« ラグビーW杯アジア最終予選壮行試合「日本vsオーストラリア首相XV」 | トップページ | 『ユア・マイ・サンシャイン』鑑賞(オススメ映画を紹介します) »

オススメ映画を紹介します(11月・2)

Tegami○手紙・・・東野圭吾の小説って絶対に厚いので、買うの躊躇してしまって読んでないのですよね。『白夜行』も、この『手紙』も内容は知っていても、詳細は映像になって初めて知る訳です。過度の期待をしていなかったこともありますが、結構良かったですよ。杉浦直樹さんのシーンとラストの玉鉄の号泣シーンは、グッときました。

テーマとしては重いですよね。殺人犯の家族として差別を受け続けることになる弟と、刑務所にいる兄の手紙のやり取り。芸人になる夢も、令嬢との結婚も、就職先での配属も諦めなければならない弟のやり切れない思いが伝わってきます。兄にとっては罪を償うための手紙も、弟にとっては苦しめる道具でしかない。兄の犯した罪は、単に「現金を盗んだ」とか「金持ちの老婆を刺し殺した」ということだけでなく、学年トップの成績だった弟の将来を奪ってしまったことも含まれていて、そこまでを考えて行動しなければならない、「刑期を終えたら、ハイ、それまで」では決してないのだと、考えさせられました。

また、「差別は良くない」と言うのではなく、「差別は当然」という立場で、「そこから逃げるのではなく、強く生きていかなくちゃいけないんだ」ということがテーマになっています。そして、「君は決して一人ではない、周りには理解者がいるはず」と語りかけます。

山田君も、玉鉄も良いけど、沢尻エリカさんが良かったですね。大阪弁なのは別にして、こんな演技もできるんだ、って関心しました。明るく元気だけど、家族離散を経験している悲しみを持っていて、好きな人に恋人が出来た時の寂しそうな風情や、それでも彼を支え続ける健気さ、妻/母親になった時の強さ、TVドラマでは見ることの出来ない表情が沢山見られました。

最初に書きましたが就職先の会長役の杉浦さん、被害者の息子役の吹越満さん、最近よく見かける尾上寛之君が中学時代からの相方役を演じていて、脇役陣も良かったです。(☆☆☆☆)

Angelegg○天使の卵・・・撮影時期は違うはずだけれど、重なる時は重なるものですね。市原君&沢尻さんの作品を連続気味に鑑賞しました。村山由佳さんの作品は他のものを何作か読んだことがあります。

美大志望の予備校生と年上の精神科医の愛と喪失、そして再生の物語です。「他人のことばかり考えないで、自分らしく」あろうとするために、医師の妹を含めた3人は悲しい結末を迎えるですが、ピュアな気持ちになることが出来る映画です。

この作品でもイッチーの力みは見られなかったし、沢尻さんの語り役も良かったのですが、小西真奈美さんに注目かな。普段はほんわかしている小西さんが、傷を抱えた大人の女性に見えていたから不思議でした。つかこうへい氏の舞台出身の女優さんですから、当然と言えば当然なのでしょうが。

欲を言えば、突然「極度のアレルギー体質で、拒否反応を示す薬物が・・・」というセリフが飛び出すのはズルイと思いました。医者という設定なのですから、何か伏線は準備できたのではないでしょうか?

先にメディアミックスとしてTV放映されたドラマ『天使の梯子』を触りだけ観ていました。ドラマは「一生、恨んでやる」と言ったことに罪悪感を感じて生きてきた夏姫の物語でしたが、映画では割と再生までもきっちりと描いていたので、別物として楽しむ方が良いかもしれません。(☆☆☆)

Deathnote_1○デスノート the Last name・・・前編の時にも書きましたが、原作に対する思い入れが全くないので、設定変更があったとしても分かりませんし、意見としては参考にならないかもしれません。公開3日目でしたが、立見が出るほど混雑していたのは久し振りのヒット作だねと思いました。観る前は「この手の映画で2時間20分は長いかなぁ」と思ったら、結構あっという間でした。

