)
14.池上真介(リコー、H18)
15.小吹和也(東京ガス、H18)

<全慶応義塾大学>
1.石津 剛(4年)
2.金井健雄(3年)
3.廣畑光太朗(1年)
4.清野輝俊(クボタ、H17)
5.岡田 龍(3年)
6.青貫浩之(4年)
7.千葉和哉(3年)
8.竹本隼太郎(サントリー、H18)
9.熊谷 良(東京ガス、H11)
10.川本祐輝(2年)
11.栗原 徹(サントリー、H13)
12.冨田和司(2年)
13.中浜聡志(3年)
14.稲場 直(3年)
15.濱本勇士(3年)

0318_kuri予想通りサントリーから5人出場していました。
早稲田がここ数年の代の主力を呼んだのに対して、慶応が学生を中心にしたチームになっています。慶応は卒業後も社会人のトップレベルのチームでラグビーを続ける選手がそれほど多くないという事情もあるのですよね。
ヤス(瓜生選手)とかゴリ(野澤選手)とかは観たかったなぁ。

こういうエキシビジョンは、スター選手を大挙投入してファンサービスに徹するか、学生主体のチームにして足りないポイントに社会人に入ってもらって力を引き出してもらうかのどちらかだと思います。

0318_tsuji_1ファンサービスの良い例としては、阪神淡路大震災の時、当初は出場する予定ではなかった神戸製鋼の増保前監督が「神戸の人たちに元気になって欲しくて、トレーニングとか十分じゃないけど、来ました」と、急遽出場して、大会を盛り上げたなんてこともありましたね。

0318_takemotoそういう意味で、今日の編成は両極端でしたが、チームとしての一体感としては学生主体の慶応の方があったのではないでしょうか。

得点は、24-7で全早稲田の勝ちだったのですが、ボールの占有率は慶応の方が高かったのではないかと思います。前半は風上のアドバンテージを受けて攻め込んでいるのかと思ったら、風下になった後半も攻め続けていたので、フォワードの出来としては急造チームよりも良かったですね。バックスに決定力のある選手がいなかったのが残念。

0318_yatomi今日はSOに入っていた矢富選手ですが、他のSO(曽我部選手や安藤選手など)とのスケジュールの都合なのですかね?視野の広さやパスは上手さは感じられましたが、辻選手とのコンビネーションはイマイチでしたね。後半に本職のSHに変わりましたが、やっぱり矢富選手はSHの方が安心して観られるなぁ、と思いました。

来週は全早明戦。隆道選手やバックスで高野君とか観たいなぁ。明治は山岡選手、澄憲選手、(菅藤)心君、山口大輔選手の中の2人位と予想します。

でも、実は16時までに行かなければならない予定があったりもする・・・。
ん~~~。まずは、また早稲田のサイトを見てから調整するぞ!

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Jリーグ第3節! 川崎vs横浜C@川崎・等々力競技場

0317_aそれは「J1でKAZUが観たい。」の一言だった。

Jリーグ開幕3戦目。川崎市民の友人にチケットを手配してもらい、横浜FCとの試合を観戦しました。う~ん、寒い!暖冬とは言え、この2,3日の冷え込みに、北風が強い。3月のナイターは、やはりダメなのか・・・。来季以降は考えてもらいましょう。

観客数は18,000人。満杯になると23,000~24,000位と言うことだが、アウェイ側が満杯(しかも、サポーターのいる1階より一般客の多い2階が)というのは、スゴイ。まさに、KAZU効果あり、ということでしょうか。
先発メンバー紹介でも、奥選手、久保選手と言った選手はブーイングで迎えられましたが、KAZU選手だけは川崎サポーターからも拍手で迎えられ、チョット感動しました。僕等も川崎ホーム側に座っていました。

0317_kazu1やっぱりKAZU選手がボール持つとワクワクしますね。ステップの切り方、ペナルティエリアでのドリブル裁き、「うわぁ、KAZUだぁ」と感動してしまいました。
特に前半の30分位まではKAZU選手にボールが集まってましたからね。40分過ぎ辺りから疲れたのかなぁ、と思ったら、後半には交代してしまいました。
川崎側の皆さんも「えぇ、もっと見たいよぉ」という声が聞こえましたし、僕等は「お疲れ様」の拍手で見送りました。
本当に「夢をありがとう」です。

0317_kuboそれ以外では、奥選手、久保選手も余り目立っていませんでしたね。久保選手は点差がついた後半にシュートを何本か蹴っていましたが・・・。中盤が薄いかなぁ、と言う印象でした。攻められるとラインが下がってしまうので、川崎の中盤や上がってきているディフェンダーに回されて、出来たスペースに放られるという感じでした。

