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シネマート・シネマ・フェスティバル in 新宿(第3&4日)

3日目(11日)と4日目(12日)に観た作品です。

○血も涙もなく・・・リュ・スンワン監督の2002年に公開された作品。先日のフィルメックスで「どうして男が主役の映画ばかり撮るの」と質問されて、「女性が主役の作品もありますよ」と話していた作品です。チョン・ドヨンとイ・ヘヨンが、これでもかって位に殴り殴られるシーンの連続で、イメージを覆しつつも、内容的にはいつもとあんまり変わらないのかもしれないなぁ。

元腕利きの金庫荒しで今はタクシー運転手のギョンソンは、元旦那の借金を背負わされて、暴力団に追われている。元ラウンドガールで歌手を夢見るスジンは、ドメスティック・バイオレンスを受けながらも暴力的な男との縁を切れずにいる。そんな2人が出会い、もう一度人生と戦う決意をする。賭博場、金貸し、クラブのボーイ達も巻き込み、大金をめぐる大事件が勃発する。

作品としては『アラハン』の前だと思うのですが、アクションシーンには、そこにつながる原型みたいなものが見えますし、暴力とカーチェイスは痛々しくも、爽快さもあって、不思議な感覚になりました。

まだ新人だった弟リュ・スンボムが、DV男にいじめられていたボーイ役で大金を狙います。初々しいながらも、既にあの鋭い目つきは完成していました。

○フェイス・・・シン・ヒョンジュン主演のホラー風ミステリー。2004年の公開作品で、「全くのノーマークでしたが、もしかすると掘り出し物かも」と期待したのですが、ホラー色は無理に入れなくても良かったかな、と思います。当時は韓国ホラーの大ブームでしたからね・・・。

法医学研究所で復顔(頭蓋骨から顔を復元する)の第一人者として有名なヒョンミンは、心臓移植をした娘の看病のために、仕事を辞職するつもりだったが、上司に辞表を受理されず、長期休暇を取ることになる。娘の心臓発作も収まらず、さらに幻覚や幻聴がヒョンミンを襲うようになっていた。ある日、後輩のソニョンが連続猟奇殺人事件の4番目の犠牲者の遺骨を持って、自宅兼作業場にやって来た。始めは「もう仕事はしない」と断るヒョンミンだったが、娘が移植した心臓提供者と連続殺人事件の被害者達に接点があることが分かって来て、復顔作業を始めるのだった。遺体は誰なのか、連続殺人犯は誰なのか。

物語の前半で大体のストーリーは読めてしまいました。だから、「そういう設定ならば、どうして主人公親子を驚かすような行為をするのだろう」という疑問が浮かんできて、気になってしまいました。TVモニタにもきちんと映っていたので、「もしかして勘違いなのかなぁ・・・」とも思ったのですが、間違いはなかったのですが・・・。

それでも、シン・ヒョンジュンは娘を思う父親像を熱演していて、法医学医の卵役のソン・ユンアの哀しみを秘めた表情と共に、楽しめはしましたが・・・。

明日はハン・ソッキュ主演の朴大統領暗殺事件を扱った問題作ですので、期待大です。

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