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『となり町戦争』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

Tonarimachi静かな小さな田舎町が近隣の町に宣戦布告して、そこに住む町民たちには“見えない”戦闘が繰り返されている。そんなあり得ないシュチュエーションが話題を読んだ三崎亜記さんの“サプライズ小説”が映画化されました。

原作は映画化が決まった頃に買っていて、主演は江口洋介さんと原田知世さんと分かっていたので、二人を想像しながら読んでいました。

町役場の戦争推進室の香西さんは、業務に生真面目でクールな感じが原田さんをイメージしやすく、逆に平凡で自主性のない“僕”こと北原さんは、江口さんに結びつかなかったので、どんな感じになるのかなぁと期待しながら、観ました。

北原さんは江口さんに合わせて、活発さ(野球好き)と感情表現が豊かなキャラクターに修正されていました。個人的には江口洋介にはチョット情けない男性よりアツイ男を演じ続けて欲しいのだけどなぁ。原田さんはほぼイメージ通りでしたが、原作のキャラは真面目な人が真面目に事を進める可笑しさみたいなものがあったのですが、目線で指示するところとか、やや狙い過ぎの感があったのかなぁ。

セリフの中に「戦争の音や光、気配を感じて」というのがあるのですが、文章の表現だと、「感じられない」と言いつつ、それを想像することが出来るのだけど、映像にしてしまうと「感じられない」訳にはいかないから、その点は苦心しているなぁ、と思いました。

その代わり「自分に関係ないと思っている人も、実は気付かない内に戦争に加担している」というのは十二分に伝わってくる展開になっていました。その点で、瑛太君演じる若者の役どころは、原作では結構サプライズなのですが、割と早い段階で面が割れるのだけど、なるほどね、と思いました。

映画全体が僕の期待していたよりコメディ寄りでしたが、身近なところで起きる見えてこない戦争に意外な恐怖感が味わえるかもしれません。(満足度:★★★☆、オススメ度:★★★)

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受信: 2007年2月16日 (金) 00時12分

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