川崎ファンの友人は「先週は勝ったけど、J1の洗礼を受けちゃったね」と言っていました。

0317_j川崎の方は、代表FW我那覇選手をケガで欠き、U22谷口選手も温存したのに、パワー爆発していましたね。
特にジュニーニョ選手はボールを持つと何かしてくれる、と期待させられる選手ですね。前半のドリブルシュートは見事でしたし、後半のシュートも、アシストが良かったのですが、パァッと道が開いた感じでした。まさにジュニーニョ・ショーでした。

0317_kengoh1中村健剛選手も上手いですよね。何処に目がついているのだろう、というような緩急つけたパス回し。ドンピシャのパスもあれば、誰もいないスペースに放って味方の走らせることも出来てしまう。プレイスタイルも、チョット猫背な背格好も、もう一人のナカムラ選手に似ていて、比較されがちだけど、気になる選手の一人ではあります。

そして、本日のMVP、我那覇選手の穴をしっかり埋めた黒津選手も2得点。こういうニューヒーローが出てくるところも選手層が厚く、強いチームの証なのでしょうね。

サッカーで「6-0」と言うスコアはなかなか取れるものではないので、後半に優勝争いに絡むことになれば、この得点が大きく影響するのだろうなぁ。

横浜FCは、もう一試合位観たいな。あと、今日は神戸の大久保選手が大活躍したみたいなので、神戸が関東に来る試合もチェックしようと思いました。

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『秒速5センチメートル』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

5cm新海誠監督の2年振りの新作アニメ。前作の『雲のむこう、約束の場所』が好きで、絶対に観ようと決めていました。

想いを寄せ合いながら、離れ離れになってしまった男女を、視点を変えながら、3つの短編でまとめた、全部で約1時間という小品です。
小品ながら内容は濃いので、侮ってはいけません。

まず、絵については、とにかく綺麗です。「秒速5cmで落下する」という桜(小田急戦の豪徳寺近辺)は1話と3話で印象的ですし、1話の大雪の中を走る両毛線も幻想的です。2話は種子島が舞台で、初秋の海と『雲のむこう・・・』にも通じる宇宙センターからのロケット打ち上げシーン、そして3話の夜の新宿高層ビル街は本当にリアル。毎日見ている場所が映画、しかもアニメとなって見られるのは不思議な感じがしました。

ストーリーも誰にでも当てはまりそうな恋物語。小学校卒業と同時に栃木県に引っ越してしまった彼女に大雪の中に会いに行く少年が主人公の第1話。子供にはどうすることも出来ない別れという事実、純粋な想い。普通に行ったら、たった2~3時間の距離なのに、子供には大きな隔たりで、しかも雪によってたどり着けないかもしれない、という緊迫観。中学生時代の不安定な感情を思い出させられます。

1話の最後に少年も種子島に転校するのですが、高校3年生になった少年に恋する地元の女子高生が2話の主役。急に波に乗れなくなったサーファーの彼女は、進路も決めていないが、それよりも友達以上恋人未満の少年に告白できないことに悩んでいる。少年の方はずっと栃木の彼女を想い続けているわけで、一緒にいると優しいけれど、自分ではない何かを見ていることに気付く切なさが、宇宙センターでの打ち上げ事業への盛り上がりに乗っていきます。最後に波に乗れた時は良かったね、という感じです。

最後の3話は、再び東京に戻り、社会人になった少年と栃木の少女のその後と、二人の想い出のシーン達が山崎まさよしの『one more time, one more chance』に乗って描かれていきます。いやぁ、名曲だなぁ、としみじみと再確認しました。新宿が舞台なのに歌詞では“桜木町で~”ですが、次のシーンは満開の桜(これも豪徳寺近辺)ですから許しましょう。

アニメはチョット・・・という方も、初恋の美しさと切なさと新しい一歩を踏み出す力を感じられるはず。1日5~6回の上映ですが、席は結構埋まっていました。(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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『さくらん』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Sakuran予告編や宣伝の印象から、もっと極彩色いっぱいの、ポップで、破天荒な映画を想像していたので、割と普通と言うか、全く抵抗感なく鑑賞できたのは意外でした。

蜷川監督は写真家だけに、背景となる襖と女優達の着物の色と模様が作るコントラストがはっきりとしていて、映像としてはキレイでした。

ただ、遊郭の遊女を主人公にしながら猥雑さがなかったなぁ。主演の土屋アンナはあのまんまでしたが、管野美穂や木村佳乃は、体当たりの演技とも言えるのに惜しい。この点は、女性から観ると全く違う感想が出てくるのかもしれません。

椎名林檎の音楽の使い方はユニーク。ロック、タンゴ、アンビエント、ビックバンド風ジャズ、そしてTVの歌番組でも披露した兄妹デュオと、ある意味、彼女のPVとしての楽しみ方もあると思いました。しかし、江戸時代にアルゼンチン・タンゴが妙にマッチするというのは新発見でした。

