« 大学ラグビー!! 大学選手権準決勝 | トップページ | トップリーグ第12節!サントリーvs東芝@味の素スタジアム »

オススメ映画を紹介します(1月・1)

年末から年始にかけて観た、単館系の正月映画を紹介します。「家族」をテーマにした作品が多いのが、今年の特徴かな。

Sharot○シャーロットからのおくりもの・・・年末までに使わなければいけないチケットがあり、観られる作品から選んだのですが、やはり家族向けだと思いますし、世界的に有名な作品だけに外国人の家族も多かったように思います。

平凡な田舎町で起きる少女と動物たちの心の交流がもたらした奇跡の物語です。映像的には極力CGを使わずに動物達に演技させているところがスゴイと思いました。

動物の言葉を解する少女役のダコタ・ファニングが、動物と話すことが楽しいという子供から、動物達と協力することで社会性を身につけ、最後には少年に恋して巣立っていく少女への変化を自然に演じていて印象に残りました。今年は彼女もティーンエイジに突入しますが、子役ではない役柄にも挑戦していくのは楽しみですね。(☆☆☆)

Squid_whele○イカとクジラ・・・80年代のアメリカ・ブルックリン。16歳と12歳の兄弟が直面する、かつての人気作家でスランプ気味の父と新進作家として注目されている母親が離婚の物語。

自意識過剰気味な父派の兄、俗的なものを好む母派の弟に分かれていくのですが、家族崩壊の中で、昔は母親のことを好きだったな、と思い出したり、大人も自分達と同じ不安定な人間なんだな、と悟るのだけれど、そんなメッセージを声高に伝えるでなく、皮肉の利いたセリフと共にサラッと伝える脚本が見事です。

兄が盗作した詩がコンクールで優勝してしまったり、弟が学校の図書館で問題を引き起こしたりと、思春期の不安定さを表現しています。特に弟役の子役はフィービー・ケイツの息子だとか。ちょっと注目です。(☆☆☆☆)

Little○リトル・ミス・サンシャイン・・・こちらも崩壊した家族がポンコツ・バスでの旅行を通して再生していく物語。東京国際映画祭で、観客賞、監督賞、主演女優賞を受賞した話題作。

登場人物たちが全員、自分が「負け犬」であることに気が付いていないところがおかしく、娘の美少女コンテストの会場を目指すバスの旅もトラブル続き。途中、笑えない(どちらかという悲しい)事件もあるのですが、そこも笑いに変えてしまう脚本が面白い。特に、ミスコン会場で見せる家族の行動は痛快です。

アメリカのインディペンデント系から出現したヒット作ですが、数年前にメジャー系での映画化が企画されたそう。主演はジム・キャリー、トム・ハンクス、ロビン・ウィリアムスが検討されていたそうなのですが、そうなると彼らに合わせて脚本が書き換えられていたでしょう。そうならずに良かった、と思える仕上がりです。

女優賞を受賞した末娘役のアビゲイル・ブレスリンのこまっしゃくれていない少女らしい自然なかわいらしさ、失恋して自殺未遂をして大学教授を失職したゲイの義兄役のスティーヴ・カレルの「負け犬」っぷりからの微妙な変化が注目と思います。(☆☆☆☆)

Sakaike○酒井家のしあわせ・・・この作品は秋に釜山映画祭で上映していて、その後の日本の映画祭では取り上げられていなかったので、非常に気になっていた作品です。こちらも崩壊した家族が再生する物語なのですが、淡々としていて、滑稽で可笑しくもあり、ホロッとさせながらも、次の瞬間には笑いに転じるというユーモア感覚が抜群な脚本でした。大林宣彦監督の事務所で働いていた呉美保さんの脚本&長編初監督作品。

中学2年生の次雄は、母親と母親の再婚相手の継父、父親違いの妹の4人暮らし。中学生になり、複雑な家庭事情をウザク感じてきている。そんな時、突然に父親が「好きな人が出来た」と言って、家を飛び出してしまう。しかも、その相手と言うのは男性だと言う。怒りよりもあきれて物を言えなくなる次雄だったが、村祭りで見かけた父の姿に、何かを隠していると感じて、真相を探り始める。

前夫を事故で亡くした母親を芸人の友近が演じていますが、関西(舞台は三重県)のオバちゃんをコントではなく自然に演じています。また、両親を早くになくし、他人の愛し方を知らない継父をユースケ・サンタマリアが飄々と演じています。

でも、ここでは主演の次雄役の森田直幸君に注目。『女王の教室SP』で頭の切れるいじめっ子を演じていた時は大人びた小学生だなぁ、と思いましたが、この作品では子供っぽい中学生だなと思いました。多分、それは狙い通りなのだと思います。多分、もう少しはっちゃけた感じの子だと思うのですが、抑えて抑えて演じていて、それが思春期の違和感だったりを表現するためだったのではないかと思いました。

音楽を山崎まさよしが担当していて、サントラ欲しい、と思いました。(☆☆☆☆)

|

« 大学ラグビー!! 大学選手権準決勝 | トップページ | トップリーグ第12節!サントリーvs東芝@味の素スタジアム »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/83452/4795206

この記事へのトラックバック一覧です: オススメ映画を紹介します(1月・1) :

» 07ミス日本グランプリは萩美香さん(大学院生) [流行通信★ハヤリものはコレだ!情報市場]
藤原紀香らを輩出した「第39回2007年度ミス日本グランプリ」決定コンテストで立教大大学院法学研究科、萩美香さん(23)が応募総数2432人からグランプリを獲得したらしい。 1メートル67、B84W56H88の長身美人。 コンテストに向け61センチだったウエストを絞ったという苦労が報われた。(大変だなぁ、こんなことのために)  男性のタイプは「優しくて手がきれいな人」だが、現在は地元の彼氏... [続きを読む]

受信: 2007年1月25日 (木) 11時58分

« 大学ラグビー!! 大学選手権準決勝 | トップページ | トップリーグ第12節!サントリーvs東芝@味の素スタジアム »