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『不機嫌な男たち』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Possibleもう2年前になるのかな、東京国際映画祭でアジア映画賞を受賞した作品です。スケジュール的に観に行けていなくて、インディーズ作品だから無理なのかなと思っていたら、アートシネマショーケースとして観ることが出来ました。

東京国際の時は原題の『可能なる変化たち』というタイトルでしたが、個人的には原題の方が好きだし、作品にしっくりくるような気がしました。

30代の幼なじみの二人がアバンチュールを求める旅行の機内から物語は始まります。小説家になるために会社を辞めた妻子あるムノと、脳の病気で片方の左半身に障害が残っているが性欲だけは強い独身のジョンギュ。食堂でナンパした女性との3Pから始まり、その後はそれぞれの恋愛が語られます。

ムノは独身だと偽りネットで知り合った女性と待ち合わせ、成り行きで関係を持ってしまう。女も女で上司と不倫の関係にありながら、会社一のモテ男と婚約し、アメリカ留学予定。ジュンギュは既婚者と偽り、検事と結婚した初恋の大学講師に猛アタックをかけるが、実は会社の同僚に中絶手術をさせるための金策に走っている。

「不倫」とか「純愛」という目新しさのないテーマを、性的描写を惜しげなく見せる直接的な表現が、韓流とは一線を引くアート系ということなのでしょうか。セックスシーンだけだったら、これまでにももっと過激で衝撃的な作品はいくらでもあり、インパクトは弱いと思いました。

それよりも韓国人男性の幼稚だったり、見栄っ張りだったりするところや、女性の打算的なところとかが面白いと思いましたが、自分の感性には何か引っ掛かって来ませんでした。何処からともなく現れる黒い服の男も、何者だか良く分からないし・・・。

観終わってから、パンフレットを読んだのですが、「不倫という日常」と「あったかもしれないもう一つの未来」というようなことが書かれていて、画面の色調がそれぞれ違うというのです。なるほど、そう言われればそうだなぁ・・・と。

オープニングとエンディングの雲のアップ。遠くから見ると少しずつにしか変化していないけれど、これだけアップで映されると絶え間なく変化しているのが分かります。

観終わった後から感慨深いものがあるのですが、アジア映画賞を受賞した年の東京国際で次点となったチェ・ミンシク主演の『花咲く春が来れば』の方がやっぱり好きだなぁ。なかなか観られる種類の作品ではない点は評価します。(満足度:★★★、オススメ度:★★☆)

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