先に触れましたが、気性の激しい先輩花魁役の木村佳乃を筆頭に助演陣が良かったです。主人公を見守り続ける安藤政信の切ない視線は相変わらず上手いと思いましたが、10年の時間が過ぎても全く老けていないのは不思議。最初の客であり、最後の客にもなる市川左團次の粋な隠居はオイシすぎ。女将の夏木マリは・・・「湯ばあば」以外の何者でもなかった!(特に階下で「きよ葉やぁ」と呼ぶ声だけのところ。)

カメオ出演している小泉今日子や小栗旬、ガレッジセールのゴリなど何人発見できるか、「ウォーリーを探せ」的な愉しみもありますよ。

“女流監督×時代物”と言う括りで見ると、同じ時期に、ソフィア・コッポラ監督が『マリー・アントワネット』をポップな映像と音楽で撮っているというのも、面白いですよね。

ストーリーの展開が難しく考える必要が全くないので、気軽に楽しめる時代劇エンターテインメントでした。(満足度:★★★、オススメ度:★★★☆)

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愛読書!「アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎」

Coinlockerこのミステリーは面白い!!

ずっーと以前に購入していて、漸く読んだのですが、もっと早くに読めば良かったです。

チョットおっちょこちょいな19歳の新大学生・椎名と長身でミステリアスな隣人・河崎が主役の現在と、河崎と元カノ・琴美とブータンからの留学生・ドルジの三角関係が語られる2年前が、交互に展開します。最初は良く分からなかったのですが、現在の謎は過去のパートにヒントが隠されていて、過去の謎は現在のパートで過去に起きた事実として語られていく構成になっていると気が付くと話は早いです。

僕は途中からこの2年間という時間に隠されたトリックを推測して読んでいったら、その通りだったのですが、心地よい騙され方で、良質な間違い探しをやっているようでした。

小説でしか出来ない非常に小説的な騙し方なので、映像化したら最初から嘘がバレてしまい不可能だなぁ、と思っていたのですが、初夏に濱田岳君と瑛太君のW主演で映画が公開されるそうです。「?」役で松田龍平君も出演。多分、現在と「現在を正とするための過去(映像)」と本当の過去という三重構造になるのだろうなぁ・・・。気になるので、是非是非観てみたいと思っております。

全編に流れるボブ・デュランの乾き、擦れた歌声が、行間から聴こえてくるような心地よいミステリーでした。

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愛読書!「無名/沢木耕太郎」

Mumei旅、サッカー、映画など、興味の対象が似ているので、読み始めた沢木耕太郎さんですが、この作品は突然の病に倒れた父親を見葬る息子の数ヶ月間を描いた闘病記です。

購入して半年以上、「本棚の肥やし」になっていましたが、読み始めたら一気に読めてしまいました。「老いた家族を看取る」というテーマが、年齢的に他人事ではなくなりつつあることも理由の一つでしょう。

このタイトル、無名な男の人生の軌跡という意味で付けられそうですが、沢木さんのお父さんの人生はすごくドラマティックなのです。お祖父さん(お父さんの父親)が一代で築いた会社の次男坊だったのに、終戦後に兄が事業に失敗、財産を失い、無職で、妻が一家を支えて三人の子供を育て上げたと言う、一合の酒と一冊の本を愛した大男。倒れる前にもっと話を聴いておけば良かったと後悔し、晩年に興じていたらしい俳句を一冊にまとめて私費出版する過程で、父親の人生と向き合うことになって行きます。

子供の頃から父親との会話が全て敬語で、我がままを言ったりしない一線を引いた関係に、「父子とはこういうものだ」と納得している点が一般的ではなく、興味を引きます。それが、長年の夢だった小説を書き始めた時に、主人公の少年が自分を騙した中年男を殺す予定で筆を進めていくと、どういう理由か父親殺しの展開になっていき、「そうか本当は自分は父親から解放されたかったのか」と気付いたというエピソードはドキッとしました。

我が家の父子も多くを語らないというか、恥ずかしいのもあるし、年取って怒りっぽくなってウザかったりもするのですが、若かった時の武勇伝とか、聞いてみたい気がしました。まぁ、沢木さんのお父さんのように、風流の分かる父親ではありませんけど・・・。

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愛読書!「ビューティフル・ネーム/鷺沢萠」

ここのところ、ずっと映画ネタが続いていたので、最近読んだ本を紹介しようと思います。

Beautifulname本日は、鷺沢萠さんの、自宅パソコンから発見された書きかけの小説も収録されている、遺作となる短編集。

この人の作品は割りと初期作品、僕もまだ大学生位の頃から読んでいたのですが、ある日、突然「取材で分かったんだけど、私のお祖母ちゃんって韓国人だったのよねぇ。そう言われてみれば、あの豪快さは今となっては納得できるわぁ」と公表します。それを契機に韓国に語学留学し、エッセイ『ケナリも花、サクラも花』や小説『君はこの国が好きか』など韓国人、しかも在日コリアンを主人公にした作品が増えていき、読む機会もグーンと増えたのでした。

