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『墨攻』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

話題の新宿バルト9へ行って来ました。この映画は新宿ミラノ1のでっかいスクリーンで観た方が気持ち良いような気もしたのですが、新しいもの好きの血が騒いでしまいました。

エレベーターで9階に着いた瞬間に、ロビーの作りが目茶苦茶キレイなので、まずビックリ!スクリーン自体は他のシネコンと余り変わらないかなと思いましたが、9階のロビーは、スペース的にはもう1スクリーン出来るんじゃない?って位の余裕があって、吹き抜けを10階の喫茶室から見下ろせるのも贅沢ですね。

Andyさて、映画の方ですが、原作が日本のコミックで、香港人監督が、香港、中国、台湾、韓国の俳優と、香港、中国、韓国、日本のスタッフが組んだと言うアジア合作による歴史アクション。合作っぽくない仕上がりなのは、同じ中国文化の影響を受けた国・地域によるものだというのもありますし、最近の各国の映画事情として歴史物が強いということで、ハズレているはずがありません。

10万の軍勢との闘いに、1人で乗り込んで来る墨者を演じるアンディ・ラウは、単なる戦術家としてだけではなく、闘い自体に疑問を感じ、悩む姿を見事に演じています。ここ最近の俳優業の集大成という感じでしょうか。見事にハマっていました。

Ahnそして、敵役となる大国・趙の代償軍に韓国の名優アン・ソンギが扮し、「敗軍の将」っぷりも格好良い。感情を込めるために撮影時はセリフをハングル読みに代えて、後で北京語でアフレコし直したそうで、合作にありがちな違和感が全くありません。(中国公開版は中国声優の声だそうです。)

それに対して、墨家に助けを請うた小国・梁の王と官僚達。趙軍が撤退したら謀反だとか言って墨者を追い出そうとするのはストーリー的に理解するのですが、軍隊や民衆が闘っているのに、普通に宴のように食事を取っている様子には閉口してしまいました。だからこそ、主役の二人の格好良さが引き立つのですが。

墨家思想(“非攻”とか“兼愛”とか)は理解するには易しい哲学ではないと思いますが、作品の持つ“反戦”というテーマは非常に分かりやすく描けているのではないかと思います。(満足度:★★★★、オススメ度:★★★★)

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映画「墨攻」を観ました。墨家とは、中国戦国時代に墨子によって興った思想家集団であり、「兼愛」「非攻」を説く。殺戮などの悲惨さを非難し、他国への侵攻を否定するが、防衛のための戦争は否定しない。墨家は守城のための技術を磨き、他国に侵攻された城の防衛に自ら参...... [続きを読む]

受信: 2007年2月17日 (土) 18時56分

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