藤原君演じる“月”は、「悪」→記憶を無くして「善」→記憶を取り戻して「悪」と変化するのですが、その切り替えは流石に上手いですね。松山ケンイチ君が浮世離れした探偵“L”を大マジメに演じていて、大爆笑になっていましたし、戸田恵梨香さんも監禁されるアイドルという正に体当たりの演技でした。死神も惚れる・・・というのは良く分かりませんが。

さて、僕が注目したのは、大人2人でした。まず、新キャラの高田清美役の片瀬那奈さん。最初は「キャスターとして華がない」とバカにされていた新人が、本人も「脚、露出しすぎ」とギャグにしていましたが、自信をつけて徐々に華のある女性に変化していく過程を見事に表現していました。最後の方では、ドラマ「小早川・・・」で見せた、猟奇的な演技も見ることができます。

また、“月”の父親・夜神本部長役の鹿賀丈史氏ですが、TV局に突入し娘を救出したりと前編とは違った形で大活躍でした。また、“月”に対しては当然ですが、“L”に対しても父親のような眼差しを持って接していたのが印象に残りました。

ノートには色々とルールがあって、それを逆手に取った“月”の作戦も見事ですが、原作とも異なるというラストは「そう来たか」という感じで、結構納得できる仕上がりだったように思います。

先月に韓国に行った時に丁度公開していたらしく、ポスターや全面ペイントされた路線バスを至るところで見かけました。日本だけでなく、アジア全域を巻き込んで、どこまでヒットするのでしょうか。(☆☆☆☆)

|

« ラグビーW杯アジア最終予選壮行試合「日本vsオーストラリア首相XV」 | トップページ | 『ユア・マイ・サンシャイン』鑑賞(オススメ映画を紹介します) »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/83452/4077635

この記事へのトラックバック一覧です: オススメ映画を紹介します(11月・2) :

» 片瀬那奈 身長 [片瀬那奈の魅力]
世界の中心で、片瀬那奈をさけぶ。歌が上手なところ、そしてスタイリッシュなところ。雑誌界で引っ張りだこですから。美貌あふれる片瀬那奈なら当然のことですけど。雑誌で片瀬那奈を見ない日は、気分が乗りません。びっくりするくらいの美しさを感じますよね。これは見た人にしかわからないですよね。毎日が片瀬那奈曜日なんですね。片瀬那奈の画像探しをしてみました。見るとドキドキしちゃいます。いつでも片瀬那奈のことを考えてい�... [続きを読む]

受信: 2006年11月 6日 (月) 16時43分

» 芸能界情報 趣味若者 [芸能界情報 趣味若者]
巨乳がウリの芸能人達情報!! [続きを読む]

受信: 2006年11月 7日 (火) 10時41分

» 戸田恵梨香 ブログ [戸田恵梨香のこと]
キュート、そして愛らしい、戸田恵梨香を知る者はみんなそう言います。すごいですよね、特にスタイリッシュです。CMでも良く見ますもんね。美しさで戸田恵梨香の右に出るものはいないですからね。新しい戸田恵梨香のテレビ番組を見ました。戸田恵梨香のかわいさに感服です。これは見た人にしかわからないですよね。欠かさず見るべし、戸田恵梨香を。戸田恵梨香のDVDがあるから頑張れます。見つかるほどに深まる想い。本... [続きを読む]

受信: 2006年11月 7日 (火) 14時28分

» 芸能情報イロイロ [芸能情報イロイロ]
女優、アイドル、タレント、モデル、の最新情報や噂など [続きを読む]

受信: 2006年11月 7日 (火) 16時45分

« ラグビーW杯アジア最終予選壮行試合「日本vsオーストラリア首相XV」 | トップページ | 『ユア・マイ・サンシャイン』鑑賞(オススメ映画を紹介します) »