この作品も、日本人らしい通名で私立の女子中学・高校時代を過ごした在日コリアン三世の崔奈蘭が主人公の『眼鏡越しの空』がメイン。本名で通したテニス部の先輩・白春純の潔さに憧れたり、奈蘭をコリアンと知らない親友が民族学校の女生徒が制服を切られるという事件に「あんな服を着ているのが悪い」と悪気なく言った一言に傷ついたり、といった青春時代と、少し大人になった現在が交互に描かれていきます。

「このタイトル、見たことあるなぁ」と思ったら、ドリカムの隠れ名曲のタイトルでした。いくつかの伏線が、歌詞に結びついていくための小道具だった、と気が付いた時は、「おぉ~、見事じゃん!!」と言う感じでした。

ラストに収められた未完の『春の居場所』も気になる作品。女子高生だった芽衣子のゼンコーへの淡い恋と失恋話があって、アメリカに留学し、向こうで結婚するのだけど、離婚をほのめかしたところで筆が止まっています。高校時代の恋話が割りと完成しているだけに、この後どんな展開を見せるのか、再びゼンコー君が登場するのか、知りたくても、知ることが出来ないのが、非常に残念です。『春の居場所』と言うタイトルは新潮社で付けたそうですが、映画化されるという噂も聞きました。どうなるのだろう・・・。

2歳違いの鷺沢さんには、もっと、もっと、共感できる作品を書いてもらいたかったなぁ。

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『蒼き狼』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Aoki僕が映画を観るようになったキッカケは、『ヤマト』や『ガンダム』と言ったアニメであり、薬師丸ひろ子・渡辺典子・原田知世の角川三人娘でした。
だから、映画人・角川春樹氏の復活は、「懲りずにまだやるかぁ」と言う部分と「やっぱりスゴイ」という部分が混ざった複雑な気分があります。
最近の日本映画はJホラーなどある程度のヒットは見込める、ハズレない作品選びをしていますが、この人は「当たればデカいが、外せば大赤字」という博打的なところにスケールがあって、さすがに日本映画のエポックメイキングな人物だと改めて思いました。

とにかくモンゴルの雄大な自然の中、CGなし3万人のエキストラが参加した人、人、人というシーンは圧巻。騎馬戦も、かつての『天と地と』で「赤と黒のスペクタクル」を連想させる、チンギス・ハーンの蒼と他の部族の黒や黄色の交わりが美しく、迫力がありました。

演技の面では、「なんで日本語なの?」という疑問がありますが、まぁ、それは置いておきまして・・・。苦悩の若き王・テムジン(チンギス・ハーン)を気張ることなく演じた反町隆史も良いのでしょうが、新妻時代から老齢まで演じた母親役の若村真由美さんの上手さが際立っていたような気がします。

監督が若手女性タレントを女優開眼させることで有名な澤井信一郎監督ということもあり、お腹から声が出ている菊川怜のこの作品への意気込みが伝わってきます。次の作品では大化けしていたりして・・・。若手演技派の息子役の松山ケンイチ君や少年時代のテムジン役の池松壮亮君は出番が少ないのが残念。もう少し見たかった。

後見役であり、強くなりすぎたテムジンと敵対することになるトオリル役の松方弘樹さんは重厚で格好良かったのですが、最後に斬られるシーンで見せる表情は歌舞伎や古臭い時代劇のようで、狙いだとは思うのですが、このシーンだけ浮いていたような気がします。祈祷師役の津川雅彦さんはメイクのせいでお兄さんの長門さんが出て来たのかと思いました。ワンシーンのみながらインパクトあります。

最後に主題歌のmink。ジャケでは顔を見せないR&B系ディーバですが、彼女の声からはα波が出ているそうで、声だけで癒されるそうです。(平井堅が出て来た時も似たようなことを言っていた。)最近は顔写真も公表し、意外にも(失礼!?)美人であることが判明。観終わったその足で、近くのHMVへ行き、購入してしまいました。

前作の「大和」同様、見て損のない日本映画だと思います。(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★★)

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『ゴーストライダー』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Gohstニコラス・ケイジとモト冬樹が似てるって、誰が言ったのでしょうか?
一瞬「エッ」と思いますが、結構、笑えました。

ニコラス主演のアメコミ・ヒーロー物。ちょっと贅沢すぎる気がしたのですが、映画には映せなかったらしいのですがタトゥを入れる程、ニコラスの大好きな漫画らしいですね。悪魔と取引をするという、ある意味ダーティな面のあるヒーローですが、少し哀愁感の漂う顔付きのニコラスにマッチしているような気もしました。
(その反面、少年時代を演じた若手でそのまま突っ走っても良かったのではないかな、とも思ったりもしました。)

父親の病気を治すために魔王・メフィストに魂を売ったスタントライダー・ジョニー。どんな危険な事故もケガ一つないのは、やがて来る自らの危機に協力させるためのメフィストに守られていたのか?そして、恋人・ロクセーヌと共に悪魔達の勢力争いに巻き込まれていく。

