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『夜のピクニック』鑑賞(オススメ映画を紹介します)

この秋の映画ラインナップは良いのが多いですね。これも青春ど真ん中と言う感じで、スゴク良かったです。

Yorupic1全校生徒が24時間かけて80kmの道のりを歩く「歩行祭」。打ち明け話に花を咲かせたり、意中の相手に告白したり、思い思いに一夜を過ごす伝統行事。今年で最後の歩行祭を迎える3年生の貴子は、一度も話したことがないクラスメイトの融に話しかけることを賭けていた。

僕の通っていた高校は都立高校でしたが、校舎改築で毎年実施していたマラソン大会が実施できず、山手線一周ハイキングというのをしたことがあります。大学に入ってからもサークル行事で24時間かけて、寄り道しながら山手線を一周する企画に4年間続けて参加しました。山手線は一周しても35km位ですので、物語の半分位ですが、スタートした時は元気でも、夜明けを過ぎると寡黙になり、黙々と歩くしかないことは良く知っています。疲れるのだけど、そんなバカバカしいことが出来るのも、その時だけで、夜通し語られるくだらないオシャベリも、明け方の芝公園で歌った歌も覚えていたりするものです。

貴子と融は、実は異母兄妹なのだけど、親友にさえ言っていない。クラスメイトは、両想いなのに告白のタイミングを失ってしまった真面目なカップルと勘違いしており、歩行祭の間にくっつけようとお節介を焼いている。そこに体育会キラーのプレイガールとNYに転校した親友の弟がアメリカから来日して絡んでくる。

主人公の貴子を演じた田部さんって、去年「HINOKIO」とかに出ていて、もう少し幼い印象を持っていたのだけど、高校生なのですね。前半の言いたいことを言えない大人しい優等生から、融の話しかけるまでのぎこちなさ、ラストの清々しい笑顔、役柄にピッタリでした。

Yorupic2それから、もう一人の主役の石田卓也君も良かったです。偶然なのですが、『蝉しぐれ』、『ラフ』、それからアニメ版の『時かけ』と出演作を観続けており、一作一作、期待できる役者になってきたと思います。大人になろうとして無理している子供っぽさというか、チョット屈折した感じも、異母妹に対するぎこちなさも、最後の笑顔も良かったです。彼も雑誌『Junonボーイ』出身なのですか?侮れませんね。

助演の方はと言いますと、NYに転校した親友役の加藤ローサさんは短い登場シーンながら会話の中には常に登場し、非常に印象的でした。華のある女優さんになってきましたね。

お笑い部門担当(?)の柄本佑君、貫地谷しほりさんもそれ以上やるとやり過ぎって所で上手くセーブされていたと思いますし、物語を引っかき回しつつ、実は姉の思惑通りに動いただけの弟役の『ラストサムライ』池松壮亮君も良かったです。

次代を担う若き名優たちの今後に期待しましょう。(☆☆☆☆☆)

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受信: 2006年10月15日 (日) 16時31分

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