アクション映画としては、かなりの出来なのかもしれませんが、燃えるドクロ顔の男がバイクに乗ってビルを垂直に昇っていったりするのは非常にマンガ的な描写で笑えるのですが、それを大マジメにやっているのが更に笑えてしまいました。フィギュアとかは、ウケるかもしれませんね。

そこで、アクション映画と言うよりも、物語を不器用なジョニーと積極的なロクセーヌとのすれ違いや「守ってあげたい」というシンプルなラブストーリーと思って観ることにしました。
ロクセーヌ役のエヴァ・メンデスは、ウィル・スミスの『最後の恋のはじめ方』に出ていましたが、ラテン系の美人ですよね。かなり好きな顔です。前作同様に少し強気な性格という役どころもピッタシでした。

それから、メフィスト役のピーター・フォンダも懐かしかったですね。『だいじょうぶ、マイ・フレンド』の時、まだ小学生だったからなぁ・・・。トシちゃんのバックダンサーだった“のおちん”(乃生佳之さん、蕎麦屋の若旦那兼現役ダンサー)が出ていたんですよね。

『スーパーマン』、『スパイダーマン』、『Xメン』位しか知らないアメコミですが、まだまだ隠し種があるのでしょうか。楽しみのような、ついていけないような・・・。(満足度:★★★、オススメ度:★★★)

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『パフューム』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Perfume昨秋の東京国際映画祭、東京シネフェスと大きなイベントの正式招待作品として何度も上映されていたけど、敢えて一般公開を待っていた作品です。

原作は欧米で話題騒然となったそうですが、毎度のことながら読んでいません。展開としては、殺人の過程などは定番通りに進みますが、ラストのオチだけは想像を超えていました。やはりスゴイと言うよりないのでしょうね。

「18世紀のフランスは悪臭が強く、香水の文化が花開いた」というオープニングに、まず「へぇ」と言う感じ。しかし、掃き溜めのような魚市場でグルヌイユが産まれ、捨てようとした母親が絞首刑になり、預けられた孤児院でも子供達に殺されそうになり、という展開は驚かされる。映像的にも暗くて、少々グロテスクかもしれません。

その後、孤児院のマダム、皮なめしの師匠、香水店のオーナー調香士と、グルヌイユで一儲けを企てた大人たちの末路が母親と似ているのが何かを象徴している。ダスティン・ホフマンがこんな役でいいの?という情けなさは必見と言って良いかも。

とにかく主演のベン・ウィショーの病的な程の怪演が見どころ。上半身裸のシーンが多いのだけど、すっごい痩せていて、ある意味ストイックな感じがして、丸坊主全裸なのに処女のままの美少女という猟奇的な連続殺人事件の犯人には合っていたような気がします。(褒めているのだろうか?)

ダスティン・ホフマンの講釈に「香水作りには、ヘッド、ハート、ベースそれぞれ4種、全部で12の香料に、たった一つの特別な香料を加えると不思議な香水が出来るが、最後の一つが分からない」と言うようなのがあるのだけど、それが連続殺人に発展していくなんて、結局、彼は理解していたのか、理解していなかったのか?

そして、その不思議な香水の持つパワーとは?処刑の瞬間を見に来た群衆達が嗅ぎ、そして巻き込まれる不思議な体験はもう唖然の一言。ある意味ファンタジーはファンタジーと言って良いのでしょう。

「ダーティなのもOK!!」な方にはオススメかな。(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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『パリ、ジュテーム』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Parisパリって絵になりますね。

フランス国内にこだわらず世界中から映画監督、俳優が結集し、完成した18本のショートムービー。持ち時間5分の中で、起承転結を描ききる方もいれば、街中で起きた5分間をそのまま切り取った方、出逢いだけ見せて「この先二人はどうなるの?」と言うの作品もあり、それぞれの持ち味が活きていて新鮮でした。

日本からは諏訪敦彦監督が参加。幼くして亡くなった少年と母親の心のつながりを描いた哀しくも愛情にあふれた物語。日本人にも理解しやすい幻想的な物語で、Jホラーとはまた違うのだけど、ヨーロッパの風景で描くとこうなるのだなぁ、と思ったのでした。

ナタリー・ポートマン主演の『フォーブル・サン・ドニ』は、女優と盲目の学生の恋物語。二人の出逢いは彼女が芝居の稽古をしていているところに、目が見えない彼が本当の事件だと思って声をかけたことでした。ストップモーションとか絵的な手法も印象的ですが、リフレインとも言える脚本には引っ掛けられましたし、とにかくナタリー・ポートマンがいつになく可愛かったです。

イライジャ・ウッドは、バックパッカーの青年とヴァンパイアの出逢いの話。まず「どうして吸血鬼なの?」と驚きますが、モノクロの映像が夜のパリの風景をより美しく際立たせ、そこに広がっていく真っ赤な血が印象的でした。「人間と異形の物との種族を超えた究極の愛」を描くことで「国や文化、宗教を越えた相互理解」みたいなのがテーマだったのかな、と思ったのですが、最後の18話目が終わった後のエンディングに種明かしが・・・。やられたって感じでした。

『あなたになら言える秘密のこと』のイサベル・コイシェ監督の妻に離婚を切り出そうとした男が妻に2度目の恋に落ちる物語も印象的。いわゆる病気物なのですが、この監督の作風はやはり好きなタイプだなぁ、と再確認しました。

3話目の『マレ地区』は、『グット・ウィル・ハンティング』のガス・ヴァン・サント監督によるイケメン男子二人のソウルメイトにまつわる話も非常に印象的でした。
物語とは全然関係ないのですが、大学時代に同じ学部の同期に、TVや雑誌に良く出ていたゲイの子がいて、卒業する時に「私、パリでデザイナーになるの。」と言っていて、何も知らずに「やっぱ、ファッションの修行と言えばパリだよなぁ。」と納得していたら、別の友達が「あんなのウソ。パリはゲイの本場らしいぜ。」と教えてもらったのを思い出しました。その後、奴はどうしているのだろう?

とにかく1度パリに行って、その美しい街角の一つ一つを、自分の目で確かめてみたいと思う映画でした。(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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『素敵な夜、ボクにください』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Suteki“青森”、“カーリング”、“韓流スター”。
映画は瞬発力のある媒体ではないから、その時のトレンドな題材を選ぶのは難しいと思うのですが、どう考えても、旬の過ぎた素材と言わざるを得ないと思います。

観る前は「絶対に下らない」と思っていた(なら、観なければ良いのだが)のだけど、展開が定番通りで安心して観られるし、なかなか捨て難いラブコメに仕上がっているんじゃないでしょうか。

まず、吹石一恵さんのコメディアンヌぶりは評価したいと思いました。2時間サスペンスで死体役しかもらえない売れない女優。気の強さと「ジュリア・ロバーツみたいな大女優になりたい」という大きな夢を持つ、ちょっとわがままで、絶えず周囲を騒動に巻き込むけど、みんなに愛されるキャラクターを思いっきりはじけて演じていました。

対する韓流スターのキム・スンウ氏も、選手としては天才だが、協調性がなく、韓国代表チームをクビになるカーリング選手を不貞腐れて情けなかったり、好きな女性のために格好良くもなったりと演じていて、彼目当てのオバ様方にはたまらないのでしょうね。因みに、韓国トップスターとの二役で、こちらではヨン様ポーズをパロディ化していて笑えました。

個人的には主演の二人より助演陣に注目してしまいました。妹役の関めぐみさんは、やれば出来る子なのにやる気のない現代っ子にきちんと見えました。数学が得意な女の子という設定ですが、カーリングはどっちかと言うと物理学ですね。どっちにしろ理数系の女の子です。
『バッシング』で注目された占部房子さんは、何事にも自信の持てない、いじいじした女性を見事に演じていました。ドラマの独学だけであれだけ韓国語会話が出来るのはスゴイですよね。でも、脚本が「ネイティブ二人との会話を聞くと、何処かが違う」ことが分かる仕組みにもなっていて、DVDが出たら語学の教材にすると良いかもなぁ。
小劇団出身の枝元萌さんは、本当に青森港の市場で、赤ん坊を背負って働いていそう。仲間に裏切られても「良いとこ、いっぱい知っているからいいべさぁ」と許してしまう温かさが画面からにじみ出ていました。
それから、日韓バイリンガルだと言う飛坂光輝君は、韓国人留学生役なのでたどたどしい日本語を話さなければいけないのだけど、ある意味で物語の推進力的な役だけに意味不明になってもダメなので、難度の高いバランス感覚が要求されいて大変そうでした。彼のこれまでの出演作を見ると『夜を賭けて』、『血と骨』、『亡国のイージス』とやはり朝鮮半島関係の作品が多いのですね。どんなシーンに出ているのか、DVDでチェックしてみようと思います。

物語は主人公二人の後日談(これが結構ニヤリとさせられます)で終わるのですが、妹や留学生のパク君、幼なじみ達がどうなったのか、見てみたいな、と思ったのでした。(満足度:★★★、オススメ度:★★★)

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『ボビー』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Bobby1六本木ヒルズでディスプレイを見た時に、出演者の余りの豪華さに「観たい!」と思いました。アンソニー・ホプキンス、シャロン・ストーン、イライジャ・ウッド、マーティン・シーン、リンジー・ローハン、デミ・ムーア、アシュトン・カッチャー、往年の大物歌手ハリー・ベラフォンテ、そして俳優出身のエミリオ・エステヴェス監督自身も出演しています。

“ボビー”の愛称で親しまれたロバート・F・ケネディ大統領候補の暗殺事件が発生した1968年6月5日。まさに、その日にLA・アンバサダーホテルにいた従業員、選挙支援者、宿泊者たち、それぞれの1日を追いかけます。

人種差別、ドラッグ、失業、兵役回避、うつ病、不倫・・・それぞれが抱える問題は色々で、主要キャストだけで20人以上が入れ替わり立ち代りで展開していくと、さすがに散漫な印象があり、キャラクターやストーリーの掘り下げ方が浅く、大味感はなきにしもあらずなのですが、誰かに共感できれば、楽しめるのではないかなと思います。バラバラに展開する物語が、ラスト10分に一気に終結すると「おぉ、なるほどぉ」と思える作りにはなっています。

個人的には歴史的記録の掛かったドジャースの試合を観に行くはずが、ダブルシフトを言い渡されるメキシコ系従業員のホセと厨房の人たちの会話当時の人種差別とか、メジャーリーグ等の文化が語られます、が興味を引きました。ホセを演じたフレディ・ロドリゲスは、『夢駆けるドリーマー』の調教師見習いなど最近良く見かけますね。

イライジャ・ウッドは、主役級のキャストのトリで出てくるのですが、役どころとしては「アレ、アレ、アレッ!?」って感じです。リンジー・ローハンが演じる同級生と、結婚証明書のためだけに結婚式を挙げるという役なのですが、「女の子が嘘でも愛していない男のために挙式なんてするかよ」と、女心に気付いていないのか、鈍感ぶりが少しダメだったかな。また、ドラッグの売人のヒッピー役のアシュトン・カッチャーは、基本的にストーリーに全く関係ない(とは言え、世相を表現するにはポイントになっている)シーンばかりで、奥方のデミ・ムーアとの絡みがあれば、もっと話題になったかもしれませんね。

アンソニー・ホプキンスとハリー・ベラフォンテは、ロビーを社交場にしている元・ホテルマンで、事件には巻き込まれることはないのですが、「古き良き時代の象徴」という感じと言えば良いのでしょうか。
最後の一番おいしい所をアンソニー・ホプキンスが持っていくのは仕方のないところでしょうね。(彼はこの作品のプロデューサーでもあります。)

肝心のロバート・F・ケネディ氏は、昔のニュース映像が要所要所に登場するだけで、俳優が演じるということをしていません。それでも、とにかく分かったのは、アメリカ人がボビーをどれだけ愛し、未来の希望の象徴であったか、ということです。
当時は泥沼化するベトナム戦争の真っ最中で、今はイスラム過激派への「正義と言う名の報復」が行われています。「時代を変えなければ」という共通する想いに、「今、どうしても作らなければならなかった」という作者の熱意は分かるような気がしました。(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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『不機嫌な男たち』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Possibleもう2年前になるのかな、東京国際映画祭でアジア映画賞を受賞した作品です。スケジュール的に観に行けていなくて、インディーズ作品だから無理なのかなと思っていたら、アートシネマショーケースとして観ることが出来ました。

東京国際の時は原題の『可能なる変化たち』というタイトルでしたが、個人的には原題の方が好きだし、作品にしっくりくるような気がしました。

30代の幼なじみの二人がアバンチュールを求める旅行の機内から物語は始まります。小説家になるために会社を辞めた妻子あるムノと、脳の病気で片方の左半身に障害が残っているが性欲だけは強い独身のジョンギュ。食堂でナンパした女性との3Pから始まり、その後はそれぞれの恋愛が語られます。

ムノは独身だと偽りネットで知り合った女性と待ち合わせ、成り行きで関係を持ってしまう。女も女で上司と不倫の関係にありながら、会社一のモテ男と婚約し、アメリカ留学予定。ジュンギュは既婚者と偽り、検事と結婚した初恋の大学講師に猛アタックをかけるが、実は会社の同僚に中絶手術をさせるための金策に走っている。

「不倫」とか「純愛」という目新しさのないテーマを、性的描写を惜しげなく見せる直接的な表現が、韓流とは一線を引くアート系ということなのでしょうか。セックスシーンだけだったら、これまでにももっと過激で衝撃的な作品はいくらでもあり、インパクトは弱いと思いました。

それよりも韓国人男性の幼稚だったり、見栄っ張りだったりするところや、女性の打算的なところとかが面白いと思いましたが、自分の感性には何か引っ掛かって来ませんでした。何処からともなく現れる黒い服の男も、何者だか良く分からないし・・・。

観終わってから、パンフレットを読んだのですが、「不倫という日常」と「あったかもしれないもう一つの未来」というようなことが書かれていて、画面の色調がそれぞれ違うというのです。なるほど、そう言われればそうだなぁ・・・と。

オープニングとエンディングの雲のアップ。遠くから見ると少しずつにしか変化していないけれど、これだけアップで映されると絶え間なく変化しているのが分かります。

観終わった後から感慨深いものがあるのですが、アジア映画賞を受賞した年の東京国際で次点となったチェ・ミンシク主演の『花咲く春が来れば』の方がやっぱり好きだなぁ。なかなか観られる種類の作品ではない点は評価します。(満足度:★★★、オススメ度:★★☆)

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『グアンタナモ、僕達が見た真実』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Guan社会派映画が続きます。この作品は予告編とかは観ていなくて、チラシ位しか情報がなかったのですが、絶対に観たい、と思った作品でした。

僕も何度か経験があるのですが、アメリカ人は黄色人種のアジア人を見るととりあえず「Are you Chinese?」と聞いてきます。9・11事件以降、イスラム系、アラブ系の人達はみんなテロリスト扱いされると聞きますし、近年では様々な映画作品でも取り上げられるネタとなっています。この映画はそれがネタでなく、シャレにもならない実話をベースとして制作されています。

お見合い結婚のためにパキスタンに滞在していたパキスタン系イギリス人の青年アシフが、好奇心と少しの正義感・使命感から、交戦状態に入った隣国アフガニスタンに友人達を踏み入れると、空爆に巻き込まれ、英語が話せるということで国際テロリストと間違えられて、キューバの米軍基地・グアンタナモに2年以上も収容されることになってしまいます。

隣国で戦争が起きているなんて信じられない位のどかなパキスタンの風景。国境を越えると暫くして空爆が始まります。若者達の行動を無謀だとか、あり得ないと言うのは簡単かもしれませんが、自分もどちらかと言うと興味津々の「ツツオ君」なので「ちょっと見てみたいな」という気持ちは分からなくもないかな、と思いました。

色々な見方があると思いますし、グアンタナモでの2年間よりもアフガンでの数週間の方が印象に残ってしまうのですが、汚い手口で陥れようとする強者(アメリカ軍)に屈せず、友情を信じ、強くあろうとした3人の若者の成長記として観るのが一番しっくりくる見方ではないでしょうか。

「テロ追放という正義の名の下の殺戮」と言うと少し言いすぎになるのかもしれませんが、アメリカ軍人がイギリス政府の役人と偽り、彼らに供述を迫るというエピソードも飛び出し、何が正義で、悪なのか分からなくなってきてしまいます。

ただ、モデルとなった3人の青年本人へのインタビューと、無名の新人俳優によるドラマが交互に入ってくるのですが、似ている俳優を探してきたと言うものの、頭の整理がつかず、少しゴッチャになってしまったのが残念でした。(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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『輝く夜明けに向って』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Yoakeティム・ロビンスの出演作が続いてしまったのは、『あなたになら言える・・・』を観た直後にこの作品のポスターを見てしまったからでした。もっと早くに観ておけば良かったと反省しています。

1980年代の南アフリカのアパルトヘイトによる黒人差別の問題を実話をベースに描いた社会派映画。ティム・ロビンスは家族を愛する優しさと、政策の間違いに気付きながらも、人権を無視した方法で黒人を拷問しなければならない二面性を持った白人男性を演じています。ラストのアパルトヘイト終結後の抜け殻状態になった時の風情まで含めて、やはり上手いです。

主人公のパトリックは黒人でありながら、若くして富を築き、会社でも現場監督という地位を得て、愛人を囲うという生活を送っています。政治活動とは無縁の存在ですが、タイミングが悪く、製油所爆破犯に仕立てられ、拷問を受けます。自分への拷問には耐えるのですが、家族にまで手が及んだ時に我慢できずに罪を認めますが、供述と現場に矛盾があり、逆に無実が証明され、釈放されます。しかし、愛人問題で美人で明るい妻の嫉妬心から夫婦の関係がこじれ、反政府運動に加担していくことになります。参加の理由が政治的な信念ではなく、家庭の問題というところがリアルかな、と思いました。

拷問とかテロとか過激がシーンが続きます。暴力が暴力を産むという「暴力の連鎖」への問題提起と言えますが、この作品のテーマをより分かりやすい言葉で言えば「許すこと」だと思います。夫婦が互いの不実に対して、時が経てば許し合えるように、互いを許し、認め合うことが出来れば、暴力の連鎖は産まれないないのではないか、と。まぁ、分かってはいるけど、それが出来ないから、今も国家レベルの挑発はなくならないのですが。

前半から活動に参加するまでは、登場人物たちの心情を丁寧に描いているのですが、逮捕・収監され、恩赦で解放されるまでの数年間はモノローグだけで終わってしまいます。活動中の疑問とか葛藤、収監中の心の動き、「許すこと」に至る道程が示されていたら、もっと良かったと思いますので、その点では非常に残念です。

最後にモデルとなった男性の現代が映し出されますが、難しいことを乗り越えたようには見えない、非常に明るいどこにでもいるような普通のオッサンでした。まぁ、希望を感じられるエンディングになっていると言えますが・・・。

たまには正義とか、テロとか、マジメに考えるきっかけとしては、良い作品なのではないでしょうか。(満足度:★★★★、オススメ度:★★★☆)

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